ジェレミー・ポールの追悼文 2

今日は、グラナダホームズで一番有名な脚本家、ジェレミー・ポールの追悼文の続きをご紹介します。 --------------------------- もの凄いカリスマを持った俳優なのに、ジェレミーは完全に虚栄心がなかった。そして、真実を見失うことがなかった。 ジェレミーは、最後のロマンチックな俳優と言われているが、僕はこの意見には賛成できない。彼はただある信念を持っていて、そのスタイル . . . 本文を読む

ジェレミー・ポールの追悼文

今日は、グラナダホームズで一番有名な脚本家、ジェレミー・ポールの追悼文です。TVシリーズも面白い作品を手がけていますし、舞台劇「シャーロック・ホームズの秘密」でも、脚本を書いています。ジェレミーとジェレミー・ポールはホームズ以前からのお友達で、この舞台劇はジェレミーのアイディアをジェレミー・ポールが積極的に入れて書きました。 --------------------------- 舞台劇「シ . . . 本文を読む

ジューン・ウィンダム・デービスの追悼文

今日は、グラナダホームズの後期プロデューサーのジューン・ウィンダム・デービスの追悼文をご紹介したいと思います。 --------------------------- もうジェレミーと一緒にいられないと知った今、彼のことを書くのは辛いわ。彼の精神の寛容さ、そして常に変わることない親切といった思い出が頭を回っているの。 ジェレミーは、二枚目の素晴らしい容姿を持ちながら、パジットのシャーロッ . . . 本文を読む

マイケル・コックスの追悼文 2

今日は、グラナダホームズのプロデューサーのマイケル・コックスの追悼文の続きをご紹介したいと思います。 --------------------------- 撮影が始まった当初、ジェレミーのホームズに対する態度は相反するものだった。ジェレミーは暖かく外交的な人物であったので、彼はよく、ホームズは冷たくて暗いから好きになれないと言っていた。 ジェレミーは、ハドソン夫人をライブラリー・シアタ . . . 本文を読む

マイケル・コックスの追悼文

今日は、グラナダホームズのプロデューサーのマイケル・コックスが語るジェレミーのお話をご紹介していきたいと思います。 --------------------------- ジェレミーと僕とは偶然に、同じ町の同じ劇場からプロのキャリアをスタートさせたんだ。ジェレミーは、1954年にマンチェスターのライブラリー・シアターに華やかな若手俳優として加わり、僕はその二年後に演劇界では最下位のアシスタ . . . 本文を読む

ミセス・ハドソンの追悼文

だーいぶ間隔があいてしまいましたが、実はまだ先月のジェレミー１０回忌特集の続きをやっていたんです 今日は、ハドソン夫人役のロザリー・ウイリアムズのジェレミーに対する追悼文をご紹介したいと思います。 --------------------------- 撮影の日の朝７時に私はよくメイクアップ室へ入っていった。ジェレミーは、椅子に座っていて、メイクアップ係のスー・ミルトンが徐々にジェレミーの . . . 本文を読む

デビット・バークが寄せた追悼文 2

またしても間が開いてしまいましたー、すいませんー。 では、早速デビット・バークの追悼文の続きをご紹介しますね♪ --------------------------- ジェレミーは、また、自らの好意とプロフェッショナリズムを持って、全てのスタッフの名前をすぐに覚えた。私の経験から言うと、俳優は全員のスタッフの名前を撮影の最終日までには憶えようとする。しかしジェレミーは、すぐに名前を憶え、 . . . 本文を読む

デビット・バークが寄せた追悼文

今日は、初代ワトソンのデビット・バークが寄せた追悼文をご紹介したいと思います。 --------------------------- 僕はジェレミーと本当に気があった。だから最高の職場関係を作れた。いつも友好的で、思いやりがあって、すごくプロフェッショナル、そして全てのことが本当に楽しかった。 僕がグラナダ・ホームズのシリーズを去った理由は個人的なものだった。ジェレミーそしてグラナダと . . . 本文を読む

エドワード・ハードウィックが寄せたジェレミーの追悼文

さて、今日からホームズ出演者が寄せたジェレミーへの追悼文をご紹介したいと思います。 もちろん、初めは二代目ワトソン、エドワード・ハードウィックさんから。 --------------------------- 舞台劇「シャーロック・ホームズの秘密」のリハーサルが始まる前のことだ、僕は何度も電話の前へ行き、ジェレミーにこう言おうとしていた。僕は演じられない、何年も同じ作品をしたことがないし、 . . . 本文を読む

ジェレミー十回忌に思うこと

10年前の1995年のちょうど今日、世界はジェレミー・ブレットという偉大な俳優を失いました。 イギリスが誇る名優、最高のホームズ役者、そして私にとって最愛の人、を容赦なくこの世から奪い去りました。 死因は、みなさんご存じの通り、心臓麻痺です。 亡くなった時間は、9月12日の早朝だそうです。 最後に同居していた女性（リンダさん）がいたとお話しましたが、 ジェレミーが最後の瞬間を迎えたときも彼女が . . . 本文を読む