炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

秋明菊 (きんぽうげ科)

2006-10-18 | 休憩室

シュウメイギク Anemone japonica Sieb.et Zucc


 キンポウゲ科の多年草で、菊と違い、植え替えをしなくとも毎年、八重のきれいな花を咲かせてくれます。雑草にも強く、株が充実すると、草取りの必要がほとんどありません。雑草を押しのけるように増えます。


 『 学生版 牧野植物図鑑 』には、「山野にはえる多年草で、庭にも植えられる 。」とありますが、現在の日本の山野には、多分はえていないと思います。
だいぶ前に、京都の鞍馬山から貴船神社にかけて、ハイキングがてら、シュウメイギクを探した事がありますが、野生の状態の物は、見つけることが出来ませんでした。

 実際には、中国原産ですので、牧野植物図鑑の記述は、当時の日本の「テリトリー」を指しているのかもしれませんね。『 牧野植物図鑑 』は戦前からの名著.。




洋種 一重咲.

 こちらは、欧米で改良された白花。背が高く1.6mほどになります。
八重の原種は、ややコンパクトで、70~80cmくらいです。



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6 コメント

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ありがとうございます (sennryou55)
2006-10-21 23:58:16
コメントいただきありがとうございます。

秋明菊 鉢植えにしてあるので、

お花が終わったら地植えにします。

見事に咲いていますね~
sennr さんようこそ^^ (Yuji)
2006-10-22 13:23:57
秋明菊、生命力が強いです。うちの八重のは、明治時代から、毎年咲いています。

下の写真は、コンクリートの隙間に生えている秋明菊です。どうやって、生きているか不思議なくらいです。↓

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/d2/af18e3a5ab69c5eed61306220063da3a.jpg
秋明菊 (Jazz)
2006-10-22 18:50:31
先日はコメント有り難うございました。



秋明菊、京都に行けば自生しているのだとばかり思っていました。

よく貴船云々、と紹介されていますので。



ピンクも白もたくさん咲いていますねぇ。

私も花後に地植えします!

貴船菊は (kodama)
2006-10-23 11:35:37
京都では善峯寺か宗蓮寺に多いです。

貴船は少し。白も八重のピンクも好きです。



余談

「ふね」が「棺おけ」の意味とのお話、

私はてっきり、「骨」から来ているものと

思っていましたよ。

貴船より船岡山がそういうイメージ…(蓮台野が近いし)
鞍馬から貴船へ (U-2)
2006-10-23 15:37:22


Jazzさん、こちらこそありあとうございます。お返事、遅くなりました。

鞍馬から貴船への散策コースを探しましたが、鞍馬山は杉が植林され、ありそうにありませんでした。貴船付近は、よりうっそうとした木立で見つかりませんでした。でも、渓流の上に桟敷をつくって、とても風流な所でしたよ(^o^)。

ご地元京都のkodamaさんが、詳しくお書きになっています。↓

http://blog.goo.ne.jp/kodama0015/e/5b92675aaf83bf7ae7e9c21b78fdd565
善峯寺か宗蓮寺ですね。 (U-2 (筆者))
2006-10-23 15:58:55
 kodamaさん、お知らせ下さり、ありがとうございます。地元の方の記事は丹念で、読みごたえがあり、とても、参考になります(^o^)。貴船山頂は、まだ登っていません。善峯寺と宗蓮寺も、行って見たいです。



「骨」、う~ん..なるほどですね。韻の響きが連想させる物があります。骨は「

燐酸カルシウム」そのものですから、良い花が咲いたと思います。

 棺おけの事は、防衛大の先生の造船史の本に出ておりました。

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