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利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

脳を学ぶ

2007-10-10 | 高齢社会
認知症ケアの学習資料を作成するために脳の解明をはじめてみた

認知症は脳の器質障害によっておこる病気の状態像
ここがスタートラインだと思う
そして高齢者福祉は認知症ケアとの対面である

調べていくと、「脳」から「人間」が見えてくるような気がしてくる

岡山にて

2007-09-12 | 高齢社会
6年ぶり二度目の岡山。地元の方には大変失礼だが特にこれと言ったイメージがもてないまま来てしまった。友人に尋ねても同じ印象の答えしか返ってこない。旅行情報誌を買って目を通してみたが、地域像がつかめない。
こうなったら岡山に着いてから何かをつかもうと思った。

夕食をして「瀬戸内海」に興味をそそられた。おいしい食材がありそうだ。

ホテルで山陽新聞の夕刊を買い求め、地元情報をさがしてみた。

あった!
見つけた!

「教育県・岡山」
江戸時代に寺子屋、私塾が多く、明治期の小学校就学率が全国トップクラスにあったという。こうした基盤を背景に学問、研究、芸術などの分野で多くの人材を輩出してきたお国柄。
おもしろい!
気候温暖で交通の要衝にあり広い平野を擁する岡山県
物質的豊かさを土台に勉学にいそしむ県民性

気候寒冷で盆地分立するもうひとつの教育県・長野県とは対極にあるという
昔から政治的中心地から遠隔にあり、こうしたハンディを克服するために人づくりに注力した刻苦勉励の国

岡山の旅(実は仕事)はこのテーマでみてこよう

心を素にして

また事故報道

2007-09-09 | 高齢社会
八王子の特養ホームで起きた事故報道
61歳のご入居者の胃の中からスプーンが
嘔吐を繰り返し辛かっただろうと思います
そして一週間後に死亡された、特養ホームでは若すぎる死です

心よりご冥福をお祈り申し上げます

まだ事故の解明がなされていません
もしご入居者が自らスプーンを口にしたとしたら
責任転嫁ではないし逃げようとも思わないのですが
しかし特養ホームは万全ではないということをマスコミの方に知っていただきたいと思います

制度的根拠の中でどこまで可能か
今の制度に準じていると
こういうことも起きるんだということを
厚生労働省にも知っていただきたいものです
事故が起きないための指針作り
事故が起きた場合の対応マニュアル作り
これらももちろん大切なことですが、
事故が起きない職員配置
すなわち介護報酬を見直していかないと事故発生のリスクが軽減しない部分もあります

大切なことは基本に忠実であること
そして情報の共有化と日々の信頼関係の構築です
ご入居者、ご家族、行政、そして職員
みんな役割は異なりますが、目的は同じでありたいと願っています
日本の高齢者福祉向上のために


特養ホームで起きた事故

2007-08-31 | 高齢社会
報道された特養ホームにおける入浴時の転落死亡事故
亡くなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

報道記事を読みながら、無性に悲しくなる
そして誰にというわけではないが腹が立つ

他人ごとではないのだ
評論家であってもいけない

押しつぶされそうになるこの感覚
高齢者福祉に携わる責任の重さに吐き気がこみあげてくる

たまには愚痴を聞いてくれよ


阪神間モダニズム考

2007-08-26 | 高齢社会
神戸に行ってきた
海、山、川、その中に組み込まれた住みたいと思う好きな街である

近代の都市化を考えるとき、阪神間モダニズムと言われたものを知るとわかりやすい
下町、山の手、ニュータウンという区分が近代の都市化に及ぼしてきたことを知るとき
人間の営みの是非が見えるような気がする
淡路・阪神大震災後に、このことはあらためて議論されているという

あるレポートで分かりやすい見方をみつけた
絶対的な個人主義に個別居住
それは男性が働き、女性が働かないことをステータスとし、白い学校と住宅だけの街
それがニュータウン開発の前提であった

一方下町では、路地裏ごとの支えあい、物干し場越しに会話をする
子供の死という悲しみまでを共有する生活形態がそこにあった

さてどちらが良いか、考えてみた
恐らくニュータウンの風景にあこがれてきた
実際に住んでもみた

しかし下町的居住形態、ムラ社会的コミュニケーション
年をとってくるとこっちのほうがイイナ、と思う
地域に根ざすというか溶け込む生活
うっとうしい部分があって避けてきたが、
高齢期には個も守られる共同居住形態

ユニット型特別養護老人ホームのコンセプトも、そこにあるような気がしてきた

お見舞い

2007-08-19 | 高齢社会
大切な仲間が入院した
お見舞いに行ってきたが、お見舞いのタイミングが難しい
しかしまずはお見舞い
早く元気になってください、という祈りを込めて

終戦記念日

2007-08-13 | 高齢社会
8月15日、終戦記念日
この日は人間が人間であるために一年で一番必要な日

さまざまな意見や価値観がぶつかりあう
大いに意見交換をして、戦争のない社会を維持したい

福祉の対極にあるのが戦争だから
福祉に携わる私にとって、戦争はいらない
すべての解決にならない

その証明を
目の前のいらっしゃる戦争体験を有する高齢者の方とともに行いたい

まだまだ

2007-07-23 | 高齢社会
六年ぶりのパソコンの新規購入に費やした時間は計り知れず、やっと納品になってまた一苦労が続いている。
なかなか難しい。
しかし情報化時代に生きるためにクリアしなければならない課題。
変化が早過ぎます。