好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

小説版『ひぐらし』雑感。(その7)

2018-05-31 | ひぐらしのなく頃に
『第四話 暇潰し編』

・表紙。若い赤坂の私服姿。
・挿絵に雪絵の姿。
・「園崎天皇」。原作ママ。
・挿絵の梨花。昭和58年の姿とあんまり変わらん。
・雛見沢大自然ウォッチング。
 原作ママ。つまり、文章での具体的な風景描写ゼロ。
 加筆欲しかったなあ……。
・高台からの風景描写も原作ママ。
・電話での大石。下ネタは原作ママ。
・雀荘にて、独り心で詫びる赤坂。
 かつて雪絵と、(麻雀禁止の?)約束をしたそうだ。
・麻雀の場面。加筆多め。
 原作では唐突に大石の一人称に変わるが、
小説版では一行あけて、スムーズに三人称へ。グッド。
 麻雀のルールも加筆。
・TIPS「箱選びゲーム」。加筆多め。
 原作では片方の結果しか読み通せないが、
小説版ではすぐに両方の中身が明かされる。
 (キャラメル→チューインガムの順)
・大石が防刃ベストを取り出す場面。
 文末の「ベストだった……。」が「ベストだった。」に変更。
・赤坂の格闘シーン。
 三人称が唐突に、赤坂の一人称に変わる。
 原作ママだが、文章ではコレ完全にルール違反。
 せめて一行あければいいのに。なぜ直さなかったのか。
・「そして、さらにその翌年の(後略)。」
 「私が殺されます。」
 「全ての死が予定調和なら。……(後略)」
 以上全て、梨花一人の台詞。なのに、カギカッコが分かれてる。行あきすら無し。
 だから、なぜ全部を直さないのか……。
・昭和60年の大石。立ち絵が無いため、想像をしやすい。

『ラスト・ビジネス』第33話「城内の影(シャドウ)」

2018-05-30 | ゲームブック二次創作
急遽、船の動かし方を教わった。
幸い、道中は取り立てて大きなトラブルは無かった。
が、目的地が見えるにつれ、船旅の興奮は、緊張に取って代わった。
ただ巨大な岩の固まりがそびえている。
接岸して島に降りると、その異様さを実感した。
要塞の入口に立つ衛兵たちは、まるで彫像のように止まっている。
俺たちが通り過ぎても何も反応しないのだ。

「この島には、時の魔法が満ちていますわ……」
「魔法って、『皇帝』のか?」
「あるいは、マキナ様のご加護かもしれませんわね」

広い通路を、奥へ進んで行く。
道を塞ぐ扉の前に、漆黒の影が現れた。
床から湧き、そして這い寄るように迫ってくる。

「いけない!」

エリュテイアが御印をつきつけ、呪文を唱え始めた。
俺はと言えば、指一本動かせない。凍らされたようになってる。
アジュアとセーブルも、影に押されるように後ずさる。
影は最初の倍以上に膨れ、俺たちにつかみかかるような形で腕を広げた。

「こ……のぉ!」

アジュアが叫び声と共に、影の呪縛を振り切った。
抜いた刀で振りかぶり、体ごと突進した。
同時に、エリュテイアの御印から金色の光がほとばしり、アジュアを包む。
金色に染まった刀は、見事に影を打ち砕いた。

ジャンプ(26号)私的雑感。

2018-05-29 | ジャンプ
謎の答えは、本編連載中に明かしてほしい。

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★覚えた台詞、三番勝負。

1.「とにかく……『できない』と思わないことから始めよう!」
(『ぼくたちは勉強ができない』)

2.「待ってくれてる人がいる」
「立ち止まってなんかいられにゃい!!」
(『僕のヒーローアカデミア』)

3.「お前がされて一番嫌な手を考えろ。
先を読む奴は対外そう動く」
(『約束のネバーランド』)


※補記
『トマトイプーのリコピン』、連載終了。(全31話)

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それでは。また次回。

千葉の薔薇

2018-05-28 | 出来事
しがらみ忘れて

小説版『ひぐらし』雑感。(その6)

2018-05-27 | ひぐらしのなく頃に
『第三話 祟殺し編(下)』

・錯乱した沙都子。「気持ち悪い」発言アリ。
・TIPS「主婦撲殺事件担当課御中」
 文責者の名前は原作準拠。伏せられている。(『粋』では名前が表示される)
・綿流し当日の圭一。白のTシャツ姿。
・圭一のバイク運転描写アリ。
・「ボケもツッコミもなしぃ?」(by鷹野)
 小説版では語尾伸ばし。冗談の印象を強めている。
・「………私トアナタハ今夜、出会ワナカッタ。」(by鷹野)
 小説版ではカタカナ表記で強調。
・圭一がビールを飲んだという台詞も変更ナシ。
・穴を掘る圭一を挑発する大石。下ネタは原作ママ。
・風呂の数字。「……まん……」→「……ち……まん」。
 原作だと1万以上の可能性さえある。
・沙都子を背負う圭一。赤のTシャツ姿。
・梨花の惨死描写。原作ママ。
・沙都子のタオルがはだける、までは描写アリ。後の想像はご自由に。
・圭一の聞く災害報道。NHKと明記。
・「雛見沢大災害犠牲者リスト」や、
「未公開の録音取材」の「編者注」など、
 原作では動いている文字を、小説版ではじっくりと確認できる。
 知恵や亀田は、“作戦”の時に抵抗したんだろうな……。

『ラスト・ビジネス』第32話「反乱軍の友情(フレンドシップ)」

2018-05-26 | ゲームブック二次創作
こうして、俺たちは「黒い森」を後にした。
眠り蛇から宝石を手に入れた今、目指す場所は一つ。

「……では、行こうか。悪魔を倒してしまおう」
「前から思ってんだけど、簡単に言うよな。つまりは皇帝だろ? 大体、ドコに行けばいいんだ?」
「ディストですわ。場所は御存知でしょ?」
「そんな! あの島へどうやって渡るんです?」

アジュアが驚くのも無理ない。
確かあそこは、潮の流れが独特で、並の船では近づく事も出来ないはず……。
暫く考えて、思い出した。

「そうだ! セーブル、確かお前、ポフトの連中と話してたよな。
 サラマンドで、潮の流れを超えられる、エン何とかってのを作ってるとか」
「……エンジン搭載船の事か?」
「それだそれ! それ作ってるんなら貸してもらうんだよ」
「なるほど……それは、良い手段かもしれませんわね」

エリュテイアが力強く同意する。
俺たちは、来た道を逆行し、反乱軍のいるサラマンドの町を訪ねた。
果たして、町には有った。完成して間もない新型の船が。
そればかりか、彼らは自分たちも一緒に戦うと申し出てもくれた。

「『黒い森』の正当後継者であるエリュテイア様が戦おうと
されているのに、我々が黙っているわけには参りません!」

意気込んでる面々に、俺たちは逆に面食らった。
当のエリュテイアは平然としてるが、有名人だったんだなコイツ。

「マティウスの秘密を知るのは、わたくし達です。
恐らく、わたくし達だけを待ち受けているはずです。
即ち、ディストへ立ち入れるのは、わたくし達だけでしょう」

『ファイアーエムブレム 覚醒』プレイ記録。(その2)

2018-05-25 | ファイアーエムブレム(覚醒・風花雪月)
『ファイアーエムブレム 覚醒』第2章「小さな自警団」クリア。

武器を失くしたヴェイクと、その武器を拾って届けるミリエルのコント、
もとい掛け合いが楽しい。
もともと眼鏡キャラって我が好みだし。

チュートリアルを読みながら少しずつ、システムに慣れていく。

カジュアルモードでプレイしている私の場合、
いわゆるキャラロストは起こらないが、
それでもHPには極力注意。

他にも、このテのゲームでは個人的なこだわりが幾つかある。

・キャラは全員マニュアルで動かし、AIは使わない。
・戦闘時のムービーはスキップしない。
・回復魔法は毎ターン使って経験値を稼ぐ。
・全員を同じレベルに揃えるように鍛える。

更に、今作の独自要素である「支援」ルールを踏まえれば、
常に二人以上を並ばせて進める点も外せない。

結果、いわゆるファランクスみたいな陣形で、
ボスまでズンズン進んでいく事が多くなる。
この作戦、もし敵さんが範囲魔法とか使ってきたらマズいな……。

それでは。また次回。

小説版『ひぐらし』雑感。(その5)

2018-05-24 | ひぐらしのなく頃に
『第三話 祟殺し編(上)』

・6/9(木)。圭一が台所を燃やしそうになる日。
・罰ゲームを聞いた梨花。「さもないと命に関わりますのです。」
・圭一の炊飯に対する、沙都子のツッコミ追加。
 「しかもこれ、お米を研いでないでございましょう?
  これでは美味しく炊きあがりませんですわよ?」
・圭一の私服。白のTシャツ姿。
・知恵の憤怒。「豪快に響き渡る炸裂音」と描写。
・圭一の父の仕事の会話。「壁」「島」などのコミケ用語を削除。
 それでもなお、圭一は「まっとうな絵描きではないらしい」と評した。
 靴下云々とか言ってるんだもんね……。
・沙都子がバッターボックスに立つ場面。加筆多め。
 なのに、よりによって人称ミス。
 圭一の一人称のはずなのに、「圭一を」って三人称になってるぞ……(・・;)。
・入江の外見描写。細身で眼鏡で文化系の青年。
・バーベキュー大会。圭一と魅音の私服姿。
 圭一は家庭用ゲーム機版準拠。(赤のランニング)
 魅音は普段の服装の、袖を肩まで捲っている。
・養親の条件説明について修正。(未婚でも養親になれる)
・大石を見た圭一。初対面と分かりながらも見覚えを感じる。
 (俺は本当に覚エテイナイノダロウカ……?)
・大石の挿絵。コレで迫られたら怖ぇよ……マジで。
・大石の体格。原作では「筋肉質」。小説版では「おおがら」。
・研究ノート。ページの日付欄が左右反転して鏡文字になってしまっている。
・「児童擁護院」→「児童養護施設」
・「保護者は独身じゃ駄目」(by魅音)、削除。
・虐待の描写は原作ママ。家事の強制、暴行、共に描写アリ。
・鉄平の外見描写。
・圭一が魅音に、祟りの執行を頼む場面で上巻終了。
・TIPS「厚生省統計」 性的暴行の項目アリ。

『ラスト・ビジネス』第31話「道しるべの旋律(メロディ)」

2018-05-23 | ゲームブック二次創作
アジュアが、思い出したように言った。

「そういえば……ここからどうやって帰るんですか、僕たち?」
「何言ってんだよ。ここまで『羅針盤』で来たんだから、
それを逆に辿ればいいじゃんか」
「……本来の羅針盤だったら、その方法でいいんだけどな。見てみろ。ヴァイス」

セーブルの示す「羅針盤」の水は、完全に止まって凪いでいた。

「ここが既に泉でございますもの。『羅針盤』は使えませんわ」
「へ!? だ、だったら何でそんな落ち着いてんだよ。
 こんなトコで迷ってる暇なんかねーんだろ?」
「ええ。帰り道なら心配ありませんわ。
 ヴァイス、あなたゴブリンから角笛を受け取っていませんこと?」
「あ、ああ……まさかコレか?」

ぶつけられたのを投げ返そうとして忘れてたやつだ。

「それは『黒い森』の奥に棲む鳥を呼ぶ笛なんですの。吹いてご覧なさい」

言われるままに音色を奏でてみたら、何か凄い事になった。

くるっくー! くるっく! くるっぽー! くるぽーっ!!

やたら首と足の長い、そのくせ翼の無い鳥?が4羽?走ってきた。
それで俺たちは、妙な鳥たち(名前もやたら長かった、から忘れた)の
おかげで、無事に森の外へ戻れたのだった。

って、そういえば俺も思いだしたんだが。
ゴブリンに色々投げつけられた時(第25話)、変な事言った奴いるんだよな。
「なんや」って。
皆に聞いたけど、誰もそんな事言ってないって言うし。ゴブリンの声とかだったのかね?

ジャンプ(25号)私的雑感。

2018-05-22 | ジャンプ
寒い日に暖かく過ごせるという幸せ。

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★覚えた台詞、三番勝負。

1.「無理に平常心でいようなんて、くだんらないことを考えるのはやめなさい。
緊張感、周囲の期待、結果へのプレッシャー、
すべてを受け入れて楽しんでしまえばいいわ。
むしろそういう時にこそ、高いパフォーマンスは引き出せるものよ」
(『ぼくたちは勉強ができない』)

2.「なら今日止まれたのは正解だったな。
人生やり直せねぇなんて言う奴はな、
やり直す気のねぇヤロウか、結果を急ぐせっかち野郎だけだ」
(『僕のヒーローアカデミア』)

3.「何より大事なのは最後まで歩くこと」
(『ROBOT×LAZERBEAM』)


※補記
読切『COUNT OVER』(by眞藤雅興)、連載開始。

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それでは。また次回。