浅間山の代表的な噴火と、その付近の地震について、国立天文台編『理科年表』から,拾ってみます。
尚、浅間山の噴火は、『理科年表』が採用している、被害の大きい噴火、及び休止期間明けの噴火を主に、載せています。地震の方も、この他に多数発生しています。
1596年 浅間山慶長の大噴火
1605年 東海、南海、西海諸道『慶長の大地震』
1647~48年 浅間山慶安の噴火
1648年 相模、江戸に地震
1649年 武蔵:川越などに地震
1703年 江戸、関東に大地震「元禄大地震」(関東大震災型)
1704年 浅間山、31年ぶりの噴火
1718年 三河、信濃に地震
1721年 浅間山享保の噴火
1725年 高遠、諏訪に地震
1729年 伊豆に地震
1751年 糸魚川付近に地震、山崩れ多数
1754年 浅間山宝暦の噴火
1755年 日光に地震
1782年 相模、武蔵,甲斐に地震
1783年 浅間山*天明の大噴火
1791年 川越に地震
1791年 松本に地震
1803年 浅間山享和の噴火
1811年 三宅島噴火、地震
1812年 武蔵、相模に地震
1815年 (浅間山小噴火)
1828年 越後、三条、見付付近に地震
1909~13年 浅間山噴火
1912年 長野県に地震
1916年 浅間山麓に強震
1920年 浅間山大正の噴火
1923年 「関東大震災」
1924年 神奈川県に地震
1927.新潟中部「蒲原地震」
1928.30.31.35.浅間山昭和の噴火
1930.北伊豆地震
1931.西埼玉地震
1933.昭和の三陸大津波
これよりも、遠い地域の地震とも、関連しているように思えます。観光地に多く地震が起きた事が、こうした指摘を、遅らせたのでしょうか。
火山と地震の空間的分布の重なりは、学校でも習いますが、時間分布を教えないのはなぜでしょう。「不意」の地震に、水戸黄門式、お上に泣きつきの構図を保持しているのでありませうか..嗚呼。
ともあれ、浅間山の噴火は、日本列島全体への「警鐘」と申せましょう。
拙ブログ関連記事
・火山と地震の連動性.その2.東日本の火山噴火と地震
・地震と噴火の連動性を考える フィリピン (北部編)
・Charles Darwinの考察した火山噴火と地震 『 ビーグル号航海記 』より
・阪神淡路大震災から 12年
尚、浅間山の噴火は、『理科年表』が採用している、被害の大きい噴火、及び休止期間明けの噴火を主に、載せています。地震の方も、この他に多数発生しています。
1596年 浅間山慶長の大噴火
1605年 東海、南海、西海諸道『慶長の大地震』
1647~48年 浅間山慶安の噴火
1648年 相模、江戸に地震
1649年 武蔵:川越などに地震
1703年 江戸、関東に大地震「元禄大地震」(関東大震災型)
1704年 浅間山、31年ぶりの噴火
1718年 三河、信濃に地震
1721年 浅間山享保の噴火
1725年 高遠、諏訪に地震
1729年 伊豆に地震
1751年 糸魚川付近に地震、山崩れ多数
1754年 浅間山宝暦の噴火
1755年 日光に地震
1782年 相模、武蔵,甲斐に地震
1783年 浅間山*天明の大噴火
1791年 川越に地震
1791年 松本に地震
1803年 浅間山享和の噴火
1811年 三宅島噴火、地震
1812年 武蔵、相模に地震
1815年 (浅間山小噴火)
1828年 越後、三条、見付付近に地震
1909~13年 浅間山噴火
1912年 長野県に地震
1916年 浅間山麓に強震
1920年 浅間山大正の噴火
1923年 「関東大震災」
1924年 神奈川県に地震
1927.新潟中部「蒲原地震」
1928.30.31.35.浅間山昭和の噴火
1930.北伊豆地震
1931.西埼玉地震
1933.昭和の三陸大津波
これよりも、遠い地域の地震とも、関連しているように思えます。観光地に多く地震が起きた事が、こうした指摘を、遅らせたのでしょうか。
火山と地震の空間的分布の重なりは、学校でも習いますが、時間分布を教えないのはなぜでしょう。「不意」の地震に、水戸黄門式、お上に泣きつきの構図を保持しているのでありませうか..嗚呼。
ともあれ、浅間山の噴火は、日本列島全体への「警鐘」と申せましょう。
拙ブログ関連記事
・火山と地震の連動性.その2.東日本の火山噴火と地震
・地震と噴火の連動性を考える フィリピン (北部編)
・Charles Darwinの考察した火山噴火と地震 『 ビーグル号航海記 』より
・阪神淡路大震災から 12年
完全な因果関係は証明が難しいでしょうが、
地球内部でなんらかの繋がりがあると考えてもいいのかな?
複数の同じような予兆があれば関東大震災に対する予知も精度が上がると思うのですが・・・。
マグマの上昇、後退によって、地殻にひずみが出るのが、引き金らしいです。『月間地球』1995,通巻188号、「続・火山深部構造と内陸地震.」
岩盤は温度300度C以上でで飴の様に、ゆっくり褶曲し、それ以下では、崩壊、地震となります。
深さ10km以上では、地温が300度C以上のはずですから、そこで地震が起きるのは、水の沁み込みが原因みたいです。
火山活動による歪みや、人為的掘削でも水は、沁み込みます。今回の地震は、ガス田付近に発生。昭和39年の新潟地震は、海上の油田地域に発生。角さん,確実に儲けました。
地震監視より、ハイエナ・ファンドをウォッチしたほうが...(^^;
U-1さん、こんばんは。
非常に興味深い因果関係ですね。
火山帯と断層の地殻変動には何らかの因果関係があるかと思います。
西日本で言われたのが「阪神大震災と普賢岳」で、1991年に大火砕流を噴出した雲仙普賢岳はその後も噴火活動を続けたのですが、1995年の阪神大震災の後沈静化したというものです。
普賢岳のマグマと淡路島の断層を同時に圧迫するものが、大震災で歪が解消され、普賢岳が沈静したというものです。真偽の程は判りませんが。
流石と言おうか、私などよりもよく勉強されていて、当方恐縮です。
昭和58年5月の日本海中部地震では、有珠山、昭和52年からの活動の終息期と重なっていたと指摘されています。付近の渡島大島も活発な活動をしていたとの事です。
東北地方では、火山活動と地震の関係は、明白です。
また、アラスカ、オレゴン、ワシントン州、南米などの沈み込み帯でも、明瞭です。
三宅島の活動も、沈静に向かっています。
U-1さんこんにちは。コメント&TBありがとうございます。
非常に奥が深いですね。山や大地は生きているということを改めて実感できました。
何気なく「へぇ~」ってな感じで撮った写真ですが、こうした事実と合わせて見ると、
同じ写真でも感じ方が変わりますね(^^;)
U-1さんこんにちは*^^*
こちらもTB貼らして頂きました♪
へぇ~!と感心しながらもなるほど~と肯いてしまいしました。
すいません!!思わず投稿を押してしまいました(汗)年表をみると関連しているような気がしますね~。
地震のメカニズムが未だわかっていない世の中。もし、解っていれば自然災害の被害が少しでも減るかな~?
それにしても、U-1さんのとこのコメントはレベルが高いですね!!
とても勉強になります。
首都高さん、コメントありがとうございます。地震は、ここに載せているものの他にも有りましたから、『理科年表』ご覧になって下さいませ。
そちらの浅間山の写真、澄んだ透明感があって、素晴らしかったですよ。また、楽しみに拝見させて頂きます!
(浅間山の地名の由来ですが、「目覚め」にかかる枕言葉でしょうか。)
そちらのブログユニークかつ充実していて、感心致しました。OBABAさんの衛星写真による解析には、負けました。う~ん、すごい。これからもよろしく。
プリニウスの『博物誌』にも、ちゃんと地震の前兆現象として、地震雲のことが、出ていましたョ。
はじめまして、おばばさんのブログから来ました。
噴火と地震の因果関係、特に浅間山について地図に線を引っ張ったりしながら、色々考えていました。
非常に参考になりました。
今のところ浅間山で手一杯ですが、他の火山も視野にいれつつ勉強しようと思います。
これからも、参考にさせていただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
ありがとうございました。