前回からの投稿の続きなんですが・・・日曜日に関西ホームズクラブの会合がありまして、そこで「シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット」の翻訳者高尾菜つこ先生にお会いできることができました!!!
日本初のジェレミーオンリー本を作ってくださった感謝を一言述べれたら嬉しい、それが叶わなくとも遠くから先生を拝見できるだけでも光栄だ、と期待を胸に会場へ行きましたが・・・結果は予想を上回る興奮&歓喜の連続でした!
その様子を詳しくご説明させていただければ♪
当日は、子供を上本町の塾へ送ってそのまま車で阪神高速を飛ばし、甲南大学へ。
オープンキャンパスで賑やかな校内を抜け、会合が開かれる会議室に着くと、すでに沢山の参加者の方が。
前回ホームズクラブの会合に参加した時は25年ほど前で、もっとこじんまりしていたと思うのですが、今回は30人程いらして、どなたが先生なのかぱっと見ではわかりません。
ただ若くてお美しい素敵なワンピースを着た女性がいらしていて、目を引いていらっしゃいました。
慣れない会合に大人しく着席していると、主催の方は私が高尾先生目当てに来ていることに気を回してくださり、「あそこの席に高尾さんが座ってますよ。ご挨拶でもしてきたら」と背中を押して下さいました。
教えてくださった席には、先ほどの若くお美しいアールデコのドレスを纏った女性がいらっしゃるではありませんか!
えええ!!原書房ではすでに10冊以上の本を翻訳されていらっしゃる方が(後ほど自己紹介の時間に、キャリアも20年以上と仰っておられました)、こんなお若い方だとは!
しかもポワロの時代から抜け出てようなアールデコ風のワンピースとお帽子を召していて、それがとてもお似合いなのです。
あの時代のすっきりとしたデザインがお似合いになる条件は、美人であること。
日本で唯一のグラナダ・ジェレミー本を訳してくださった翻訳者の先生は、ハイセンスで美人な方だったのです✨
もうこんなの完全に舞い上がっていましますよね。
いや、気後れしていますが、とにかく、お側に行って当初の目的を果たさなければ・・・!
「あの・・高尾先生でいらっしゃいますか。翻訳されたジェレミーの本、楽しく読ませて頂きました。待望のジェレミーだけを取り扱った本で、本当に手にすることができて嬉しかったです!先生のお陰です、有難うございました」と、お礼を言いに行きましたら、
先生も「そんな感想を頂けて、こちらこそ有難うございます」と、親しみやすく返して下さったので、
もう私は堰を切ったように、どんなに日本でこのような本を待ち望んでいたか、その夢を実現して下さったことにひたすら感謝と感動をお伝えしておりました。
そんなやりとりをしていたら、高尾先生のお隣に座っていた方が、「私、席を移りますから。どうぞごゆっくり」と私に微笑んで移動下さったので(もちろん、私は恐縮して辞退したのですが)、恐れ多くも先生のお隣の席に着席できました。
関西ホームズクラブの方、みなさまお優しすぎます・・・本当に本当にお心遣い有難うございます!!(感涙)
そうこうしている間に、研究発表が始まり色々アナウンスがあったりして、例会は進んでいきます。
合間の短い休憩時間に、先生とジェレミーや御本についての意見交換をするという夢のような時間を過ごせました。
その会話の中で、ぜひみなさまにもお伝えしたいものがあります。
「今回の本は原書の後半部分でしたが、前半部分のグラナダ以前のジェレミーのキャリアについての部分の発行予定はないのでしょうか」とお聞きしたところ、
それは原書房さん次第なので、リクエストを出したら可能性があるというニュアンスを先生から感じ取ることができました!
読者カードを出したり、原書房さんに直接要望を伝えることで、もしかしたら他のジェレミー本の発刊も可能性があるのではないかと思いました。
今まで「NHK版シャーロック・ホームズの冒険」がジェレミーが一番掲載されている本でしたが、一度品切れになってからは、復刊運動などしてもなかなか出ず(私も復刊リクエスト出したり、出版社の求龍堂さんに直接電話をして聞いても、色良い返事は得られませんでした)歯がゆい思いをずっとしていました。
しかし、昨年末に「シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット」が発刊されて間もない今こそ、とんでもないチャンスが訪れているのではないでしょうか。
重版もされていましたので、売れる可能性を感じたら、原書房さんは他のジェレミー本も発刊予定を立ててくださるかもしれない!?
もしジェレミーの本をもっと日本でと思おうのでしたら、ここ一年くらいが正念場なのかもしれません。
本を買って布教活動をしたり(図書館に寄贈して認知度を高めるのも良いかもしれません)、読者カードを出して、私たちが更なるジェレミー関連本を求めていることを原書房さんがわかってくだされば、もしかして次のジェレミー本もあるかもしれません!
どうぞどうぞどうぞ皆様も宜しくお願い致します🙇♀️🙇♀️🙇♀️
(小声で)ちなみに高尾先生から次のジェレミー本への意欲も感じることができたように思います。
あなたの心にささやきます、いまです。日本で次なるジェレミー本への可能性があるのは、ここ30年で今が一番高いです!!
原書房さんへリクエストをおぜひぜひ送りください!!
そういえば、先生との会話の中で、「そういえば、ジェレミーを撮った写真家の方が日本のファンの方と会われてたの、どこかで読んだ気が・・・。」と、話がでましたので、
「それ、もしかして、RMさんと私かもしれないです!先生の本にも載ってる写真家のマーカスと、奈良で3人で会ったことがあるんですよ」(263ページのマーカス・タイラー提供の写真が参照です)
先生も驚かれていましたが、先生が翻訳される時、参考に私たちのブログが目に止まったこともあったようで、本当に私こそ歓喜です・・・!!(感涙)
(ちなみに、写真家マーカスと私たちの奈良訪問の記事はこちらです)
ああ、こんな時、RMさんが今も活動されていたら、一緒に喜びを分かち合えるのに・・・!
本当にカムバックされてください、RMさん・・・!!
休憩時間の短い間でしたが、高尾先生とジェレミーのことをお話できた濃密な時間に心から感謝致します。
高尾先生、私の人生に残る貴重で楽しいお時間を本当に有難うございました。
まさか30年待ち望んだジェレミー本の訳者の先生と、発刊から5ヶ月でお会いできるチャンスが巡ってくるなんて思いもしていませんでした。
私がジェレミーファンだと気に留めて下さっていた関西ホームズクラブの方々に感謝申し上げます。
そして、私の人生に刺激を与え続けてくれるジェレミーと、お付き合いくださる皆様、本当にいつも有難うございます🙏
久々に出席した関西ホームズクラブの会合は、長年の研究を経て披露される知的な発表と、それを受け止めるクラブのインテリな皆様。
ホームズクラブらしい大人の知的な会合でした。こんな会を長年に渡り主催されている平賀様ご夫妻にも心より尊敬申し上げます。
もし、ホームズにもご興味おありの方は、関西ホームズ・クラブ良いですよ♪
そういえば、会合である会員の方が、「来月、グラナダホームズ40周年記念のイベントがあり、ヘンリー・バスカビルを演じた俳優さんやスタッフさんが参加されるそうです」とご報告されていて、心はイベント会場へ飛びそうでした(笑)
ネットで調べたら、おそらくこちらのページでしょうか。
11時間ほどのイベントで、現在ゲストは9名。軽食の用意があったり、ジェレミーの衣装を着ているような合成写真が撮れたりと楽しそうな雰囲気が伝わってきました!
いいなぁ、場所はギルフォード(ロンドンから1時間ほど離れています)。せめてオンラインチケットで会場の様子でも知ることが出来たら良いのに。
今はそういうチケットは販売されていませんが、イベントへの寄付は受け付けていました。
今後もグラナダやジェレミー関連のイベントが続くようそちらは参加してきました。後日、このイベントのことはブログで詳細追いたいです。
本当に色々と方々へ感謝しかありませんが、最後に高尾先生のこれからのご活躍を心よりお祈りしております!
先生のアールデコスタイルに感化されて、ポワロ本に興味をそそられ、そちらも拝見したいと思います♪
(本当はもっともっと書きたいことがありますが、全てを詳らかにするのもどうかと憚られますので、残念ですがこの辺で・・・)
そして皆様、今後もジェレミー本が続きますよう、原書房さんへ読者カードなどでリクエストして頂けるようお願い申し上げます🙇♀️
ではまた♪
りえ
| Trackback ( 0 )
|
|