タイトルだけ見ると、なんか中断してたかのようなイメージですが、
1年振りの新刊だし、刊行再開、という言葉がしっくりくる気がしてw
境界線上のホライゾン第三幕上巻、祝発売(^^
もうおっさん年齢なのに、本来は中高生向けのライトノベルをついついチェックしてしまう私ですが、
20代の頃に比べればだいぶ買わなくなってきてまして、最近はほぼ決まった作者の本だけになってきてますね。
上遠野浩平、うえお久光、最近は西尾維新とかが面白くてチェックしてます。
んで、今回紹介する「境界線上のホライゾン」(電撃文庫)ですが、作者は「川上稔」といいまして、
代表作に「都市シリーズ」「終わりのクロニクル」(いずれも電撃文庫)があり、
また、ゲームなどの企画やシナリオライターまでこなすマルチな方です。
20代の頃、この方の「都市シリーズ」にすっかりハマりまして、それ以来、出す本は欠かさず購入するようにしてるのですが、
いやほんと、面白くて(^^
この方の書く本はライトノベルにありがちなSFファンタジーものではあるのですが、世界設定がとてもいいんですよね~。
ややゲーム的な感すらあるくらい凝った設定ではありますが、かといって登場人物達がそれに隠れる、なんて事はなく、
むしろ「濃い」(いや、濃すぎるw)キャラクター達が縦横無尽に駆け回る、というのがこの方の書く小説の一貫したカラーで、
コミカルな場面もありますが、なにかしら抱えるものがあるキャラクター達の内面もしっかり描きつつ、テンポ重視で進むシーンは軽快に、
どっしりと締めるシーンはしっかりとした描写で、ほんと読み応えがあって楽しませてくれます。
ところで、ライトノベルという割に、なんか妙に本厚くないかって?
いや、そんな事は無いですよ、この作者の本としてはわりと普通でして。
試しに前巻の「第二幕下巻」と比べてみましょうか?
(左のやや日に焼けた方が前の巻です)
ほら、前の巻に比べれば、ぜんぜん普通でしょ?w
・・・え?普通のライトノベルのサイズと比べてみろって?w
右の薄いのは「人類は衰退しました3」田中ロミオ著(ガガガ文庫)ですが・・・(これもオススメ!)
・・・確かに異常だよね、この厚さw
1年前、ホライゾンの第二幕下巻を本屋で見たとき、「アホじゃね!?」と思いましたもんw
この厚さの本を出そうという作者も、出版会社もw
だって、ライトノベル分野って、本来は中高生向け、つまり10代後半がメインターゲットなわけですよね?
それなのに、本の価格が本体1,190円ってw<さらに税金かかるよw
ちなみに「人類は衰退しました3」は本体600円で、まあだいたい500円~600円台が平均的な価格帯だと思うのですよ。
まあ、この方の本の厚さは毎回のことでしてw「終わりのクロニクル」のときも最終巻はとんでもない厚さでした。辞書かと思うくらいw
今回の第三幕上巻をレジに持っていったとき、本体870円だったので、「あれ、今回は安いな」って錯覚しちゃったw
・・・と思ったら、来月は「中巻」が出るらしいwそれまで上下巻パターンだったので油断したぜw
なんか、濃いくらいの描写やコミカルシーン、脇役スポットなど減らせばもっと本を薄く出来そうな気もするのですが、
それやったらただの無味乾燥なライトノベルになってしまってつまらなくなるでしょうし、
そう判断した編集者や出版社の英断wがこの本を世に出してるのだなと思うと、
最近安易な「萌え」だの、アニメ化やコミカライズ化を最初から前提としてるようなものばかり出てるライトノベルという分野も
まだまだ捨てたモンじゃないな~と思うのでしたw<何様?w
(追記:タイトルミスあったので修正しました^^;)
1年振りの新刊だし、刊行再開、という言葉がしっくりくる気がしてw
境界線上のホライゾン第三幕上巻、祝発売(^^
もうおっさん年齢なのに、本来は中高生向けのライトノベルをついついチェックしてしまう私ですが、
20代の頃に比べればだいぶ買わなくなってきてまして、最近はほぼ決まった作者の本だけになってきてますね。
上遠野浩平、うえお久光、最近は西尾維新とかが面白くてチェックしてます。
んで、今回紹介する「境界線上のホライゾン」(電撃文庫)ですが、作者は「川上稔」といいまして、
代表作に「都市シリーズ」「終わりのクロニクル」(いずれも電撃文庫)があり、
また、ゲームなどの企画やシナリオライターまでこなすマルチな方です。
20代の頃、この方の「都市シリーズ」にすっかりハマりまして、それ以来、出す本は欠かさず購入するようにしてるのですが、
いやほんと、面白くて(^^
この方の書く本はライトノベルにありがちなSFファンタジーものではあるのですが、世界設定がとてもいいんですよね~。
ややゲーム的な感すらあるくらい凝った設定ではありますが、かといって登場人物達がそれに隠れる、なんて事はなく、
むしろ「濃い」(いや、濃すぎるw)キャラクター達が縦横無尽に駆け回る、というのがこの方の書く小説の一貫したカラーで、
コミカルな場面もありますが、なにかしら抱えるものがあるキャラクター達の内面もしっかり描きつつ、テンポ重視で進むシーンは軽快に、
どっしりと締めるシーンはしっかりとした描写で、ほんと読み応えがあって楽しませてくれます。
ところで、ライトノベルという割に、なんか妙に本厚くないかって?
いや、そんな事は無いですよ、この作者の本としてはわりと普通でして。
試しに前巻の「第二幕下巻」と比べてみましょうか?
(左のやや日に焼けた方が前の巻です)
ほら、前の巻に比べれば、ぜんぜん普通でしょ?w
・・・え?普通のライトノベルのサイズと比べてみろって?w
右の薄いのは「人類は衰退しました3」田中ロミオ著(ガガガ文庫)ですが・・・(これもオススメ!)
・・・確かに異常だよね、この厚さw
1年前、ホライゾンの第二幕下巻を本屋で見たとき、「アホじゃね!?」と思いましたもんw
この厚さの本を出そうという作者も、出版会社もw
だって、ライトノベル分野って、本来は中高生向け、つまり10代後半がメインターゲットなわけですよね?
それなのに、本の価格が本体1,190円ってw<さらに税金かかるよw
ちなみに「人類は衰退しました3」は本体600円で、まあだいたい500円~600円台が平均的な価格帯だと思うのですよ。
まあ、この方の本の厚さは毎回のことでしてw「終わりのクロニクル」のときも最終巻はとんでもない厚さでした。辞書かと思うくらいw
今回の第三幕上巻をレジに持っていったとき、本体870円だったので、「あれ、今回は安いな」って錯覚しちゃったw
・・・と思ったら、来月は「中巻」が出るらしいwそれまで上下巻パターンだったので油断したぜw
なんか、濃いくらいの描写やコミカルシーン、脇役スポットなど減らせばもっと本を薄く出来そうな気もするのですが、
それやったらただの無味乾燥なライトノベルになってしまってつまらなくなるでしょうし、
そう判断した編集者や出版社の英断wがこの本を世に出してるのだなと思うと、
最近安易な「萌え」だの、アニメ化やコミカライズ化を最初から前提としてるようなものばかり出てるライトノベルという分野も
まだまだ捨てたモンじゃないな~と思うのでしたw<何様?w
(追記:タイトルミスあったので修正しました^^;)