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利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

石碑に刻まれた魂

2007-09-17 | 
夢二の詩碑が蓬莱橋のたもとにあった
岡山の人たちは、この悲しい魂を誇りにしているのか

情感と歴史、そして文化か??

「待てど暮らせど 来ぬひとを
宵待草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな」








竹久夢二と出会う

2007-09-17 | 
先に決めていた岡山の旅のコンセプト
岡山出身の素晴らしい方との出会い
その一人にふと出会う

遅くなったお昼をとるために店を探して岡山後楽園からルートを外れた
しかしお腹を空かして歩いているのだがなかなか飲食店がみつからない
やっと見つけて少しためらい、次に足を進めると、本当にお店がなくなるのだ
今回の旅はいつもこのパターン
「地元が漂う素敵な店で食事を」という思いがつい裏目に出たようだ

その途中でふいに竹久夢二の名前を目にした
さらに遠くに目をやると「夢二郷土美術館」
蓬莱橋を越え、「夢二に会いに行こう」
しかしお腹が空いて立ちくらみを感じている

究極の状態で対面した竹久夢二
異常なまでにも私の飢えた神経を突いた
ここんとこテーマにしている大正ロマンの世界に足を踏み入れたようだ
ナイーブな感性に涙が出そうだ
空腹のせいではないのだ
いつもそばにいらっしゃる老人の魂と出会う感じだ

「ぐさっときた」



マザー・テレサ没後十周忌命日

2007-09-05 | 
今日9月5日はマザー・テレサが亡くなって10年
マザー・テレサに会いたくて、東京都写真美術館ホールで行われた「マザー・テレサメモリアル没後10周年・記念上映会」に出かけてきた

第一部は映画「マザー・テレサとその世界」(千葉茂樹監督)

第二部は座談会「実践する愛:マザー・テレサの言葉を継ぐ」
ゲストはアグネス・チャン、千葉茂樹監督、山谷のホスピスケア施設の山本雅基施設長の三名

第三部は映画「マザー・テレサ:母なるひとの言葉」


私の日常では、あまり使わなくなった「貧しさ」という言葉が耳をついた
物質的な貧しさだけではない
愛への貧しさ

10数年ぶりに聞いたアグネス・チャンの肉声
前と同じようにメッセージ代りに歌ってくれた
なんとも言えない歌声、心が震えた


会場で紹介されたマザー・テレサの言葉より考えてみたい

(以下、引用)
人々は、忙しすぎます
何かに夢中で時間がなくて
微笑みを交わす暇さえありません

食べ物に飢えた人ならば
食べ物を与えればその飢えは満たせます
けれど孤独な人の心の飢えは、もっと深刻なのです

愛への激しい飢え
誰もがその苦痛や孤独を経験しています
家族の中にもいるかもしれない”飢えた”人々を見出し、愛し、
愛をおこないに移すのです
おこなってこそ『愛』なのです
(以上、引用)


マザー・テレサの命日
その日はあらためて私の生き方が変わった記念日



夜の電話

2007-08-30 | 
旧友から真夜中に電話があった
なつかしいから話し込んでいたら
急に会話が途切れた
どうも電話で話しているうちに寝てしまったらしい
なんのこっちゃ、と思いつつ
旧友との会話の余韻にひたる

なんか、役にたったのか
疲れ切っていたのか

旧友だから、許そう

桑田投手にエール

2007-08-16 | 
大リーガー桑田投手が戦力外通告を受け、引退か?
ニュースを信じるしかないが、39歳桑田投手にエールを贈りたい。
桑田投手は、最後に男としての生きざまを示した。
男とし共感している

まだ続けても、現役に終止符を打っても、その評価を変えることはしない

感動、夢をありがとう

そう思っている男がたくさんいる

奇麗になった人へ

2007-08-10 | 
今日は朝から動揺していた
久しぶりに、もうひとりの私を支えてくれた人に会えるかもしれない
うれしいとか楽しいという感じではない
この不安定な私の魂を支えてくれた小さな力
小さいけど、
今頃その存在の大きさに気づいた
一種の尊敬の気持ちさえ湧いている

誰が何と言おうと、ありがたき人
不安で暗黒な孤独の世界から私を救い出した
無口な人の生み出すその存在感に頭をたれ
ただただ感謝、感謝

奇麗になった素敵な人
あなたは私の歴史に刻まれました

これから幸せになってください


今日から出張

2007-08-07 | 
三日間の予定で青森へ出張
仕事、出会い、うまいもの、温泉

始発に乗らなければ、
さあ、出かけよう

不快指数の高い東京から、ほんの少しの脱出

小田実さんの告別式

2007-08-04 | 
8月4日、青山葬儀場で小田実さんの告別式
やっぱりすごい、たくさんの警察官が付近を警備していた
(すごいのはあたり前だけど警備状況ではなく参列者の方々。告別式を終えて追悼デモをされた)
私なんかは当然入ることはできないだろうなと思い
葬儀場の入り口で手を合わせてご冥福をお祈りした。

偉大な人は、本当は優しい


支えてくれた人

2007-08-04 | 
昨年は仕事では大変な年であった
新たな地域で新たな事業をスタート
その一年を支えてくれたたくさんの人がいる

先日、そのひとりと再会
一番苦しい時に助けてくれた人
何もお返しができないまま一年が過ぎ去った
また助けにきてくれた

相変わらず働き者である
その姿に学び、感謝

でも
「ありがとう」と言い忘れた