三億円事件犯人による指定ルート地図について（4）

結局は、三億円事件犯人による指定ルート地図、どのように、考えればいいのだろうか。
まず、言えるのは、相応に、土地勘がなければ、この地図は、書けない、ということ。
さらに、言えるとすれば、クルマ移動に、便宜を図るという目的に、特化していることだ。
以上のことを、ふまえていれば、誰が、書いても、同じような、地図になると思える。
そもそも、道標も、限られているし、また、クルマが、それなりに、走行できるルートも、限られている。
逆に、それら、限られている道標、限られている、クルマの走行ルート、その地域を、ある程度、知らなければ、書けるものではないはずだ。
地図を見ただけだったり、何度か、クルマで、走行しただけであれば、適切な、クルマの走行ルートまでは、わからない。
つまり、この地図は、ただの地図、ではなく、クルマ走行用の、ルート地図に、なっているのである。
（2013年6月記）