芋を日に当てて、目出しを促進しようと、保存していたジャガイモの箱を空けたら、もう芽が伸びていました。今年は暖かく、ジャガイモの芽出しも早いようです。
写真は、昨年収穫したジャガイモ各種、左からメイクイーン(May queen),キタアカリ(何だか色が白い),アンデスレッド(三倍体),インカノメザメ(二倍体)。植え付けには早いのですが、サンプル的に割ってみました。上の目が出た芋は、インカノメザメ。独特の紫色の芽が出ます。こちらは陽に当てても、皮が緑色にならず、ソラニンを作らない。
昨年、ホームセンターで買った種芋は、ことごとく病気が発生し、収穫は少なかった。はじめは旺盛に生育したが、後半ばったりと枯れてしまいました。周りの畑の人たちも皆、同様に困っていました。結局、自家採集した芋が、一番良く育った。最近のジャガイモの種芋の品質は、低下傾向に拍車が掛かっている。信用あるお店から調達しましょう。
そちらは冬の間、お休みなのですね。失礼いたしました。こちらも、四月中旬ころジャガイモを植えつけますが、昨年作った「インカのめざめ」の芽が伸びて着ましたので、先日植え付け、古マルチを掛けてきました。
最近、種芋の品質が低下していて、全滅になることもしばしばです。自家採種の芋の方が成績がずっと良いです。こちらこそ、よろしくお願いします(^-^)。
とっても素敵なブログですね! 早速リンクを貼らせて
いただこうかと・・・。
こちらでは、ジャガイモは遅霜を警戒して4月の中旬以降ですが、今年は天候不順なので少々不安です。
では、これからもよろしくお願いします。
青森の外国種の生産農場ですが、深浦町の農漁法人が30種ほど作っています。そこ栽培カレンダー、ありました。http://www.koganezaki-farm.jp/saibai.htm
あの辺では、海のそばの平地に、ぶなが生えていて涼しい所ですよ。私は、そこで熊に追われた事があります(^^;
当地では、春清明~土用に植えつけ、夏土用頃から収穫です。早堀は、小暑の頃です。目に良いアントシアニン色素の紫イモ、いいかもしれません。
西日本用では、農林23号 ニシユタカが豊産で、春作、1アール当たり430kgだそうです。
『ジャガイモミニ白書』 日本いも類研究会編
農協での取り扱い品種はもうひとつありました。春秋二期作用の農林一号です。この種芋は同じ県内の、瀬戸内海沿岸の産地から来ます。その産地は赤土の畑(見た目にも赤い土です)ですが、その赤土が美味しいジャガイモを育てる、とのことです。でも、私はこのジャガイモは好きではないので作りません。
そちらのジャガイモの作期は何時なのでしょう。以前roseval系の品種の種を買ったとき、産地が青森と記してありました。そのとき想像したのは、青森では秋口に収穫するような作型なのだろうか、ということです。
昨年、私の畑の周りの人達も、同じ巨大ホームセンターから買ったジャガイモが、皆枯れました。種イモに原因があろうと思います。一応、種イモの合格印はありました。ホームセンターは、いろんな品種がありますが、品質管理が今一つです。機械堀の傷があり、傷口に青いカビが付いていたりします。
最近、北海道産のジャガイモの種芋の品質が低下していて、こうしたトラブルが増えています。こちらの農協は、男爵と「メークイン」だけの取り扱いで、秋の予約が必要です。米の単作地帯ですので、イモ類が売れると、米が売れないとか・・・(^^;。
当地は、寒冷地向きの男爵と「メークイン」は、春まで劣化せずに、みずみずしさを保ちますが、アンデス赤、インカノメザメは、やや劣化します。そちらと逆かも知れませんね。
「メークイン」は、日に当たるとすぐ青くなりますので芽は食えんの訛りでしょうか^^。
男爵とメークインは自家採種できますが、春までには老化してしまうので、購入苗よりできはよくありません(今は亡き父から聞いた話)。
細かいことですが、May Queenの和名は「メークイン」と表記するのが正しいようです。それが、日本で登録されている名称、ということです。私は長い間そのことを知りませんでした。