元和泉二丁目 西河原自然公園

古民家園を後にして、さらに、西へ。
しばらくすると、通りの、南側には、西河原自然公園。
西河原自然公園、多摩川北岸の公園、ということか。
ただ、この場所は、北岸といっても、河川敷、川原ではない。
実際、公園ができる前は、梨畑、田圃、だったそうだ。
では、そのような場所、なぜ、公園にする必要があったのだろう。
砂利の採掘が、始まったから、ということらしい。
河川敷、川原での、砂利採掘は、すでに、禁止されていたが、かつて、河川敷であった場所は、禁止の対象ではない。
そのような場所の中に、地中、砂利が、堆積している場合があるのだ。
それが、いまの、西河原自然公園だったらしい。
だが、すでに、周囲は、住宅地。砂利採掘をされれば、広範な穴ができてしまう。
ということで、西河原自然公園にしたのだそうだ。
時代は、高度成長を達成したあとの、安定期。
そういう時代だったのだろう。
福祉会館通りから、北へ。
狛江住宅地の中、北へ、向かう。
（2013年9月記）