パキスタン大地震の22日前、9月23日にアフリカ北東部、エチオピアの紅海よりの地域にM5.5のやや強い地震がありました。アフリカでは、比較的地震が少なく、興味深いものがあります。この地震は、何だったのでしょうか。
場所は、紅海の入り口付近のエチオピア北部です。
この付近は、東アフリカ地溝帯> の北の端に位置し、ホット スポット型火山群がある所です。 右画像:USGS.
エチオピア当局は24日、同地域のエルタ アレ ( Erta Ale )火山が噴火し、周辺の遊牧民 5万人に、移動の指示を出ししました。この地震は、火山噴火に伴う火山性地震だったようです。 Volcano Discovery
エルタ アレ ( Erta Ale )火山は、標高612m、裾野の径50kmの楯状火山で、エチオピアで最も、活動的な火山です。過去の主な噴火は1873年、1904年、1906年、1940年、1960年、1967年で、今年の一月にも、火口の溶岩湖に、大きな変化があったといいます。
日本では、火山噴火とその周辺の地震に、概ねの連動性が認められていますが、大陸をはさんでの大地震と火山の広範囲な連動性を指摘したのは、19世紀はじめ、南北アメリカを訪ねたアレキサンダー フンボルトです。
フンボルト は、カリブ海、セント ビンセント島と、グァドループ 両島で起きた火山噴火と、南米のベネズエラ、及び、北米の中部、ミシシッピー河流域で発生した大地震の連動性を考察 しています。
続いて、ビーグル号で航海中のC ダーウィン が、1835年1月19日南米チリのオソルノ火山の大噴火を目撃し、翌月20日には、大地震に遭遇します。ダーウインは後に、この地震と火山活動の関係について詳細な報告書を書いています。
今回のエチオピアの エルタ アレ火山 の噴火と、パキスタンの地震に何か因果関係があったのでしょうか。アフリカ側の火山活動と、パキスタンをはじめとする、ユーラシア大陸側の大地震の発生時期を比較してみると興味深いですね。
-ご参考-
・ 火山噴火と地震の連動性.その1.浅間山 >> ・ 日本列島の災害 >>
・ パキスタンの大地震 >> ・ パキスタン大地震 前日の様子 >>
場所は、紅海の入り口付近のエチオピア北部です。
この付近は、東アフリカ地溝帯> の北の端に位置し、ホット スポット型火山群がある所です。 右画像:USGS.
エチオピア当局は24日、同地域のエルタ アレ ( Erta Ale )火山が噴火し、周辺の遊牧民 5万人に、移動の指示を出ししました。この地震は、火山噴火に伴う火山性地震だったようです。 Volcano Discovery
エルタ アレ ( Erta Ale )火山は、標高612m、裾野の径50kmの楯状火山で、エチオピアで最も、活動的な火山です。過去の主な噴火は1873年、1904年、1906年、1940年、1960年、1967年で、今年の一月にも、火口の溶岩湖に、大きな変化があったといいます。
日本では、火山噴火とその周辺の地震に、概ねの連動性が認められていますが、大陸をはさんでの大地震と火山の広範囲な連動性を指摘したのは、19世紀はじめ、南北アメリカを訪ねたアレキサンダー フンボルトです。
フンボルト は、カリブ海、セント ビンセント島と、グァドループ 両島で起きた火山噴火と、南米のベネズエラ、及び、北米の中部、ミシシッピー河流域で発生した大地震の連動性を考察 しています。
続いて、ビーグル号で航海中のC ダーウィン が、1835年1月19日南米チリのオソルノ火山の大噴火を目撃し、翌月20日には、大地震に遭遇します。ダーウインは後に、この地震と火山活動の関係について詳細な報告書を書いています。
今回のエチオピアの エルタ アレ火山 の噴火と、パキスタンの地震に何か因果関係があったのでしょうか。アフリカ側の火山活動と、パキスタンをはじめとする、ユーラシア大陸側の大地震の発生時期を比較してみると興味深いですね。
-ご参考-
・ 火山噴火と地震の連動性.その1.浅間山 >> ・ 日本列島の災害 >>
・ パキスタンの大地震 >> ・ パキスタン大地震 前日の様子 >>
正確に言うと、火山直下の地震は一個だけで、あとは百キロほど南に多数集中しています。ホットスポット型であり、グレートリフトヴァレーでありと、複雑です。
ガラパゴス諸島も、ホットスポットですね。
あと陸上で,ホットスポットというと、イエローストーンでしょうか。
アフリカ・ガボンに身内がおりますが、
あちらでは地震の心配は無いと聞いておりました。
あまり無いことですので、今回の件には興味を惹かれます。
火山性地震だったとは・・・。
昨日はガラパゴスでも噴火があったようですね。