理学整体院フィジカル・Labo マイオ(筋肉)チューニング(整える)アプローチでの筋肉由来の不調の原因を改善します。

健康増進に役立つ情報・お知らせ・その他いろいろ更新していきます。
ご質問にもお答えします。

腰部脊柱管狭窄症②

2018年10月14日 | 腰痛
ちょっと間が空いてしまって申し訳ありません。

前回に引きつづき、
先ずは腰部脊柱管狭窄症の手術とする場合としない場合の違いを軽く触れてから
リハビリの話をしていこうと思ます。


艱難にまとめるなら
「骨や靭帯、椎間板などの不可逆的な変形が、神経の通り道を逃げ場がないほどふさいでいる」
というのが手術の適応です。


余談ですが
「歪み」と「変形」は別物です。

「歪み」
姿勢や筋肉のバランスなどで、骨が本体あるべきバランスからズレている状態です。
これは。正しい運動やストレッチなので「元も戻す」ことが可能です

「変形」
骨であれば「つぶれる」「骨棘ができる」、靭帯であれば「骨化する」「肥厚する」した状態
これは元には戻りません。
直す手段があるとすれば、今の段階では外科的な手術のみだと思って間違いありません。

もし、この「変形した状態」を「元道りに治します」という治療院や施術がいたとしたら
それあ「超能力者」か「詐欺師」のどちらかです。


手述の適応となるのは、もちろん「変形」している方なんですが
変形=手術というわけでもありません


問題なのはその変形が
「脊柱管という神経の通り道をどの位ふさいでいますか?」
ということです。


人間の体は何かあった時のために、かなり余裕を持った構造をしています。
脊柱管の中をすき間なく神経が通っているわけではなく、結構すき間が沢山あります。
多少変形して狭くなったとしても「神経の通り道は十分ありますよ」ということも良くあります。

この余裕がない場合は、主治医から手術を進められる場合があると思います。
昔は「全部手述」という事もありましたが、
今は勧められるという事は「手術で治る可能性がある」という事ですし
昔ほど入院期間もかからず、術後の経過もいいので、医師とよく相談することをお勧めします。



手述の仕方は色々ありますが、
どんな手術にしろ、一定期間背骨を動かせないというのは一緒です

手述の方法の1例です。

骨棘や靭帯の肥厚、骨化を除去して、人口の椎間板を入れてズレない様に固定していますね。



リハビリは「背骨を動かさないように、いかに筋肉を動かして維持、強化するか」という事です。
等尺性運動(アイソメトリックトレーニング)という方法ですが
これはご自分でやるのは、色々と危ないので医師の指示と専門家の指導を受けながら行ってください。



手術の適応とならない場合
私は病院勤務で術後の方をずっと相手にしてきましたが、普通はこっちの方が圧倒的に多いです。


よくあるパターンとして
・変形はあるけど神経の通り道はある
・姿勢がわるい(猫背)
・背骨、骨盤が歪んていると言われた
・体幹の筋力が低下している

などなど


レントゲンやMRI画像で問題はあるけど、あなたの腰痛や痺れとは関係ありませんよ
という状態です。

変形や歪みで一時的に狭窄が原因のしびれや痛みといった症状が出たとしても
本来であれば神経が余裕のある場所を通る様になって、症状は改善します。

ただ、その時に変な癖がついてしまうと
変な癖がついて「骨格歪む」や「筋肉硬くなる」といった理由で、前回書いたような神経が圧迫されて
いわゆる「坐骨神経痛」や「梨状筋症候群」といった診断名がついてしまいます。


改善方法はとてもシンプルです。
体の歪みと筋肉の問題も適切な運動方法を覚えれば、驚くほど簡単に解決します。

ただ、「放っておく」「自己流で無理をする」という事をすると
「変形」が進行して「脊柱管の余裕の幅以上」になってしまう場合があるので
早めに対処してください。


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腰部脊柱管狭窄症

2018年09月11日 | 腰痛
腰痛と一言で言っても色々な診断名があります。
今回は「腰部脊柱管狭窄症」について、解説していきます。


“腰部脊柱管狭窄症”“画像”と検索するとこのようなイラストやMRI画像がHITします。




>腰部脊柱管狭窄症とは

脊柱管と呼ばれる脊髄神経の通り道が色々な理由で狭くなってしまい、
脊髄神経が圧迫されて
様々な症状がでる状態です。


これによって
脊髄が圧迫されているものを「脊髄症」
席通関から外に出ていくところ(脊柱管)で圧迫されるものを「神経根症」

といいます


圧迫されてしまう場所や理由は様々ですが
すごく極端なことを言ってしまえば、椎間板ヘルニアも脊柱管の狭窄症状の原因の一つです。
他には骨や靭帯の変形のありますので、凶作の原因によって、対応は変わります。



私は理学療法士なので、診断ができるわけではありませんが、1つとても大切な事があります。

それは
あなたのその「痛み」「しびれ」と正作している部位は一致していますか?
ということです。


各神経には支配領域というものがあります。



「C」は頸椎
「Th」は胸椎
「L」が腰椎
「S」は仙椎

数字は上から何番目かを表しています。


「L4」だと「腰椎の4番目と5番目の間から出ている神経ですよ」といった感じで、第4腰椎の下から出ている神経ともいえます。
(頸椎だけ例外で、C1は頭蓋骨と頸椎の一番目の間から出ている神経なので、数字の椎骨の上から出てきます)


ただ、この通りに綺麗に出ているわけではなく、万が一切れてしまった時のための保険があります。
「神経叢」という網の目のような構造で1つの道がだめになっても、他の経路から合流しているものがあります。




背骨がから出てきた神経が、青く色分けしたとこでこんな感じに合流して、この先でさらに分岐します。



チョット前置きが長くなりましたが、
「画像所見ではL1に狭窄症状があけどシビレは足の小指にある」という方がかなりの割合でいらっしゃいます。
この場合は狭窄しびれに因果関係がない」ということも十分に考えられます。


もし手術をお考えの方で、このあたりの説明を担当医からされていない場合は、確認することをお勧めします。


脊柱管の狭窄の場合は、その部位より下位の症状はすべて出る可能性がありますが、
椎間孔の狭窄の場合は、その支配領域に限局して症状が出る場合が多いです。


次回は、脊柱管狭窄症の手述をした場合と、しない場合のリハビリについて解説します。

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腰痛の原因になりやすい筋肉~腰方形筋~

2018年06月21日 | 腰痛
最近自転車関連の話ばかりだったので、今日は気分を変えて腰痛の原因になりやすい筋肉です。
特に間違え安い「腰方形筋」と「腸肋筋」を取り上げたいと思います。

前に1度書いたことがあるんですが、今回はもう少し詳しく解説します。

先ずは「腸肋筋」は図で見るとこんな感じです
 
骨盤と脊椎の横突起から肋骨に向けて走行している筋肉です。


次に「腰方形筋」はこんな感じです。
 
骨盤から第12肋骨と腰椎の肋骨突起、肋骨突起から第12肋骨に向けて走行しています。


この2つの筋肉は両方とも腰痛の原因になっている場合が非常に多い筋肉ですが、役割がかなり異なります。
そして、とても触り分けの難しい筋肉です。

筋の働きで考えると
(腰方形筋)骨盤の挙上、体幹の同側への側屈、同側の第12肋骨の引き下げ
(腸肋筋) 頚部と体幹の伸展、体幹の同側への側屈

一部同じ働きがありますが、腸肋筋は体幹の前後方向の動きで、腰方形筋は左右の動きの時にメインで働きます。

そして、これは知らない方が結構いるんですが「拮抗筋(伸筋-屈筋の様に対なっている筋肉)」は
腸肋筋は伸展に作用する背筋群なので、腹筋群と拮抗関係にありますが
腰方形筋は反対側の腰方形筋と「広背筋」と拮抗関係にあります。

(この説明は長くなるので、別の回で詳しく書きます。)


私がインストラクターとして参加している研修会でも、この2つの筋肉の触り分けができていない方がとても多く、修正に非常に時間がかかります。
間違えてしまう原因の1つはこの画像(どの文献もこんな感じです)です。

この画像は元をたどれば「御献体(自分の体を医学のために提供してくださった)」を解剖したものから3Dに起こしているます。
生命活動が停止し状態なので、生体とは異なる部分が結構あります。


この腰方形筋に整体の筋肉のイメージを書き足すとこんな感じになります。
 
黄色のラインの辺りまでありますので、写真のイメージで触ってしまうと確実に間違えます。

腰方形筋だと判断してそれ用の施術をしても、原因ではないので効果はありません。


判別の仕方として、筋繊維の走行の違いを確認します。

黄色腸肋筋ピンク腰方形筋です


触り間違えている方の殆どは
・文献や参考書の画像をもとに触り分けている方で、腸肋筋が生体では大きく厚みがあることを知らない場合
・実際はかなり大きいことは知っていても、繊維の走行までは知らない
という2つのパターンが多いですね。

この2つの間違い方の場合、黄色く膨らんでいる部分の腰痛を腸肋筋に原因があるのに、腰方形筋由来の腰痛と勘違いして施術をしている場合があります。
私が担当している方で、この部分に腰痛の原因が圧場合、腰方形筋に問題があるケースは稀です。


腰方形筋は主に3つの筋繊維の走行がある筋肉です

深いところから順に
骨盤から肋骨突起


肋骨突起から第12肋骨



骨盤から第12肋骨



腰方形筋に原因がある場合、肋骨突起への付着部あたりに多い印象があります。
特に骨盤から第4腰椎の肋骨突起に向けて走行する繊維(下図の赤い部分)に原因がある場合が多く、
表層に分厚い筋があるため、表層の筋に原因があると勘違いしている場合があります。


腰の中心部付近の奥の方に痛みを感じる方は、この部分に問題がある可能性があるので確かめてみることをお勧めします。

次回は腰方形筋のセルフエクササイズを解説します。


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ジグリング

2018年06月14日 | 腰痛
先日「名医とつながる!たけしの家庭の医学」
ジグリング(貧乏ゆすり)が取り上げられていましたね。

ジグリング研究会というのがあるのは初めて知ったのですが
私が病院勤務で人工股関節の術後の方には、10年以上前から取り組んでもらっていた体操です。


本当にただの貧乏ゆすりです。
難しいことは一切ありません。



TVでも研究会の方でも関節軟骨の再生を促して云々という解説はされていましたが、
2週間程度で腰痛や膝痛などが改善する理由については触れていなかったので簡単に解説します。

簡潔に説明するとするなら
「股関節周りの筋肉の活性化」
という感じです。






股関節にはこんな感じで非常に多くの筋肉があります。
筋肉の役割にも色々あって

①関節の動きを制御する筋肉
②力を出す筋肉
③力を出す筋の補助する筋肉


という感じに分けることができます。
インナーマッスル(深層筋)、アウターマッスル(表層筋)とかとはまた別の分類の仕方なので混ぜると分からなくなるので、今は忘れましょう。


筋肉を鍛える方法も色々ありますね。

(A)目的の筋肉を大きくゆっくり大きく動かす
→筋肉一つ一つの量と質を高めるトレーニング

(B)特定の動きをリズミカルに素早く行う
→全体的は筋肉の収縮と弛緩のバランスをとるトレーニング


という認識をしてもらえればとりあえず大丈夫です。


ジグリング(貧乏ゆすり)は(B)ですね。
股関節周りの筋肉が活性化
沢山ある筋肉が動きに合わせて正しく収縮、弛緩させられるようになる
股関節にかかる負担が軽減
腰痛、膝痛が軽減

という流れです。


これだけでも十分効果はあるのですが
紹介されていたとおり「毎日2時間くらい」と非常に時間がかかります。
そこで、これを短時間で効果が得られるようにする方法を紹介します。


使うのは柔らかボール



こんな感じで少し不安定にしてリズミカルにボールを潰す戻すを100回/分位のペースで行います。

ちょっと大きめのボールを使っていますが、
はじめは軟式のテニスボール位のものを踵の下において、爪先は地面から離さずにやるの方が楽かもしれません。

もう一つ、テーブルの下と腿の間にボールを挟んで、持ち上げる方の動きもリズミカルにやりましょう。

膝が前後左右にブレない様になるのがコツです。


簡単にできますが、意外と疲れるのではじめは短い時間から始めるのがいいと思います。
(5~10分分程度)


まぁどんなに効果があっても「貧乏ゆすり」ですからね
人前でやるのはみっともないという意見が多いでしょうから
ご自宅でやるしかないと思います。


慢性痛の殆どは普段の生活を見直せば、改善できるものが殆どです。
皆さん健康維持のために、予防を頑張ってください。



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大腰筋のストレッチとトレーニング

2017年11月24日 | 腰痛
前回途中で終わってしまったので、引き続き「大腰筋」です。
今回は「ストレッチ」と「トレーニング」です。


ネットではこんな体操がたくさん載っています。
   


このあたりが分かりやすくて簡単なストレッチです。
「ゆっくり」
「大きく」
「息を吐きながら

というのが基本なので、10秒位かけて行ってください。


ただ、あんまり伸びた感じはしません。
どっちかというと、「腿の前側が突っ張る」という感じです。


伸ばす強さは
・ちょっと痛みを感じる程度
・イタ気持ちいい位

色々表現はありますが、我慢しなくていい程度というのが基本です。
強い痛みは、筋肉を固くしますのでストレッチ効果はあまり得られません。

我慢できる程度の強さで少し待っていると
「フッと力が抜けて楽になる」
という感じがします。

そのタイミングで
もうちょっとだけ伸ばしたところで少し待つ
というのが、腸腰筋に限らず、ストレッチの基本です。


我慢大会ではありませんので、リラックスして行ってください。


トレーニングは、やることはストレッチとさほど変わらないのですが、


こんな風に曲がっている筋肉なので、
そのままだとうまく力が入らないというのが1番の問題です。



コツは「股関節を90度くらいに曲げた状態から始める」ということでしょうか。
この位置だと、腸腰筋の走行が直線に近くなるので、力が入りやすくなります。
また、腿の付け根辺りの筋肉が緩むので、誤って腸腰筋の変わりに使ってしまうということも減らすことができます。


トレーニングとした後に
脚の付け根ではなく、お腹の奥の方が動いた感じがあれば成功です。

まぁ、このお腹の奥を使った感じというのを掴むのが大変なんですが、、、、、、



私のお勧めはこれですね


これに座って

・弾む
・足踏み
・お尻で統計回り、反時計回り、前後、左右
・両足離してバランスキープ


などなど


TVをみる、本を読むときに座っているだけでも効果ありますね。



一度この筋肉に正しく力が入った感じを体験していただくと
この体操の効果もUPします。
当院では、この筋肉の動いていない繊維を特定したうえで、痛みを解消し正しい使い方の練習を行います
この部分のトレーニングで悩んでいましたら、ぜひ一度ご来院ください。


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大腰筋ってどんな筋肉?

2017年11月20日 | 腰痛
ダイエット
ウエストのクビレを・・・・
腰痛体操 深層筋(インナーマッスル)トレーニング


などなど

書店やWEBを見れば必ずと言っていいほどこの「大腰筋」が取り上げられています。

ではこの筋肉を見てみましょう


横からるとこんな感じです。


青いところが大腰筋と呼ばれる筋肉です。
股関節と背骨を屈曲させる筋肉ですが、躰の真ん中よりも背中側にある筋肉です

「腰の奥の方が痛い」

という方はこの筋肉に問題がある場合が多いですね。



ただ、この筋肉は「腸骨筋」「小腰筋」の2つと合わせて「腸腰筋」とも呼ばれています。
一般的には「大腰筋」だけが取り上げられますが、動くときは3つまとめて同じような働きをします。
運動指導する場面では「腸腰筋」としてまとめて練習するので、ほかの2つも見てみましょう



骨盤の内側の広い範囲から出ているのが腸骨筋
大腰筋の側にある細長いのが小腰筋
です


この筋肉、えらく捻じ曲がった走行をしてると思いませんか?


背骨(体の後ろ側)から始まって
足の付け根で体の前側に出てきて
股関節の内側の後面に止まる

野球だったらキレのある変化球通り越して「魔球」ですね!


もともと四つ足で移動していた時に使いやすいように出来上がった筋肉なので
2本足で歩くようになったときに、ちょっと無理のある形になってしまったと言われています。

ゴリラやチンパンジーの歩く姿(ナックルウォーキングといいます)の時が一番効率よく働きます。

腰痛を研究している人の中には
「2足歩行が腰つの始まり」
という方もいらっしゃいますね。



こんな不思議は走行をしていますので「ちょっとした弾みにうまく使えなくなってしまう」ことが多々あります。


インナーマッスルの特徴は喃語か書きましたが
「使った感じが分かりにくい」「意識的に使いにくい」
というのがあります。

一度変な癖がつくと修正はとても難しいのです。


原因は
「念な姿勢での長時間のデスクワーク、立ち仕事」
「腹筋を正しく使わないで重いものを持つ」
「足に合わない靴を履いて長時間歩く」


色々ありますが
この筋肉の使い方を覚えるだけd改善することはたくさんあります。


・腰痛
・足のむくみ
・便秘
・冷え性
・おへその下のたるみ


などなど

ちょっと長くなってきたので、次回は鍛え方、施術方法などなどの解説をします。




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坐骨神経痛??梨状筋症候群???

2017年11月18日 | 腰痛
腰痛と一言で言っても色々な症状がありますね

安静にいてもいたい人
動くと痛い人
前かがみになると痛い人
座っていると痛い人


などなど


整形外科に行くと色々な診断名が付きます。
けど、前に書いた通り「腰痛の80%は原因不明」
殿皮神経障害だって、何故そこの神経に障害が出たのかはほとんどの場合教えてくれません。


神経症状の関連でよく聞く「坐骨神経痛」と「梨状筋症候群」についてお話します

前も画像載せましたけどおさらいです。


人の体って本当によくできていますよね。
よくこんな狭い所にこんな太い神経を通そうと思ったなと!


ほとんどの方はこの画像の通りなのですが、顔がみんな違うように、筋肉や神経の形や走行も人によって結構違います



先に筋肉の名前だけ書いてしまうと、上から「中殿筋」「梨状筋「上双子筋」「内閉鎖筋」「下双子筋」といいます。
梨状筋、上下双子筋、内閉鎖筋は外閉鎖筋と大腿方形筋を加えて深層外旋六筋と呼んだりもします。

坐骨神経の走行ですが

一番多いのは緑の印のところから出てくるタイプです(梨状筋と上双子筋の間)

次が黄色の印から出てくるタイプ(中殿筋と梨状筋の間)

他にも

ピンクの印の梨状筋の中を通るタイプ

黄色の両方から出てくるタイプ


などがあります。

残念ながら触り分けて「貴方はこのタイプ」と言うことはできないのですが、
「先天的に梨状筋が坐骨神経に悪さをしやすい人」というのいるようです。


図だと結構隙間があるように見えまずが、
実際に触ってみるとほとんどくっついてますので、筋肉に何か起こると神経に何か悪さをしやすい場所ですね。


特に最近は運動不足でお尻の筋肉が衰えている方が多くなっています。
筋肉が外の刺激から神経を守る役割もありますので弱ってしまうと

座っていると体重から神経を守れなくてビリビリ
歩いているとお尻の筋肉が疲れて固くなってしまって神経を引っ掛ける
筋肉が固くなって、神経の通り道が狭くなる


っといった結果、腰が、お尻が、脚が・・・・・・

というような状態を「坐骨神経痛」や「梨状筋症候群」と呼んでます。
薬と湿布で弱ってしまい使え悪なった筋肉が元に戻って、神経症状改善すると思いますか?


大切なのは
どの筋肉が痛みやしびれの原因となっているか
何故そこに負担がかかってしまったのか

これを明確にすることですね。
お尻から足にかけて症状のある方は、この辺の筋繊維を正しく刺激できると腰痛が再現できる場合がほとんどです。


特にお尻の辺りは、分厚い脂肪と筋肉があるので「奥の方を動かしましょう」と言ってもそう簡単にはいきません。
ちょっとコツはいりますが、一度思えれば後はご自分でもできるようになりますので「うまくいかないなぁ」という方は是非ご来院ください。



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新型腰痛「殿皮神経障害」②

2017年11月17日 | 腰痛
前回解説した殿皮神経障害について
何故「殿皮神経」に殿筋群の緊張によって痛みが出るのか?
ということをもう少し詳しく書いていきます。


殿皮神経を細かく見ていきましょう

青くしてある神経科「上殿皮神経」と「内側殿皮神経」です。
チョット見難いですが、赤丸のところで腸骨稜(骨盤上側)と呼ばれる部分で骨に接しているのが分かりますか?

ただ、殿皮神経はまだあって

「下殿皮神経」というのもあります。
かなり深いところにある神経なので、大殿筋と中殿筋を非表示にしました。
下から出ている青い神経ですね


神経自体は背骨から出て、腹部と臀部の皮膚と筋肉の支配をしています。
筋肉のに潜り込んでいく様な走行です。

ここで筋肉と神経の構造的な大きな違いが問題になります。
大げさに書いてますが要は
筋肉:ゴムのように伸縮する
神経:タコ糸のような固い繊維

ということですね。

筋肉が柔らかければいいのですが
「うまく力が入らない」
「筋力が落ちる」
「痛めて固くなる」
などといった理由で

神経の通り道が狭くなってしまうと筋肉が収縮した際に、
「神経を引っ掛けてしまう」
「常に神経を圧迫する」

などといった状態になります。

その結果、骨に接している部分(赤丸)が骨にあたって、痛みや痺れといった神経症状が出現します。
症状の出方も、お尻に出る方、擦れている部分に出る方、背骨に近いところに出る方など様々です。

ココまでだと「下殿皮神経出てこないよね?」と思われますよね?
この神経、仙骨のお腹側を通って上殿皮神経が背骨から出てくるすぐ下から出てくるので、同じ辺りに症状が出る可能性があります。


そしてもう一つ忘れてはいけないのが「坐骨神経」


後ろから見るとこんな感じなんですが、下から覗き込むようにすると

こんな感じで、ものすごく狭いところを隙間を縫うように走っています。

ここに症状が出る方を
「坐骨神経」とか「梨状筋症候群」といいます。

そしてこの神経を圧迫する可能性のある筋肉が下の青くした筋肉です


一番上の筋肉は小殿筋なので厳密には違うのですが、中殿筋の動きに重要な筋肉なので載せています。


こんな感じでお尻のどこを圧しても、症状が出る可能性はありますが
問題となるのはほとんどの場合「筋肉です」


私が施術に取り入れている「マイオチューニングアプローチ」という手技は
この神経症状の原因となっている筋肉の繊維を特定して
その筋繊維に正しい収縮の仕方を再学習させ
疼痛や痺れの改善をはかります



人によって原因となる繊維が違うので、この部分というのは一概には言えないのですが、
今回の殿皮神経障害ということであれば、画像に写っている範囲に問題がある可能性が高いと思います。
施術をご希望の方はご連絡お待ちしています。


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新型腰痛とは(殿皮神経障害)

2017年11月16日 | 腰痛
先日テレビで「新型腰痛」として紹介されていた殿皮神経障害の解説です
もちろん、私も病院勤務中に経験したことがあります。

まずは解説

◎殿皮神経障害とは?◎
腰の皮膚に行く数mmの細い神経(上殿皮神経)が傷むことで腰痛を起こす病気
全腰痛の14%を占めるとの報告もあり、一般的な腰痛ですが、診断、治療している病院が少ない


殿皮神経障害の主な症状

・歩くときに脚の振りがつらい。
・腸骨(お尻の上の骨)を押さえると痛みが和らぐ
・上体を斜め前に倒すと痛みが強くなる
・長時間座り続けるのがつらい
・上体を後ろにそらせると痛い
・仰向けで寝ると痛い


という感じです。

特徴的なことはテレビでも紹介されていた通り
レントゲン、MRIでは診断できない
ということですね


私の経験上、「腰痛の初期症状としては非常に痛みの出やすい部位」だと思います。
「痛いから腰に手を当てて・・・・・・」
ほとんどの方は一番最初に行う事ではないでしょうか?

チョット殿皮神経の位置を見てみましょう

青いところが伝樋神経です


番組では治療方法は手術で「骨を削って~~~」とありました。

そもそもが
「何らかの原因でこの神経が圧迫されているので、骨を削って通り道を確保する」
と言っていましたので、圧迫されているという状況に対する対処療法であって、なぜここが圧迫されているのかには触れていません。
この医師のところに行けは説明してくれるかもしれませんが、番組では触れていませんでしたね。

神経の通り道は確保されるので症状は改善します。
骨の変形が原因であれば別ですが、「何故ここに障害が出たのか?」という点を何とかしないと、時間がたって違う症状が出てくる可能性があります。


画像を見てもらうと分かりますがこの神経は
骨盤のすぐ上を通って
お尻の筋肉の上に被さる様に走行して
お尻の筋肉を圧迫すると鋭い痛みが出現

します。

私はこの部分の施術を行う時はお尻の筋肉の状態を動きを細かく評価します。
ほとんどの方は、「中殿筋」「大殿筋」のどちらかに症状が出ていて、
そこにアプローチすると次第に症状が改善していきます。

個人的な意見ですが
「お尻の筋肉の異常によって、神経が引っ張られて骨に近い部分で擦れて痛みがでる」
というのが原因だと考えています。


現状では診断してくれる病院が少ないですが、
心当たりがある方は、一度当院にお越しください。


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間違いだらけの腰痛体操

2017年11月14日 | 腰痛
という書き方をすると誤解されると思います。
本やテレビで紹介されている体操は、とてもよいものです。

こんな事思ったことありませんか?
「色々試したけど効果がない」
「正しくできているか分からない」
「ほかのところが痛くなった」



色々原因はありますが問題があるとすると
①あなたの状態にあっていない
②目的の筋肉が動いていない

この2点です。

説明の前に腰痛に関係する筋肉ってどのくらいの筋肉があると思いますか?

腹筋群

腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋・錐体筋 など


腹筋の深部

大腰筋・小腰筋・腸骨筋 など


背筋群の深部

多裂筋・最長筋・腸肋筋・腰方形筋 など


臀部

大殿筋・中殿筋・小殿筋・梨状筋 など




一部しか筋肉の名前は書いていませんが、骨盤に付いている筋肉だけを見てもこの位あります。
実際には足や膝が原因の方や、首回りが原因で腰痛になってしまっている方もいるので、結局は全身をチェックする必要があります。


さて、あなたの悪い部位は?
「どの筋肉のどの部分?」
「その筋肉はどう動かせばいい?」

というのが問題になってきます。

特に慢性的は腰痛は「深層筋(インナーマッスル)」と呼ばれる筋肉が原因となることが多いです。

深層筋の特徴は
❶見えない:その名の通り深層にあるので、腕の力こぶ💪の用に筋肉の動きが見えません
❷触り難い:表層の筋肉が邪魔で分かりにくい(ちょっとコツをつかめば触れるようになります)
❸意識的に動かしにくい
❹動いた感じが分かりにくい

マイナスの点ばかり上げましたがいい点ももちろんあります。
深層筋は「脊柱起立筋群」とか「抗重力筋」という呼び方もされ、重力に負けないように姿勢を保つ筋肉です。
非常に耐久性に優れ、考えなくても勝手に動いてくれるようにできています。

この「考えなくても、、、」というところが曲者で
一度間違った癖がついてしまうと、自力での修正が難しいということです。

無意識でやっているので
間違っていることに気づけない
その動きが正しいと勘違いしている
そもそも正しく使った時の感覚が分からない

と色々な障害があります。

このズレを修正するだけでも、今まで行って効果の無かった体操が劇的に変わります。



当院では問題となっている部位をしっかりと特定してから施術を行い、
あなたに合った正しいセルフケアの方法を指導しています。

腰痛でお困りの方は是非ご連絡ください。


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腰痛ってそもそも何だろう?

2017年11月13日 | 腰痛
皆さんは腰痛というとどんなイメージがありますか?
「ギックリ腰(急性腰痛)」と慢性的な痛み何度がイメージしやすいでしょうか?





整形外科に行くと

・椎間板ヘルニア
・腰椎椎間板症
・筋膜性腰痛
・坐骨神経痛
・急性腰痛

等という診断名がついて、湿布と痛み止めが処方されて、電気治療(物理療法)に通うというのが多いでしょうか?


椎間板ヘルニアがイメージしやすいですね。
「ヘルニア持ちだから、腰痛くなりやすいんだよね」
なんて会話は色んなところでされていますね。


さて医療界では常識ですが、ほとんどの方は知らないこと
「レントゲンやMRIでの画像所見と痺れや痛みなどの自覚症状が一致する割合は20%以下
そして
「腰痛がない方でもヘルニアの突出がある方が3割程度はいる」
というのが現状です。

整形外科にいっても、腰痛と診断される方の実に80%以上は正確にいうと
「レントゲン等の検査の結果、問題となるような予見はありませんでした。腰痛みの原因はわかりませんが骨や靭帯は大丈夫です。とりあえず対処療法で痛み止め出しておきますね」
と言われているわけです。

最近のスポーツ整形ではどの「筋肉に症状がある」というところまで診断してくれる医師もいます。
ただ、外来の整形外科っていつも混んでますよね。
言い訳にしかなりませんが、医師が1人の患者さんにかける診察時間は平均で5分程度です。
この短い時間で出来る事は限られますので、診断結果とその後もお察しの通りです。


少し院長が熱心な方だと「リハビリやりますか」と運動療法が行われます。
ここにもリハビリ業界の問題があるのですが、ここはまた後日。


腰痛のかたの問題は、ほとんどの場合「筋肉」にあります。
どの筋肉のどの繊維に問題があるかは人それぞれですが、その部分を特定するために施術者には「筋肉を正確に触り分ける」という技術が必要です。

私の行なっているマイオチューニングアプローチはここに特化した治療手技です。
なかなか結果の出ない方。是非一度当院でマイオチューニングアプローチを体験してください。


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理学整躰院フィジカル・Labo
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