SPACE BATTLESHIP ヤマト

ハリポタか悩んだあげく、SFXがすごそうなのでヤマトを見に行くことにした。一応キムタクファンだし、キャストが結構いいよね？。

娘を誘うと、「キムタク、もう古いから、行かない。」
息子も友達と遊ぶから行かない、というので、（めずらしく）ダンナと二人で行くことにした。

宇宙戦艦ヤマト世代よりもちょっと下だし、テレビもマンガも見てないので、そもそも前提知識ゼロの私。ダンナは当時の大ファインではないけど、当時の少年同様、ヤマトのマンガもテレビも見ていたので、なじみがある内容だという。
映画館は。。。客層の年齢層が高い！じいさんが孫を連れて見に来ている、という構図や、一人で見に来ているおじさんもちらほら。でもって、カップルが少ない。ちょい年配の夫婦が多かったかな。ヤマト世代というところか。映画が終った後は、シーンって感じ？

ネタバレはほとんど無しで書くと、SFXはすごかった、と思う。スターウォーズみたいな世界。ALWAYS 三丁目の夕日の監督さんだとは知らなかった。
ストーリーは、結構泣けた。
黒木メイサが勇ましくて美しかった。キムタクにはちょっと若すぎて不釣り合いな気がしたけど。
専門用語がよくわからん。。。XX長、XX班長とかの位置づけがわからん、人間関係が複雑なようで単純なようで、映像のディテールにこだわる反面、いきなり急接近するとか感情移入してしまう違和感が残った。これはマンガとかテレビアニメとか見ていて既にストーリーが刷り込まれていれば「いきなり感」は無かったのかもしれないけど。。
このグローバルな時代に、日本人だけで、地球を救おうという違和感もある。
ダンナ曰く、世界中で個別に戦っている設定のようだけど、古代進の兄さんの話も除隊した理由も、何やらあった確執とかも映画の枠の中ではしっかりと描けていないので、いきなり感があった。
ぎばちゃんとか、池内君とか、西田さんとか、緒方直人とか、周りを固める役者の演技はよかった。

ヤマト先入観のあるダンナの感想は、、
「オリジナルとは随分ちがうけど、でも案外、面白かったんじゃないの？オリジナルの声優が結構入っていたし、キャラに似ている俳優が多かったね。堤がもう一度出て来るとおもったんだけどなあ。沖田館長が一番似てなかったかも。」

ヤマトオリジナルファンにはきっと賛否両論があるんだろうなあと思いながら、日本でもこんなSFX出来るんだなあ、という点ではカンドー。
SFXはストーリーというか、何やら思想が難しくて、ハテナが頭の中でいっぱいになるんだけど、楽しめました。