利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

また事故報道

2007-09-09 | 高齢社会
八王子の特養ホームで起きた事故報道
61歳のご入居者の胃の中からスプーンが
嘔吐を繰り返し辛かっただろうと思います
そして一週間後に死亡された、特養ホームでは若すぎる死です

心よりご冥福をお祈り申し上げます

まだ事故の解明がなされていません
もしご入居者が自らスプーンを口にしたとしたら
責任転嫁ではないし逃げようとも思わないのですが
しかし特養ホームは万全ではないということをマスコミの方に知っていただきたいと思います

制度的根拠の中でどこまで可能か
今の制度に準じていると
こういうことも起きるんだということを
厚生労働省にも知っていただきたいものです
事故が起きないための指針作り
事故が起きた場合の対応マニュアル作り
これらももちろん大切なことですが、
事故が起きない職員配置
すなわち介護報酬を見直していかないと事故発生のリスクが軽減しない部分もあります

大切なことは基本に忠実であること
そして情報の共有化と日々の信頼関係の構築です
ご入居者、ご家族、行政、そして職員
みんな役割は異なりますが、目的は同じでありたいと願っています
日本の高齢者福祉向上のために


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