整体院フィジカル・Laboマイオ(筋肉)チューニング(整える)アプローチでの筋肉由来の不調の原因を改善します。

健康増進に役立つ情報・お知らせ・その他いろいろ更新していきます。
ご質問にもお答えします。

【マイオチューニングアプローチ】後頭下筋群【筋触察】

2018年06月28日 | 靴のフィッティング
【マイオチューニングアプローチ】後頭下筋群【筋触察】



後頭下筋群(大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋)の触診方法です。

動画では髪の毛があってマーキングはしていませんが、
表皮に書くとするとこのようなラインになります。

 

左から順に小後頭直筋・大後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋です。

   


画像では意外と縦に長い上下方向の走行ですが、
実際に触診すると頸椎ではなく後頭骨に押し付けるように圧迫しないと刺激することができません。

働きも頭頚部の運動に関わる筋です。

また肩で言うと棘上筋のような働き方をする筋肉なので、
後頭骨を頸椎に対して下方に引き付けるというよりは、前下方に引き付けて表層の筋肉が働きやすくします。



私が使用しているアプリには神経と血管の走行などが省略されているものがあるので、細かいところは省略しますが



大後頭神経などはこの後頭下筋群を影響をとても受けやすい神経です。
そして、このあたりを倉庫洲r神経は、ほぼ感覚神経なので、頭部の異常感覚(偏頭痛やめまいなど)に直接的に影響します。


画像所見(MRIやレントゲン)などの検査結果に問題の無い方で、原因のよく分からない偏頭痛がある場合は、真っ先に疑う筋肉です。

最近だを「スマホ頚」なんて言われるストレートネックの方も多いですね。
あなたの偏頭痛や目の疲れの原因はこの辺にあるかもしれません。


7月の講習会には所用で参加出来合いので、次回動画を上げるのは8月末か9月上旬の予定です。

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【マイオチューニングアプローチ】梨状筋の触察

2018年06月25日 | 靴のフィッティング
6/24に私が所属している日本マイオチューニングアプローチ学会の筋触察日曜会に参加してきました。


今回は「梨状筋」の触診のデモンストレーションを担当しました。
ちょっと撮影者と息が合っていないのは見逃してください(><)


【梨状筋】とは
数個の筋尖で仙骨の前面、前仙骨孔の外側および坐骨の大坐骨切痕の縁から起こり、大坐骨孔を通って大転子先端の内側面で終わる
上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、大腿方形筋はあわせて深層外旋六筋あるいは6外旋筋と呼ばれる。
いずれも骨盤帯に付着しており、股関節を外旋させる。

【マイオチューニングアプローチ】梨状筋の触察



動画の後半でも触れていますが、坐骨神経というのは一般的に梨状筋を上双子筋のすき間を走行しているとされています。
ただ、この走行の方は全体の7割程度
残り3割の方は、
・中殿筋と梨状筋のすき間
・梨状筋の上下から2股に分かれて出てくる
・梨状筋に筋内を通過する
という方がいらっしゃるようです。

全体の3割り近くの方は「生まれつき坐骨神経が圧迫されやすい」ということです。
この筋肉を柔軟に保つことは非常に大切です。



ただ、臨床的にはこの触り方で刺激できているとされている梨状筋ですが、
エコーで調べると、この方法で刺激しても梨状筋は動かないそうです。
実際に刺激されているのは大殿筋の深部の繊維とのことです。

ただ、この刺激方法で運動をしていくと、梨状筋の動きが徐々に出てくるようなので、臨床上この方法で問題ないようです。


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靴のアッパーの形状と足の形

2018年05月31日 | 靴のフィッティング
前回はサイズ選びと爪先、踵の形状についてでしたが
今回は足の甲の部分「アッパー」と呼ばれるところの形状についてです。

ここの締め方次第で、そんなに足の形に合わせてもフィット感が得られません。
場合によっては膝に負担がかかりますので、チェックしてみてください。


まずは足の甲の形をチェック

 


立体感がなくて分かり難いのですが、
正常であれば、各断面での位置を頂点として青線の様な曲線を描きます。
中央付近の頂点の位置は人によって若干異なりますが、この解剖モデルの足はこんな感じです。


扁平足や凸足などの変形がある方はちょっと話が変わってきますので、この辺の話はまた別の回で。


チョット雑な分け方ですが、アッパーの形状は前足部(中足骨)と中足部(足根骨)の部分に分けられます。

足の前方部分は親指が高くて(前足部)
中央付近では中央部が高くなり(中側部の遠位)
足関節の直近はまた親指側が高い(中側部の近位)


という構造になっています。


そして、靴の構造がどうなっているかというと。

この2パターンのものが多い様です。
 

分かりやすい写真が用意できなかったのですが
左は中央が全部高い
右は親指側が全部高い

という感じです。


どっちが足にフィットするか?という話ではなく
どちらもどこかしら足の甲の形状とは違うということです。


まず中央が高いタイプで締めると
 

赤い部分が外下方向に圧迫されます。

前方は足を外側に倒そうという力も加わるので、下腿が外側に倒れる(膝が開く)力が加わります
足関節の直筋部は筋肉の腱があるので、ここに当たる位、締めている方はあまりいないと思いますが、ここを締め付けてしまうと膝が外側に持っていかれるだけではなく、足関節の動きにも影響します。ただ、緩いと脱げやすくなります。


親指側が高い場合です。



オレンジの中央部が内側下方に圧迫される
またはその近位の高さに合わせて締めるので若干緩くなる

内側に矯正されるか、内側の固定性が低下するので、膝が内側に入るという影響が出やすくなります。


自転車競技をやられている方はに、
このような靴の影響で膝の動揺が起きている場合があります。

これを無理やりヴィンディングの調節やペダリングで修正してしまうと
膝に捻じる力が慢性的にかかってしまうので、故障の原因になってしまいます。



写真はBOAのものだけですが、前足部の形状は比較的合わせやすいのですが、中側部の形状を再現している靴を見つけたことがありません。
マジックテープやラチェットも、紐靴でも穴の形状と靴の形状次第では同様です。


調節する部位が多い程、フィット感は得やすくなるので1か所しかないものよりは数が多いもの
簿自身の足の形に近いもの
買った後にご自身の足の形にチョット修正
(厚めの靴下?)

という方法で調整は可能です。


最初に書いた「靴の形に締まる」という意味がお分かりいただけ他でしょうか?
長く履いていると靴自体の形が、ご自身の足の形に馴染んでくることもありますが、競技レベルで使用する場合はあまりお勧めできません。
膝にかかる負担など、場合によっては痛みや変な癖につながる位の力が加わります。


特にアッパーの形状と締め方は
足底面をついた時(力が加わった時)の足関節の前後と側方の安定性に大きく関わるので
インソールでの調整を同じくらい重要です。


次回はインソールとアウトソールの予定です。


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市販されている靴の悲しい現実

2018年05月21日 | 靴のフィッティング
前回足のサイズの測り方と形状について書きましたので、今度は実際に販売されている靴について。因みに世の中の過半数には関係ない話です。


私の靴のサイズを書いた時に少し書きましたが、「私の足に合う靴ってあんまりお店に売ってない」という点です。


一般的に店頭で売られているサイズ(男性)はこんな感じです。



それ以外のサイズを探すのは結構大変です。日本人の平均はこの辺りという事なんでしょう。商売ですから売れないサイズは作ってくれないですね。

私はギリギリ引っかかってます。
右左別々に購入出来ることを切に願いますが、、、


2Eが「普通」とお店に掲げられていますので、2Eの方が一番多いと思っていました。

足に合った靴を進めるようになって、当然、色々な方の足のサイズを測り始めたわけですが、小柄な方だと男性だと23.0cm前後女性だと21cm前後が非結構いらっしゃいます。wizeもD位の方が非常に多く、女性だとA以下という方がかなりいらっしゃいました。

体感ですが、このあたりのサイズ(男性)の方が多かったです。


整形外科で足や腰に痛みのある方が多かったので、対象が特殊だったかな?と思ったのですが、ネットみると同じようなことを書いてる方が何人かいましたので、店頭で売られているサイズよりも、もっと小さくて細い足の方が巷には溢れているんだとおもいます。



ちょっと話はそれますが、靴の歴史を調べると結構面白いです

日本の靴の記念日:1870年(明治3年)3月15日千葉県佐倉の藩士西村勝三が大村益次郎から奨められ、日本で始めての西洋式の靴の工場を築地の入船町に創設した日

結構最近ですね。
まぁ、日本の靴は11世紀ごろに今と同じか分かりませんが「足袋」が出てきて、「地下足袋」というのは日本独自だそうです。

で意外とびっくりなのが
現在一般的に履かれている靴の原型が出来上がったのは20世紀に入ってからということです
「サルヴァトーレ・フェラガモ」という方が解剖学を取り入れて開発したそうです。
それ以前は左右の概念もない時代もあったとか。

日本と海外で現代の靴の歴史ほとんど差はないようです。
ただ、左右同じ型の足袋とかありえないですから、解剖学まで考えて作成していた歴史は日本の方が長いのかも?


現在海外からは、日本の靴の文化は遅れていると言われています。
理由は日本の家の中では靴を脱ぐという文化でしょう。
寝る時以外「靴を履いている欧米人」と「外出の時しか履かない日本人」ではとらえ方は変わってしまいますよね。

四六時中履いている靴が合わなかったら、トンデモもないストレスなので、サイズ選びやフィッティングに関する知識の発展も早くなりますね。
欧米は靴の選び方、靴紐の結び方が生活に馴染んでいます。
「靴紐をちゃんと結べないと小学生になれないよ」と言うのが普通だそうです。


日本ではどっちかというと「脱ぎ履きのしやすさ」というのを靴選びのポイントにしている方が多いですね。
「スリップオン」とか
「紐靴だけど、脱ぎ履きの時でもひもは締めっぱなし」とか、、、

まぁ、運動靴でこれやる人はいないと思いますけど、、、、

靴を脱ぐという習慣があって、高校生ぐらいまでは靴を履いている時間って結構短いですよね。
上履きに履き替えますし。

なので締め付けられるピッタリした靴というのは敬遠されるのかな?と


そもそも正しい靴の履き方とか選び方って習ったことある人殆どいないのではないでしょうか?
本当はヨーロッパの様に親が教えるべきなんでしょうが、私も含めそれ自体を知らない人がほとんどです。
今思えば、学生時代のバスケで膝をしょっちゅう痛めたのは「見栄を張って大きい靴を履いていたからかも?」と思う今日この頃、、、、

学校とかの授業で「自転車の乗り方教室」みたいに「靴の履き方、選び方教室」ってのをやるのが手っ取り早いと思いますが、、、
その辺は足と靴の健康協議会の方に頑張ってもらいましょう。


話を戻します。

メーカーでは大規模に調査してると思うのですが、一般的に「ゆったり大きめの靴を選ぶ」と言う考えの方が多いので、小さいくD未満の靴を作っても不良在庫になってしまうから、少ししか作らないということが起こっているんだと思います。

平均身長が伸びたので大きなサイズは最近たくさん出て来ましたよね。
20年前はなかったですが、30cmなんてのも結構売ってますし。

困るのは小さい方に外れた人です。
どうしようもないかというと、1つ方法があるにはあります。

男性だと女性用!女性だと子供用て靴を探す

スポーツ用やスニーカーでしか使えない方法なのですが。デザインさえクリア出来れば、靴の機能としては同じなので問題ありません。ただWIZEが若干違うので、女性用、子供用のサイズ表で確かめてください。
小柄な男性ならレディースシューズの方が足に合った靴が見つかる可能性が高いです。
小柄な女性がジュニアシューズで見つけるのは中々難しいかもしれませんが、、、

運動用の靴を探す際はメンズ、レディースというのは拘らずに選らんでいただくといいと思います。

最近多い、背の高くてスリムな女性とかだと、25.0cmでAAなんて人が結構いるんですよ、、、、どうすれば良いのでしょう?
たまにネットでA.B見かけるんですが、履いて確かめてみないと怖いですしね。

色々試してみているんですが、AAサイズの方をDでピッタリというのが、形状を選んでインソールで調整してもある程度はフィットするのですが、「後ちょっと何かないかな?」というところで限界を迎えてしまいます。


靴のサイズ選びと正しい履き方が浸透していけば、売られるサイズ帯は変わってくれるんですかねー、、、、、


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足のサイズと測り方

2018年05月17日 | 靴のフィッティング
以前も少し書きましたが、もう一を足のサイズと計り方について書きたいと思います。

ネットを調べると沢山出てきて分からなくなりそうですが、
私のお勧めとしては、「足と歩きの健康協議会」というところが分かりやすいかなと思います。

シューフィッターといって、簡単に言うと「あなたの足に最も合った靴を選んでくれる人」を養成しています。
シューフィッターさんのいらっしゃるショップに行ってみるのもいい方法だと思います。


先ずは足のサイスです

男性用


女性用


子供用(チョット切れてしまいました、リンク先に全部乗ってますので参照ください)



ということで測定する場所は
「足長」「足囲」「足幅」



測定の仕方ですが、非荷重位(座って)と荷重位(立って)の二通り測定します。

ご参考までに私の足のサイズです(単位:mm)。

右足(非荷重/荷重)
足長:246/247
足囲:237/238
足幅:94/94

左足
足長:253/253
足囲:238/239
足幅:95/96

当然これにピッタリの既製品の靴はありません。
販売のサイズに合わせるには、四捨五入のように「2捨3入/7捨8入」します。
右は247なの「245」、右は253なので「255」、足囲と足幅は切り上げています。


私の足は、足幅に比べて足囲のサイズが大きいので、若干平らな足という感じです。
しばらく測ってなかったのですが、20代のころはこの差がほとんどなかったので若干つぶれてきたみたいですね。
昔はブカブカだったDサイズが最近丁度良くなった理由が分かりました(汗)


ということで、お気づきの方も多いと思いますが、サイズ表記で行くと私は左右で違うサイズの靴を買わなくてはなりません。
残念ながら左右別々に売ってくれないんですよね、、、、、


因みに私は靴の勉強を始める前は、大きい方に合わせて靴を選んでいました。
ただ、この方法はフィット感という観点から行くと間違いの様です。

「小さい方の足に合わせてから、大きい方が許容できる範囲までサイズを上げていく」
という方が正しいサイズが選べるようです。

というわけで、私の選び方としては

24.5cm:C → D → E
 →25.0cm:B → C → D
  →25.5cm:B → C → D


という感じで試していきます。
ただ、Dからしか売っていないショップが殆どですね。
(駅前の靴屋を探し回ってCを1種類だけ見つけました)
  
結果として25.0ではどうしても左足が痛くなってしまうので、25.5cmを選んでいます。
(セールで探していて売り切れてるときは26.0cmを買って調整しています)


そして、私の足は座った状態でも立った状態でも足の大きさがほぼ変わりません。
この場合は特に問題ないのですが、最近は「こんにゃく足」と呼ばれる、体重をかけると大きくなってしまう方が多いようです。


私が測った中で一番差が大きかった方は、足長で2サイズ、WIZEで3サイズ大きくなった方がいました。
知り合いのシューフィッターの方に聞いたらそれ以上の方もいるようです。


このタイプの方は「非荷重位で選ぶとキツイけど、荷重位で選ぶと緩い」という困った状態になってしまいます。
散歩や普段使いの靴であれば足踏み、運動用の靴であればその場でジャンプしてみながら、小さいサイズから徐々に大きくしていくとちょうどいいサイズを見つけやすいと思います。

マラソンのように長時間走る競技、バスケットボール、テニスのように切り返しが多いスポーツをやられている方は、場合によっては非荷重位のサイズで切り捨てたサイズ、またはそれより1サイズ小さいものから試してみた方がいい場合もあります。


私の足の話はこの辺にして、私が今までお会いした型の足のサイズについてです。
ます、計ったことがないという方が9割!!
思い込みで「私のサイズはこれくらい」と履き続けている方が殆どです。

「子供のころにつま先を圧してみてチョット余る靴」
なんて私は言われましたが、そのまま選ぶと確実に大きい靴を選んでしまいます。

そして、気に入ったデザインの靴を選んで履いてみてよさそうならって感じですね。


靴のサイズというのは同じデザインの靴は足長は5mm、10mm刻みで沢山あるのですが、WIZEはデザインによって決まっている
という現状があります。

どんなに気に入ったデザインの靴でも、あなたの足には合わないという残念な結果になってしまいます。
順番としては、サイズを選んでからデザインを選ぶとなってしまいますね。


ただ、あくまで測定結果は数値なので、この結果をもとに実際にはいてみるしかないですね。


ここからは測らないでもある程度合わせる方法と、WIZEのサイズ表記がない靴の選び方です。

サイズが分かっている場合は、間違いないのは店員さんを呼んでください。

こう質問しましょう
「私の足は〇〇㎝でWIZEが●なのですが、今サイズの靴はどれですか?」

殆どの場合
「これとこれがそうですよ」
と教えてくれます。

まれにアルバイトとかで分からない方もいますが、すぐに詳しい方を呼んでくれます。
そこから、ちょっときつければ1つ大きいサイズを頼んでみましょう。



次の方法はできる場合が限られてしまうのですが、靴の中敷きを抜き取ってみましょう
そもそも一体型のものや、のり付けされているものもあるので出来ない場合は結構多いのですが、
店員さんに確認しても、外せるタイプであればダメといわれたことはないので大丈夫だと思います。


中敷きの上に踵を合わせて載せた時に、中敷きの一番広い部分と、足囲を計った部分が一致するものというのを目安にするといいと思います。
その時のつま先の余り具合なんですが、これは正直何とも言えません。
メーカーや靴のデザインによっては「捨て寸」といって爪先部分が長めにとってあるものと、そうではないものがあります。
あまり大きく空くものは避けた方がいいでしょう。

そしてこの時に注意していただきたいのが、「あなたのつま先はどんな形?」ということです。



日本人はこの3タイプが多いようです。
因みに私はギリシャ型まではいかないのですが、エジプト型よりもちょっと人差し指が長い中間のような感じです。

靴によって若干爪先の形状が違うので、自分の足と購入を検討している靴のつま先の形状を見比べてみてください。


ちょっと脱線しますが、サイズの分かっている靴でも中敷きが外れるようなら試してみてください。
酷いメーカーになると例えは24.0と24.5の中敷きが同じだったなんてことがありました。

そして、この前インソールを作成しているときに実際にあったのですが、
外した中敷きに合わせて作成したのにどうしても合わないので確かめたら、入っていた中敷きが靴よりもハーフサイズ小さかったということがありました。
元々なのか、制作過程のミスなのかは分かりません。

疑いたくはありませんが、そんなこともあるというのを頭の片隅に置いておくといいかもしれません。


因みに中敷きなんですが、ほとんどの場合WIZEが変わっても中敷きは一緒です。
コスト的な問題だとは思うのですが、WIZEの違いは、アッパーと呼ばれる上の部分の量で変わります。

中敷きでサイズを確かめてみて、
紐靴であれば一番爪先よりのところを締めた時に、しわが寄るようであれば大きいかなと思ってください。


そして靴の形状でもう一つ
「踵はどんな形ですか?」ということです。



厳密には丸みのある踵の方の場合、丸みの頂点が踵の中央付近の型と、少し下寄りの方がいるようです。


ちょっと長くなってしまいましたが、
靴選びのポイントとして、「足長」「足囲」「足幅」「爪先の形状」「踵の形状」というのは押さえておくと選びやすくなります。


(本当はもう一つ「ウエスト」ってのがあるんですが念のため簡単に)


この部分を足囲のようにぐるっと測ったサイズです。

腰のところのウエストと一緒で「足のくびれ」だと思ってください。
靴によっては足囲とウエストがほとんど同じもの、逆にこの部分を絞ってあるものがあります。

私のウエストは右(230)左(233)と若干細めです。
ここの形状が合う靴を見つけられたら、非常にうれしいですね。


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オーダーメイドインソール始めます

2018年05月13日 | 靴のフィッティング
Faacebookでは書きましたが、当院でもオーダーメイドインソールの作成を開始いたします。

前回書いたように、インソールにはいろいろな種類があります。
市販のものや、型を取って作成するインソールは、個人的にはあまりお勧めできません。

インソールの流派(?)のようなものも色々ありますが、名前路書くのは色々問題なので割愛させていただきます。


当院のインソールの作成方法は
「歩き方などの体の使い方」に合わせて作成いたします。


体の使い方の癖は人それそれです。
既製品のインソールがピタッと会う方もまれにいますが、逆効果になってしまうことも多々あります。


当院では、靴のフィッティングから行いますので、場合によってはインソールの作成をお断りする場合もあります。
サイズの合わない靴では、せっかくインソールを作っても効果が半減してしまいます。


制作の流れを艱難に説明します

①都の部位を〇mmにするか、テーピングをパッドを用いて評価

②心材に中敷きの型とアーチのサポートとなる素材のマーキング


③心材の削り




④作成したインソールを靴に入れて動きのチェック

⑤完成


という流れになります。
時間は2時間半程度と多少時間がかかりますので、余裕をもってお越しください。


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靴の減り方で分かる体の歪み④~インソール~

2018年05月01日 | 靴のフィッティング
歩き方を守勢するのに最も手軽な方法として
インソールを靴に入れる
というものがあります。


インソールと一言で言っても、ものすごくたくさん種類があるので
代表的なものを紹介したいと思います。


①市販品(値段も質もピンからキリまで

フリーサーズで自分のサイズに切るタイプから、スポーツ用のチョット厚めのものまで色々あります。

市販品のものは大きく分けると2種類あります
・クッション性のある素材で、中敷き自体には凹凸の無いもの
・足のアーチの形に合わせて凹凸がつけてあるもの(スポーツ用はこちらのタイプが多いですね)


まず足のアーチについてですが

こんな感じで
縦(内側・外側)、横の3本のアーチで足にかかる力を分散しています。

市販品のインソールのイメージはこんな感じです

3方向のアーチをサポートしてあげて、足にかかる負担を軽減しましょう。

これで合う方も中にはいます
ただ、以前書いたように「靴のサイズあってますか?」という問題があります。

せっかく中敷きを買ってもサイズが間違っていると、アーチも大きな方の足に合わせて作ってありますので逆に足が痛くなるかもしれません。



②型をとる(熱整形など)





「あなたの足の形にぴったり合った中敷きフィット感抜群」
てきなうたい文句のものが多いですね。

これは、あなたの足に何も問題がないならお勧めします。
靴とのフィット感が重要なスポーツなどでは重宝すると思います。

ただ、何かしらトラブルを抱えている方には、あまりお勧めできません。
理由は「あなたの悪い癖もきれいにプリントされて、悪い癖や動きがもっとうまくなる」という可能性があります。


③パッドどで部位ごとに高さを調節


ここから一気に専門的な知識と技術が必要になります
パッドを張るだけなので、比較的短時間で作成できます。
これはほぼ作る方の腕次第という感じですが、あなたの動きに合わせて作成してくれるので、劇的に変わる場合もあります。



当院でも今月半ば~6月にかけてオーダーメイドインソールの作成を開始予定で進めています。
3のタイプよりさらに細かく評価、作成を行う予定です。
ご質問がある方は気軽にお問合せください。

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靴底の減り方で分かる体の歪み③~外側・内側が減る~

2018年04月10日 | 靴のフィッティング
外側が減るタイプと内側が減るタイプをまとめて解説します。


解説の前に膝の変形と一緒に考えると分かりやすいので、膝の変形の話を少しだけ
正面から見ると分かる変形は結構有名ですね


他にも色々ありますが、横から見ると分かる変形もあります



では靴底の減り方との関連を解説していきます
まずは外側が減るタイプから


・膝の変形で言うと「O脚」になっている
・踵の外側が減るのは正常なのですが、それが度起こしている
・親指に体重が乗らない
・歩くときに、腰が外側に逃げる

などなど


次は内側が減るタイプ



・膝の変形でいうと「X脚」(XO脚)になっている
・内股で踵の付き方からすでに可笑しい
・偏平足になっていて土踏まずに体重がかかっている
・親指だけに荷重がかかっていて、ほかの指が働いていない
・歩くときに、膝が内側に崩れて頭が外側に揺れる

などなど


前回の解説で漏れてしまったので、踵・真ん中が減るタイプ
 

・膝の変形でいうと「反張膝」になっている
・歩く時に片足に体重が乗った時に、膝を突っ張って骨で支えている
・膝周り、足の指の筋力低下

などなど


改善方法は

O脚は足の趾と膝周り・X脚は骨盤周りから下肢全体
ストレッチと筋力強化が重要です


前回「靴の選び方が重要です」という話をしたと思います
まずそれをやった後の話にはなりますが

インソール

という手段もとても効率的です


ただこれには落とし穴が非常に多いので、次回はインソールについて解説したいともいます。



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靴底の減り方で分かる体の歪み②~真ん中が減る~

2018年04月09日 | 靴のフィッティング
前回は大まかな話でしたが、ここからは個別に原因と対策を解説していきます。
まずは一番多いでタイプの「真ん中が減るタイプ」の解説です。


このタイプは
体に大きなゆがみは起きていない
または
比較的対処のし易い初期症状
といった感じです。

一番わかりやすい症状はこの「浮指」です


ネットにあったイラストなのでかなり大げさに書いてありますが
簡単に言うと「爪先に体重が乗っていない」状態です。

元々、普通に立っている状態では爪先は地面に接しているだけで、体重がかかっていないのが正常です。
ただ前かがみになるなど、重心が前方に移動したときに体を支えるためには非常に重要です
特に「歩く」時に蹴りだしの時に爪先に体重がかかり難くなるので、膝や足、腰にかかる負担が非常に大きくなります。

これが酷くなっていくと
「開帳足」「扁平族」「外反母趾」「内反小趾」といった変形の原因になりやすく

また、内側が減るタイプや外側が減るタイプといった、より重症なタイプに移行していきます。



このタイプになってしまう原因は色々ありますが
一番の原因はとってもシンプルです。

ずばり「靴が合っていない」これに尽きます。

大きすぎる

前回ものせた足のサイズ、そもそも自分のサイズを知らない方の方が多いですね
私が今まで担当された肩ですと、平均で1.5~2.0㎝ほど大きい靴を履いている方が6割以上といった感じです。

横幅(wize)は是非一度計ってみてください
靴を選ぶ時のポイントは、中敷きを外してみるのが一番分かりやすいです。

「踵」をしっかり合わせた状態で、「足幅と中敷きの一番幅の広い場所が合う」かどうかを確かめてください。

爪先の余りはできれば5mm以下が望ましいですが、メーカーによっては「捨て寸」といって、爪先部分が長めにとってある場合もあります。
酷いメーカーだと、中敷きの大きさと靴のサイズの表記が合っていない場合もあります。

「履いて爪先を圧してみる」という合わせ方は、基本的に相当大きい靴を選んでしまう原因になるのでお勧めできません。


脱げ易い靴
 ・スリッパやクロックス
 ・マジックや紐のない靴
 ・女性が良く履く「パンプス」「ハイヒール」といった浅い靴
 ・紐靴だけどひもを締めたままでも、簡単に脱ぎ履き出来る


紐靴をしっかり履くのが面倒な気持ちは私もよく分かります。
ただ長時間歩く、立つといったことが必要な方は、朝のちょっとした手間(精々1~2分)を惜しまないだけで、足の疲れを軽減できます。

そもそも一回靴を履いたら、帰ってくるまで脱がない方が殆どですよね?
靴は外出中の10時間以上、足を守ってくれる大切な道具です。
「今日も1日よろしく」と思いながら出かける前に足に合ったサイズの靴をしっかりと履くだけで、今までと同じ生活でも違いを実感できます。



浮指撃退トレーニング「足の指を動かしましょう」
これだけです!

タオルを手繰り寄せましょう


足の指でジャンケンポン



テ-ピングやサポーター、加圧ソックスなどなど色々グッズは、靴を履かない家の中でなら効果的です。
どちらかというと、ほとんど外出しない方向けです

そもそも、靴のサイズが合っていないと効果が半減します
そして、サイスの合う紐靴の靴紐をシッカリと締めれば、必要ない場合はほとんどです。
毎日サポーターやテーピングをするのと、サイズの合った靴をしっかり履く
どっちが楽かは考えるまでもありませんね


まずは靴のサイズを見直して、足の指の運動をしてみましょう

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靴底の減り方で分かる体の歪み

2018年04月05日 | 靴のフィッティング
先日TVで靴底の減り方で分かる体の歪みやという内容が取り上げられていたので
私の方からも解説させていただきます


減り方の解説の前に
「歩き時、足の裏では重心がどのように動いているのか」
ということの解説です





重心はこのように動きます。
基本的に爪先は真正面よりも10~15°程度外側を向いているのが正常です。


そのことから、踵は若干外側から付くことになります。

足の裏を突いて、体重がかかっていくときは
先ずは小指の付け根の方に向かって重心が移動していき
体重が完全に片足に乗ったタイミングでは母指球(親指の付け根)の辺りに最も体重が乗ります


最後に踵が離れ、爪先(親指)に体重が乗って、蹴りだす様に爪先が離れていきます


この様な動き方をすると

この様に靴底が減っていきます。


ここから先は悪い減り方です

踵だけ減る

猫背で前方への体重移動ができていないことが考えられます
腰回りの筋力が落ちていそうですね


真ん中が減る

指先が使えていません
「浮指」「横アーチの低下」「外反母趾」「内反小趾」「反張膝」などの症状が出ている可能性があります


外側が減る

親指側に重心移動が起きていません
「O脚」「腰が左右に揺れる」などの症状があります
膝内側や腰の痛みが伴う場合があります


内側が減る

踵を突くタイミングから爪先が内側を向いてしまっています
いわゆる「内股」です
「Ⅹ脚」「股関節周囲の筋力低下」などが考えられます



肩だの歪みが原因でこのようになってしまっていることが多いのですが
そもそも靴があっていない
ということが1番の原因ということも考えられます

足のサイズはかり方は「足長・足幅・足囲」の3つです


この3つを計ったら、下の票に当てはめてみましょう




ストレッチや筋トレ、熱き肩を気を付けるのも大切ですが
靴があっていないとせっかくの努力が水の泡になります

足元を一度気にしてみてください
次回はサイズ以外の靴の選び方を解説します。


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