理学整体院フィジカル・Labo マイオ(筋肉)チューニング(整える)アプローチでの筋肉由来の不調の原因を改善します。

健康増進に役立つ情報・お知らせ・その他いろいろ更新していきます。
ご質問にもお答えします。

腰部脊柱管狭窄症②

2018年10月14日 | 腰痛
ちょっと間が空いてしまって申し訳ありません。

前回に引きつづき、
先ずは腰部脊柱管狭窄症の手術とする場合としない場合の違いを軽く触れてから
リハビリの話をしていこうと思ます。


艱難にまとめるなら
「骨や靭帯、椎間板などの不可逆的な変形が、神経の通り道を逃げ場がないほどふさいでいる」
というのが手術の適応です。


余談ですが
「歪み」と「変形」は別物です。

「歪み」
姿勢や筋肉のバランスなどで、骨が本体あるべきバランスからズレている状態です。
これは。正しい運動やストレッチなので「元も戻す」ことが可能です

「変形」
骨であれば「つぶれる」「骨棘ができる」、靭帯であれば「骨化する」「肥厚する」した状態
これは元には戻りません。
直す手段があるとすれば、今の段階では外科的な手術のみだと思って間違いありません。

もし、この「変形した状態」を「元道りに治します」という治療院や施術がいたとしたら
それあ「超能力者」か「詐欺師」のどちらかです。


手述の適応となるのは、もちろん「変形」している方なんですが
変形=手術というわけでもありません


問題なのはその変形が
「脊柱管という神経の通り道をどの位ふさいでいますか?」
ということです。


人間の体は何かあった時のために、かなり余裕を持った構造をしています。
脊柱管の中をすき間なく神経が通っているわけではなく、結構すき間が沢山あります。
多少変形して狭くなったとしても「神経の通り道は十分ありますよ」ということも良くあります。

この余裕がない場合は、主治医から手術を進められる場合があると思います。
昔は「全部手述」という事もありましたが、
今は勧められるという事は「手術で治る可能性がある」という事ですし
昔ほど入院期間もかからず、術後の経過もいいので、医師とよく相談することをお勧めします。



手述の仕方は色々ありますが、
どんな手術にしろ、一定期間背骨を動かせないというのは一緒です

手述の方法の1例です。

骨棘や靭帯の肥厚、骨化を除去して、人口の椎間板を入れてズレない様に固定していますね。



リハビリは「背骨を動かさないように、いかに筋肉を動かして維持、強化するか」という事です。
等尺性運動(アイソメトリックトレーニング)という方法ですが
これはご自分でやるのは、色々と危ないので医師の指示と専門家の指導を受けながら行ってください。



手術の適応とならない場合
私は病院勤務で術後の方をずっと相手にしてきましたが、普通はこっちの方が圧倒的に多いです。


よくあるパターンとして
・変形はあるけど神経の通り道はある
・姿勢がわるい(猫背)
・背骨、骨盤が歪んていると言われた
・体幹の筋力が低下している

などなど


レントゲンやMRI画像で問題はあるけど、あなたの腰痛や痺れとは関係ありませんよ
という状態です。

変形や歪みで一時的に狭窄が原因のしびれや痛みといった症状が出たとしても
本来であれば神経が余裕のある場所を通る様になって、症状は改善します。

ただ、その時に変な癖がついてしまうと
変な癖がついて「骨格歪む」や「筋肉硬くなる」といった理由で、前回書いたような神経が圧迫されて
いわゆる「坐骨神経痛」や「梨状筋症候群」といった診断名がついてしまいます。


改善方法はとてもシンプルです。
体の歪みと筋肉の問題も適切な運動方法を覚えれば、驚くほど簡単に解決します。

ただ、「放っておく」「自己流で無理をする」という事をすると
「変形」が進行して「脊柱管の余裕の幅以上」になってしまう場合があるので
早めに対処してください。


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腰部脊柱管狭窄症

2018年09月11日 | 腰痛
腰痛と一言で言っても色々な診断名があります。
今回は「腰部脊柱管狭窄症」について、解説していきます。


“腰部脊柱管狭窄症”“画像”と検索するとこのようなイラストやMRI画像がHITします。




>腰部脊柱管狭窄症とは

脊柱管と呼ばれる脊髄神経の通り道が色々な理由で狭くなってしまい、
脊髄神経が圧迫されて
様々な症状がでる状態です。


これによって
脊髄が圧迫されているものを「脊髄症」
席通関から外に出ていくところ(脊柱管)で圧迫されるものを「神経根症」

といいます


圧迫されてしまう場所や理由は様々ですが
すごく極端なことを言ってしまえば、椎間板ヘルニアも脊柱管の狭窄症状の原因の一つです。
他には骨や靭帯の変形のありますので、凶作の原因によって、対応は変わります。



私は理学療法士なので、診断ができるわけではありませんが、1つとても大切な事があります。

それは
あなたのその「痛み」「しびれ」と正作している部位は一致していますか?
ということです。


各神経には支配領域というものがあります。



「C」は頸椎
「Th」は胸椎
「L」が腰椎
「S」は仙椎

数字は上から何番目かを表しています。


「L4」だと「腰椎の4番目と5番目の間から出ている神経ですよ」といった感じで、第4腰椎の下から出ている神経ともいえます。
(頸椎だけ例外で、C1は頭蓋骨と頸椎の一番目の間から出ている神経なので、数字の椎骨の上から出てきます)


ただ、この通りに綺麗に出ているわけではなく、万が一切れてしまった時のための保険があります。
「神経叢」という網の目のような構造で1つの道がだめになっても、他の経路から合流しているものがあります。




背骨がから出てきた神経が、青く色分けしたとこでこんな感じに合流して、この先でさらに分岐します。



チョット前置きが長くなりましたが、
「画像所見ではL1に狭窄症状があけどシビレは足の小指にある」という方がかなりの割合でいらっしゃいます。
この場合は狭窄しびれに因果関係がない」ということも十分に考えられます。


もし手術をお考えの方で、このあたりの説明を担当医からされていない場合は、確認することをお勧めします。


脊柱管の狭窄の場合は、その部位より下位の症状はすべて出る可能性がありますが、
椎間孔の狭窄の場合は、その支配領域に限局して症状が出る場合が多いです。


次回は、脊柱管狭窄症の手述をした場合と、しない場合のリハビリについて解説します。

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腰痛に悩むロードバイク愛好者へ③

2018年07月13日 | 自転車競技
前回の腰方形筋の動きの続きです。

腰方形筋の拮抗筋は~~という話を少しだけ書いたことがあります。
その拮抗関係にある「広背筋」の動きをペダリングと絡めて解説していきます。

人体で最も面積の広い筋肉です。
広い面積のわりに厚みはあまりない筋肉ですが
一番の特徴は、広い起始部に対して、停止部が異常に狭いということでしょうか。



赤い部分が起始部黄色い部分が停止部

厚みはありませんがその分広がっているのでとても強い筋肉です。


何故この筋肉が腰方形筋と拮抗関係にあるかというと、第12肋骨に起止停止を持つという点です。



遊離骨といって胸骨と結合を持たない12肋骨が、腰方形筋という強力な筋肉の付着bになっていても動かない理由が、広背筋が反対側から支えているからです。
(このアプリ、広背筋の肋骨の起始部がないんですよね、、、上腕骨の停止部も謎の捻じれがあるし、、、)


広背筋の働きは腕の伸展とプッシュアップですが
自転車競技の様に上肢を固定した状態だと、肩甲骨と体幹の動きに変化します。

腰方形筋と広背筋を収縮させたときの動きはこんな感じです。



歩く、走る時の使い方はまた違った使い方になりますが、難波歩きはこれに近い使い方です。

イメージとしてはこの動きが一番近いですね。
  


背筋(背部にある筋肉)なので、こっちをイメージする方も多いのですが



体幹の伸展には一切働きません。
背部にある僧帽筋とともに最も表層にある筋肉ですが、どちらかというと腹筋と共同関係にあります。


彼はファビアンって名付けていましたね(カンチェラーラから取ったって話ですが)

  

確かにバネの役割ですが、どっちかというと縮める方ですね。



僧帽筋が出てきたので、少しだけ解説します。



上部(下行繊維)
中部(横行繊維)
下部(上行繊維)


と分かれていて、他の筋肉との関係で動きは変化しますが、おおむね矢印の方向に動きます。

そして、僧帽筋下行繊維広背筋腰方形筋が収縮すると肩甲骨の下方回旋+下制と骨盤の広報回旋+挙上という動きがスムーズに行えます。


自転車のペダリングだと、アップストロークの際の使い方がこのパターンです。
骨盤の動きと、背骨、肩甲骨の動きとの繋がりを意識すると、より効率的な動きが出来るようになります。


無理な動きで体に痛みが出ている方、是非参考にしてみてください。


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腰痛に悩むロードバイク愛好者へ②

2018年07月06日 | 自転車競技
「腰痛に悩むロードバイク愛好者へ」の記事で腰方形筋の働きに関して質問があったので、より詳しく書いていきたいと思います。


チョット雑学ですが、この腰方形筋の働きや分類は文献や解剖学所によって結構違いがあります。

画像で使用しているアプリでは「腹筋群」に分類されていますが、
私が堅守会で使用している「骨格筋の形を触察法」では、体幹の背面の筋肉に分類されています。

また、WEB上では腰方形筋の働きに「体幹の屈曲」という表記もあるのですが
私の所属しているマイオチューニングアプローチ学会のインストラクター、お世話になっている解剖学の博士の方の中では体幹の屈曲の作用は否定的です。


そもそも、解剖学書に筋肉の作用が記載されるようになったのは1970年代に入ってからなので
統一された見解はないようです。
筋肉というのは単独で動くことはないので、検証するのも蒸すかしいのかもしれません。


私は腰方形筋の作用は、骨盤を腰痛と第12肋骨に向かって引き付けるという覚え方で行っています。


では質問をいただいた動きに関してです。




腰方形筋が収縮すると赤矢印方向に骨盤が動き、反対側が青方向に動きます。
この時のペダリングのフェーズが「アップストロークかダウンストロークのどちらか?」という内容でした。

結論を先に書いてしまうと「アップストローク」です。



ます骨盤の動きのおさらいです。



今回は左右非対象に動く場合だけ解説します。
右の腰方形筋が収縮したとすると、仙腸関節を中心に

前方への挙上(後方下制)
挙上(下制)
後方への挙上(前方挙上)

という動きが出ます()内は反対側の動きです。
(共同筋や拮抗筋の作用はとりあえず無視します)



ペダリングの際に使用したい動きは青○方向の後方挙上という動きです。



ものすごく小さな動きなのですが、後方への回旋運動がおこります。

骨盤の動きはこんな感じです。


仙腸関節の動きは小さいのですが、パターンがかなりあるのでそのうちの一つです。


次に腸腰筋の動きです



腸腰筋は赤○ところで不自然なカーブをしていますが、もともと股関節屈曲の70~100°付近で最も力が入る筋肉です。
ロードバイクのポジションは、正しいセッティングとペダリングが出来ていれば、この範囲内で股関節の運動が行えるので、非常に効率が良い運動です。



ちょっと強引な例えですが、チンパンジーやゴリラなんかの霊長類があるいている姿勢が最も働きやすい角度です。 

 

ロードのポジションに通じつものがあると思いませんか?
ちょっと無理がありますね、すみません。



腰方形筋から少しそれてきましたが、腸腰筋の働きをもう少し細かく言うと
骨盤の動きを伴った股関節の屈曲
という感じです。


足を挙げやすくするために背中を丸めてしまうと、
腰椎が港湾して腸腰筋の停止部が不安定になるため、腸腰筋が働き難くなります。

だからといって反り腰にしてしまうと、股関節を屈曲するスペースがなくなってしまいます。



この時に必要な動きがこれです。

  

この動きで、腸腰筋の働きやすい位置を保ったまま足を挙げるくらいのスペースは確保することができます。



非常に小さな動きで、かつ深層筋なので意識的に動かすのは困難です。

ちょっとしたコツなのですが、
引き上げ攣動きを意識するよりは、坐骨でペダルを押し込むように踏み込みを意識した方が使いやすい場合が多いです。


元々、骨盤を引き上げるという動きと股関節の屈曲、骨盤を下げる動きが下肢の伸展と連動して動きやすくなっています。


ただ、歩く、走るといった動きは、骨盤から引き上げるようにアドバイスした方が、上手くいく場合が多いですね。
同じ動きなんですが、足底で荷重を感じるか、坐骨で感じるかで変わるようです。


私のお勧めとしては

①骨盤を前方回旋+下制して坐骨でペダルを押し込むイメージで踏み込む
②足趾を軽く屈曲しながら下死点を通過する
③骨盤を軽く後方回旋させなが挙上して、腸腰筋で股関節を屈曲し引き上げる

という順で行うとやりやすいと思います。


私は骨盤の動きは比較的すぐにマスターできましたが、②で1か月くらいつまずきました。
1度に①~③までを意識するのは難しいので、①が出来たら②へという感じで1つずつ意識していくといいと思います。
1つずつが出来たら①②、②③、③①と2か所意識してみてください。


人によってはワンフットで片足ずつやった方がいい方もいるかもしれません。




面と向かって話して、実際に動きを誘導しながらだと簡単なんですが
文章にしようとするとかなりゴチャゴチャになりますね。


あまりうまく書けた気がしないので
ご質問があればコメントを残していただければ幸いです。
分かりやすい画像や表現の仕方を模索してみます。




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【マイオチューニングアプローチ】後頭下筋群【筋触察】

2018年06月28日 | 靴のフィッティング
【マイオチューニングアプローチ】後頭下筋群【筋触察】



後頭下筋群(大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋)の触診方法です。

動画では髪の毛があってマーキングはしていませんが、
表皮に書くとするとこのようなラインになります。

 

左から順に小後頭直筋・大後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋です。

   


画像では意外と縦に長い上下方向の走行ですが、
実際に触診すると頸椎ではなく後頭骨に押し付けるように圧迫しないと刺激することができません。

働きも頭頚部の運動に関わる筋です。

また肩で言うと棘上筋のような働き方をする筋肉なので、
後頭骨を頸椎に対して下方に引き付けるというよりは、前下方に引き付けて表層の筋肉が働きやすくします。



私が使用しているアプリには神経と血管の走行などが省略されているものがあるので、細かいところは省略しますが



大後頭神経などはこの後頭下筋群を影響をとても受けやすい神経です。
そして、このあたりを倉庫洲r神経は、ほぼ感覚神経なので、頭部の異常感覚(偏頭痛やめまいなど)に直接的に影響します。


画像所見(MRIやレントゲン)などの検査結果に問題の無い方で、原因のよく分からない偏頭痛がある場合は、真っ先に疑う筋肉です。

最近だを「スマホ頚」なんて言われるストレートネックの方も多いですね。
あなたの偏頭痛や目の疲れの原因はこの辺にあるかもしれません。


7月の講習会には所用で参加出来合いので、次回動画を上げるのは8月末か9月上旬の予定です。

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