10年前の1995年のちょうど今日、世界はジェレミー・ブレットという偉大な俳優を失いました。
イギリスが誇る名優、最高のホームズ役者、そして私にとって最愛の人、を容赦なくこの世から奪い去りました。
死因は、みなさんご存じの通り、心臓麻痺です。
亡くなった時間は、9月12日の早朝だそうです。
最後に同居していた女性(リンダさん)がいたとお話しましたが、
ジェレミーが最後の瞬間を迎えたときも彼女が同じ家にいてくれました。
朝の3時にジェレミーとリンダさんが最後の会話をします。
リンダさんが寝ている間にジェレミーが夢に出て来て、お別れを告げます。
そしてリンダさんが朝の6時に起きていくと、いつもはジェレミーの姿が見えるのにその朝はどこにもいない。
不安と恐怖に襲われたリンダさん、探してみるとジェレミーはL字型のリビングルームの長いすに横たわっていたのでした・・・。
そして新聞に一斉に出たのが9月14日。
イギリスの新聞、タイムズ、ガーディアン、そして日本の新聞も14日に出ました。
もちろん、イギリスのタイムズ、ガーディアン、アメリカの新聞ともその日の死亡欄はジェレミーが一番大きく取り上げられていました。
日本の死亡欄とは違い、向こうの新聞は充実していて、詳しく人物を取り上げてくれます。
ジェレミーの大きな写真と彼の一生、そしてマイケル・コックスのインタビューなどを詳しくジェレミーの一生を振り返れるようになっています。
私がジェレミーが亡くなったことを知ったのは、9月14日の夕刊で。
普段は、死亡欄なんて特に目を通さないんですが、実は12日の午後から胸騒ぎがしていたんです。
本当にリンダさんじゃないけど、虫の知らせってあるんですよね。
イギリスと日本、地球の裏でこんなに離れていたのに、私も夢でお告げがありました(実話なんです)。
ジェレミーが夢に出て来た訳ではないけれど、一番大事なものが無くしたと、はっきりと夢の中で直感しました。
それで、認めたくはないけれど、心の奥底では覚悟をし始めていたんだろうな・・・。
当時の私にはジェレミーより大切なものはなかったから、すぐにジェレミーに関することだと分かりました。
新聞でジェレミーの死亡記事を見つけた瞬間、心臓が止まりました。
爪先から頭の先まで電機が通り抜けて、震えが止まらなくなって、言葉にならない叫び声を上げて新聞をつかんで、自分の部屋に駆け込みました。
当時、一緒にジェレミーの同人誌を作っていたジェレミーファンの友達に電話をかけ、この気持ちを分かってもらいたいと思いました。
ダイヤルし、呼び出し音を聞いた時、すでに両頬は濡れていました。
友達は、泣いている私の声を聞いて一瞬誰か分からない風でした。
「・・・・・ジェレミーが・・しっ死んだんです!」
言い終わらないうちに、涙はとめどなく流れ落ちました。
その夜は、泣きました。
目の前が真っ暗になって、悲しくて、寂しくて・・・
とりあえず、何かをしていなければ自分が壊れてしまいそうで、
何かをしていないと、ジェレミーの死に向き合わなければならない。
ジェレミーの死と正面切って向き合える時ではなかったので(つい最近までそうだったし)
とりあえず、ジェレミーの追悼本を作ろうと思いました。
なんとか心を奮い起こして、翌日ふらふらしながら英字新聞収集に出かけました。
いつも乗っているJR線、窓から眺める景色はいつもと変わらないはずなのに、
私にとっては、外国のような錯覚さえ感じました。
いや、外国と言うよりは、全てが色を無くした様に見えたんです。
大阪(梅田)に着いた時、雨が降っていました。
いつもの雑踏をくぐり抜け、地下道を通って紀伊国屋書店への往復路、
私の耳には雑音が一切入ってこないのです。何も聞こえない。
私の周りには大勢の人がいたのに、その中で私だけが異質で、そこに居てはならないような気になりました。
・・・・・本当に10年前の今日、今までの人生で一番のどん底を味わいました。
こんなに落ち込んだことは、先にも後にもありません。
あの時、あんなに落ち込んだけれど、今年でジェレミーが亡くなって10年。
生前のジェレミーを応援していたのが、ついこの前の様にも感じ、短い10年でもありましたし、
ジェレミーの死という悲しみから立ち直るのに費やした時間が10年だとすると、長い気もします。
10回忌は、ブログでこうしてみなさんと静かに迎えることが出来て、良かった。
またこれからの10年後、20年後もずっとジェレミーのファンを楽しくしていられますように。
そして、最高のホームズ役者、イギリスを代表する名優としてこれからもジェレミーのことが風化しないように私は出来る範囲のことをしていきたいです。
ジェレミーのメモリアルのものをクラパム・コモンに10回忌までに作りたい、など色々海外でも活動があるんですよね。
これからしばらくジェレミー10回忌記念ということで、そういったことや、エドワード・ハードウィック、デビット・バークが寄せた追悼文などもご紹介したいと思っています。
そして改めて、ジェレミーの死について考えていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
りえ(rie_002@goo.jp)
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ジェレミーの事を考えていると、つわりが少しでもましになるというのは良いですね。
やっぱり好きな人のことを考えるというのは心が落ち着く物なんでしょう。
でも、今日はちょっとしんみりしちゃいますね。
ジェレミーがいなくなってもう十年ですか。
その頃の私は、色々忙しくてろくに新聞も読んでおらず、後日友達から「NHKのホームズの人が亡くなったんだって」と聞いたのですが、死亡記事すら目にしなかったので、実感が湧かなかったです。
でも、りえさんは虫の知らせを感じるほどに好きだったんですね。
私も祖母の亡くなった時間に、突然訳もなく涙が出て悲しくなったという事があったので、虫の知らせって有るんだなと思います。
でも、遠く海外の、テレビを通してしか会ったことがない人でも感じたなんて、好きという気持ちって本当に凄い物ですね。
例え相手が亡くなっても、自分の中の好きという気持ちは自分が死ぬまで無くならないから、これまでと変わらず「ジェレミーが好き!」と突き進んで下さい。
でも、つわりがきついときは無理しないで休んで下さいね。
リンダさんの本の内容思い出しながら
空を仰いだりしてました。
夜は考えた末「ボール箱」を見てジェレミーさんのホームズ姿を焼き付けてました。
私もそのときは全然死亡記事とか見てなくて、
図書館で、ドラマも見ていた友人から聞いて、
絶句した憶えがあります。
これほど悲痛な状況だったとはまだつゆ知らずだったので、
ほんと今になって悔やんでも悔やみきれません。
TBさせていただきました。
ほんと体調にはお気をつけてくださいませ☆
私がブログを初めて本当に良かったなーと思えるのは、こういう瞬間です。
今までだったらジェレミーの悲しいこと、嬉しいこと、一人で味わっていましたが、
こうしてみなさんとそういった感情を分かちあえるのが、本当に嬉しいです。
>彦さんへ
9月12日はしんみりしちゃいますよね。
本当に早いもので、もう10年ですよー。
でもあんなに落ち込んでもう私なんて一生幸せにはなれないなー、なんて考えていたのに
こうして結婚してるんですから、本当に人生って何があるか分からないなーと思います。
虫の知らせ・・・あると思います。
科学を信じていますが、こと人間にかぎっては心理的な部分は未だ謎ですもんねー。
心に関しては、非科学的なことが起こってもいいじゃないかと思っています。
ジェレミーを初めて見たときに、直感で「この人は私の人生を変える!」と思いました。
ブラウン管を通してしか見られなかったけど、ジェレミーが好き、という想いは
真っ直ぐで、真剣でしたから、そういう奇跡があっても良いのではないかと思います。
これからもジェレミーと一緒に人生を過ごしていきたいです♪
>はるはるさんへ
リンダさんの本は辛いですよねー。
考えた末、「ボール箱」をご覧になるとは、すごい勇気ある決断ですね。
私には、まだあの辺の作品はトラウマってるので、
こんな辛い日には特に見れませんー
お友達からジェレミーの死を聞かれたんですね。
本当に絶句だったと思います。
私はジェレミーが亡くなって約3週間後に、イベント会場で
ジェレミー追悼本(同人誌)を販売していたのですが、
ジェレミーが亡くなったと知らない方が多くて、「え、本当ですか!?」と、みなさん驚かれていました。
世界中のファンが、ホームズの完結を望んでいたし、それが実現するものを思ってましたもんね。
TB有り難うございました。うちからもさせて頂きましたので。
そうでした、十回忌でしたね。うっかりしてました。
僕もジェレミーの逝去を知ったのは9/14の夕刊です。
読んだとき、「びっくり」という気持ちと「やっぱり」という気持ちが半々でした。日本で最後に放映された「マザランの宝石」を見て、「ジェレミー調子が悪いのかな?」
と思っていたので。
その半年後、ジェレミーの情報が知りたくて、JSHCに入会して、ジェレミーの追悼本を購入しました。今、思えばジェレミー・ブレットの死がなければホームズ・ファンクラブ入会はありえなかったと思います。
十回忌に気づかなかった自分の愚かさで、頭の中はぐちゃぐちゃしてきたので、今日はこの辺で失礼します。お身体、お大切に。
おかげんいかがですか?
テレビ見ててさえ、めまぐるしい動き、けたたましいおしゃべり、強烈な色彩、わあ、みんな元気やなあって、思ってるうちに気持ち悪くなりますよね。
せっかく知り合えたのに遠くへ行ってしまうのね。
またどこかで会えるでしょうか。
あなたのブログを読み始めてからずっと、あなたに借りがあるような気がしてしかたなかったんです。
あなたがジェレミーの作品を見られないくらいの悲しみにくれていたときに、ジェレミーが亡くなったのをわたしは何年も知らなかったんです。
シリーズの最後のほうでは、なんだかホームズさんこのごろキレがよくないみたい、くらいに思ってた。
引越しを繰り返したり、それが地球の裏側だったり、公私共に忙しく楽しく、”ホームズさま”はときどきそっと思い出すだけだったのです。
そんなふうだったのにここへ来るだけでジェレミー本人のことやシリーズの舞台裏を知ることができて、居ながらにして立体的に彼のことがわかってきました。
骨の髄から悲しんでいたあなたとほかで忙しくしていたわたし。
わかり易い結果だけごちそうになっててわるいなあとずっと感じていました。
(ビーズはじゃらじゃらあるとおもちゃっぽいからひとつふたつにしとくべきだと言って”削減”しようとする家人をふりきってじゃらじゃら持って行ったのはせめてもの気持ち。)
そしてとどめがオフ会。
わたしは”ホームズさまいのち!”と思ってるけどジェレミーについてはまだ知り始めたばかり、ということが自分でわかってしまったんです。
アンナもジョアンもリンダも平気だし、ヴァイオレットもぎりぎりセーフだけど、アイリーネ アードラーって聞くと嫉妬にふるえてしまう。
メアリ ラッセル(ホームズの愛弟子)はいいんです。あれは1人称で書かれていてわたしはそれを1人称で読んでいますから。名前もシンクロしてるし。
それじゃジェレミーのファンじゃないかというとそうじゃなくて、熱心なプロ根性や心身の病気と闘った勇気やちっともスターぶらないところなんてほんとに素敵だなあって思ってて、やっぱりジェレミーのファンなんです。
オフ会以来なんだか複雑。
ジェレミーが一生懸命生きた素晴らしい素敵なひとだったってことをちゃんと踏まえたうえで、
グラナダを見るときはわざとあのひとはホームズさま本人だと思うことにします。
グラナダのスタッフによって、憧れ夢見つづけたホームズワールドが完璧な形で(ていうより more than perfect )差し出され、そこに more than perfectなホームズさんとワトスン(ズ )がいる!
動いてしゃべる血の通った3次元のホームズさんをやっと手にいれたのに、
いくら真摯に演技にも製作にも取り組んだからって、このひとは職業としてホームズを演じているだけで、ほんとは俳優です、て言ってわたしからホームズさまを取り上げるなんてそんなのあんまりだ!!!
手にいれたと言いましたが、あの方を手に入れるなんて誰にもできませんよね。
恒星のように圧倒的でうっかり近づいたら白い冷たい炎で灼き殺されてしまう。
わたしはそれでもかまわないけど。
というわけでもともと借りがあるような申し訳ないような気がしてたんだけどますますそんな具合になってきてしまいました。
体調のすぐれないときでも気持ちの落ち込んでるときでも好きなことしてるとすこし救われますよね。
今はどんなにワガママ言ってもいいんですから、なるべくさぼってね。
今週末には行っちゃうのね。さびしくなります。
こんにちはー、Yuseumさん。コメント有り難うございました♪
Yuseumさんも9月14日の新聞をご覧になっていたんですね!
しかもJSHCにもご入会されていたんですね。私は本部のJSHCには入っていなかったのですが、関西支部には入っていて、会合みたいなものにも参加させて頂きました。(もちろん私もジェレミー狙いで・・・
関西支部には、ジェレミーの追悼記事3誌のコピーを提供させて頂きました。
ところで、Yuseumさんが購入したというジェレミー追悼本は、同人誌のことですか、それとも市販の本ですか?
もし宜しければ教えて頂ければ、嬉しいです♪
本当にYuseumさんも、JSHCにご入会されるほど、ジェレミーに興味を持たれていたんですねー。私としては、本当に嬉しいです。
十回忌にお気づきにならなかったといって、ご自分を責めないで下さいねー。
私もたまにジェレミーの誕生日に気づかず過ごしてしまうことがあります(苦笑)
こんにちはー。お返事遅れてすいませんでしたー。
ただ今、大阪のヨドバシカメラ店で、旦那は家電を購入中(引っ越すと色々な物がサイズ違いで困ります)、
私はネットカフェで自分のブログを見ているところです。
とうとう東京離れてしまいましたー。
うーん、さびしいです。本当にもう一度ぐらいオフ会したかったですよー。
私も東京行きますし、関西へ来られた時はぜひお声をお掛けくださいませ♪
またどこかでお会いできれば嬉しいです
Erikaさん、私のほうこそ借りがありますよー。
いつも、楽しいコメントでブログを盛り上げていただいてこちらこそ感謝しています!
これからも、Erikaさんのご意見、聞きたいです。ぜひぜひ色々お話を聞かせてくださいませ。
ビーズアクセも使わせていただいております♪
これを見るたびに楽しいオフ会を思い出しながら、嬉しくなりますよ。
参加者様も皆様お持ちということで、なんかみなさんとつながっている感、勝手に感じております(笑)
借りといえば、私はジェレミーに対して一番それは感じています。
こんなに好きで、なんでも彼にしたかったというのに、それは最後まで叶わなかった私。
ジェレミーから色々なものを頂きました。
ジェレミーを好きという気持ち、ジェレミーのことを考えるだけでどれだけ私が幸せになれたか。
ジェレミーを知ったことで、広がった世界、そしてそれに関する人々と過ごした楽しい時間、経験。
私の人生で出会えて一番良かった人物は、ジェレミーだなーとつくづく思っています。
私としては感謝の限りを尽くしたいのですが、もう本人は遠くに行っていますから(苦笑)
私のできることなんて小さなことですが、それでもこうしてブログを作ることで、
少しでも日本の方にジェレミーをしってもらえることができれば、
ジェレミーに少しでも私なりのお礼ができれば、そんな風に考えています。
ま、もちろん、ジェレミーが大好きなんで、そういうこと抜きで、
どんどん関わっていきたいのが本音ですが♪
Erikaさんは、ジェレミーファンですよ。
これからも一緒に作品の感想とか話し合ってくださいね
そんなときに、お邪魔することをお許し下さい・・・どうか返信は気になさらないで下さいね。
ただ、今年から、私にとっても9月12日は特別な日になるから・・・最近心に渦巻いている感動を、今、↑の日記を再読し涙し、ようやく言葉にできたので、忘れないうちに、記しておきます。感謝をこめて。
かなり?な内容であること、お許し下さい。個人的な独白に近いので、メールとも思いましたが、アドレスがあるかわからず。。この場で失礼いたします。
りえさんの日記は先日ついに全部拝見いたしました。まぶしい情熱に感化され、導かれ、寝る時間も惜しみ、グラナダやホームズ関連の映像、文章に埋もれております。りえさんの「ジェレミーの死と向き合えるようになってきた」という言葉に私も救われつつあります。ホームズ役者としてのジェレミーしか知らなかった私ですが、りえさんと、ここにお集まりの皆様からの貴重な書き込みのおかげで、真剣な彼の生き方に衝撃を受け、皆様の真摯な心に感動したしました。ありがとう。ありがとう。
ジェレミーが亡くなる前年、尊敬する上司を亡くしました。ホームズとジェレミーが合体したような方でした。乱雑な実験室、散乱する捨てない書類、つっけんどんな態度、無限に努力する才能、身なりに構わない姿、完璧主義・・亡くなる日は私も虫の知らせで知っていました。そして私は人生の目的を見失い、プロジェクトの報告書を作った後は、思い出を避けていました。仕事環境は激変し髪も全部抜けました。だから、りえさんが、ジェレミーから一時期はなれた気持ちがよくわかります。以来、最近まで、ホントに根無し草のように生きてました。転職した仕事はただ糧を得るため、音楽など趣味に逃避しても、ふと気づくと空虚で。朝眼が覚めずに楽に行けたらと希望しつつ、親に悪いか、と私も思いました;;
しかし、ジェレミーや皆様の書き込みを見ていると、生き直してみようか、という気持ちになってきたのです。人様に迷惑をかけなければ、何でもよいのだと。以前の仕事には戻れませんが、毎日を充実して楽しんで生きてみようという気持ちになってきました。
人はみな亡くなるのですが、その後、魂はみんな一緒になって好きな人に好きな形であえるのだ、と信じるようにしています。母国語が違っても、きっとテレパシーで^^
最近読み直したバスカビル家の犬、「君自身は光ではないけれど、ぼくという光を伝えているでなないか」というホームズの言葉に身震いしました。私にもか価値があったのだと。。ジェレミーもこの台詞を話しますか?聞きたいです・・・
りえさんは、もう十分に、ジェレミーとホームズの光を伝えていらっしゃいますね。更に、「りえさん自身の光」も輝いておられます。互いに知らぬ人達を元気にさせるサイトを維持されてこられたことに、ほんとうに頭が下がります。
私はまだしばらくは、皆様の光を浴びて元気を取り戻しております(楽してごめんなさいね)。皆様のためになる情報はちっとも提供できませんが、コメントはホントに直感的な喜びを書いているので(そういう書き方しかできない^^;)眼に留めた人がクスっと笑ってくださったら幸いであります。いつか、私も何かを再び伝えられる人になりたいと思います。
ワトソンは、彼自身が十分に光であると思います^^;
まとまったつもりが、やぱり滅裂気味でスミマセンです。
ではまた~
次回はロンドンですね♪
ちびさんもジェレミーによって、ジェレミーの光によって、この場所によって人生がかわりつつあるお一人なのですね。私もです。ちびさんがジェレミーと共に、美しい人生をお送りになりますように。ジェレミーは、大切な人、大切なものを失った時のこころの傷をよく知っている人ですから、きっとちびさんの回復期をゆっくりと見守ってくれますね。この前紹介したラジオ番組の中で言っていました(私がききとれた範囲です。それから私のあの投稿について書いてくださって、ありがとうございました)。「あなたが人生で何かを失った時に、あなたが思っているよりももっと長い時間を自分に与えてください。時がすぎたあとで急に涙がでても、驚かないでください。あなたが思っているよりも長い時間がかかることを、どうぞ覚えていてください。」番組をきいている人へ、悲しみを体験した人へ、ジェレミーがどうしても伝えたかったことだと思いました。
私が初夏にホームズと再会して、ジェレミーのことを知って、ジェレミーの生と死を知って、自分でも不思議なくらいにたくさん泣いて、そして知ったのは、生と死を越える何かがある、というはっきりとした感覚でした。死によってすべてが終わるわけではないこと。理屈ではなくこのことを信じられることが、私を救ってくれています。私もこの場所でジェレミーと出会って、本当によかった。
ちびさんのコメント、好きです。私への返事でくださった「ホームズに最も軽蔑される失態でしょう(・・ああ)」というところで、くすくすと笑いました。ジェレミーは笑うのが好きな、笑わせるのが好きな、ジェレミーが笑うとみんなに笑いが伝染するような、そんな人だったのですね。私たちも一緒にたくさん笑いましょうね。
どうぞ返事の心配はなさいませんように。またどこかでお話できたらうれしいです。
読んでいて、色々と感じることがありました。
こうして、ジェレミーへの想いやストーリーを聞かせていただくのは、とっても嬉しいことです。
みなさんは、どういう風に思い入れがおありなのか、とっても気になりますもの!
尊敬される上司との離別は、お辛かったことでしょう。
心から愛してらしたんですね。
人間って本当に大きなショックを受けると、生存維持装置が働いて、
それ以上、そのことを考えることができなくなったりしますよね。
ジェレミーの死は、すごくショックで、当時は死の直後は大きな衝撃でした。
でも、心のどこかで、生命維持装置が働いて、まだ本当のどん底は来ていませんでした。
私の場合は、とにかく「いつかはジェレミーに会える」とそれを希望に、
というか人生の目標に頑張ってきたわけで、もう目の前が真っ暗です。
こんなに、こんなに願っていたことが叶わないなんて、もう何も信じられない。
そう人生を悲観していました。
自分なんか幸せになれるわけない。
また、裏切られる。
そう思って、数年間は生きていました。
もう、ジェレミーのことを考えることも、辛かったし、
正直、逃げ出したいと思っていたこともありました。
でも、それは彼が心から好きだったわけで。
(本当に会いもしていない人物を、ここまで想えるなんて、私はどうかしていますが)
逃げ出したくても、やっぱり好きなんですよ。
どうしても好きだから、忘れられない。
だから、やっぱり戻ってきました。
その頃が、ブログを始めた頃です。
あれから、なんとかこのブログと皆さんと語り合って、乗り越えられたんだと思います。
どん底の頃、イギリスに来て、ジェレミーのゆかりの地をこうして歩くことができて、こんな幸せがあるなんて思ってみませんでした。
生きてて良かったです。
だから、ちびさんにも、こんな光溢れる日が、きっとやってくると思います♪
今は、充電期間ですよ、ゆっくりとお過ごしください。
でも、私たちは、幸せですね。
こんなに好きになって、そして傷ついて。
本当に愛した人がいたんですから。
またいろいろなお話しをお聞かせください。
最愛の妻を亡くした、ジェレミーの苦悩と、なんとか立ち上がろうとしている強さ、
相手への優しさが、滲み出ていて・・・。
すてきな言葉です。
暖かいレスをありがとうございます。今読み返すとめちゃ恥ずかしい告白で。どうかしてます、私。でも、読んでいただけて救われました。RMさんの投稿はとても大人で理知的なので、つい失念してしまうのですが、RMさんも悩まれて悩まれて希望を見出されたのですね。。。
「あなたが人生で何かを失った時に、あなたが思っているよりももっと長い時間を自分に与えてください。時がすぎたあとで急に涙がでても、驚かないでください。あなたが思っているよりも長い時間がかかることを、どうぞ覚えていてください。」
紹介ありがとうございます!今なお安定できませんが、それも普通なことなんですね。私の書き込みが妙にハイであっても、しばらく消えたとしても^^; この場所は私のよりどころです。。。
>りえさんへ
その通りです。また色々と思い出してしまいました^^; そして最後は考えても答えのない人生の意義に至り落ち込むのです(いいかげんにしろ<自分)。しかし、グラナダシリーズの最後のシーンが、あのボール箱でのジェレミーの独白であったとは・・・人生は重くて当然なんですね。こうしてジェレミーを通して、同じような経験をされた方がたとお話できたことに感謝でいっぱいです。
そろそろ充電完了しなければ。。