@telier OWLのブログ(アトリエ アウルのぶろぐ)

くつと修理とその周辺…日々の記録です。

刃物は研いで使うもの

2017-01-13 23:07:45 | 過去のブログ2021年10月まで
靴底の分厚い資材を切るときになくてはならない特殊なハサミ。
靴修理ではリペアハサミと呼んでいました。

ドイツのゾーリンゲンにあるクレッツァー社の革用ハサミ。

以下の2点、かなりの年数使い込まれよく切れるとは言い難くなっていましたが、
研ぎに出したものが返ってきました。


ハサミは研ぐのが難しい 
包丁を研ぐようにはいかない
そしてこのドイツ製ハサミは
特に研ぐのが難しかった
自分だから研げるのだ 
…と言ってました~
と、渡してくれた研ぎ屋さんの奥さんが
お話してくれました。

その自信が素晴らしい。
そういう職人になりたいものです。



京都 鈴虫寺(2回目)

2017-01-13 21:27:16 | 過去のブログ2021年10月まで
去年初めて行った鈴虫寺。
あれから一年…

願い事が叶ったので
お守りを返しに行ってきました。

朝一番9:00の説法を聞きたかったので
5時起きです。
寒い、真っ暗、月もまだ見えてる…。
電車は大阪過ぎるまで混んでました。
京都駅からバスに乗って一時間、
到着は9:00過ぎ。

ゆるいけど80段ある階段がキツイ…そしてやっぱり寒い。寝坊したので隙間なく電車バス乗り継いで朝食も食べ損ね空腹です。

無事終わり新たな願い事をして帰ります。
確か去年も食べた月見とろろそば¥1100。



前日に急に行きたいと思って調べた
安井金比羅にも行きました。
縁切り縁結びで有名な神社です。
まず本殿にお参りしてから
100円を賽銭箱に入れ
形代(かたしろ)というお札に願い事を書きます。それから縁切り縁結び碑(いし)というこれまでのお札がベタベタ貼りまくってある奇妙な石にあいているわりと小さい穴を願い事を念じながらくぐります。
まず表から裏へ。これで悪い縁を切るそうです。次に裏から表へ。これで良い縁を結びます。で、のりが置いてあるので自分のお札を石の好きなところに貼りつけたら終了です。
奇妙な儀式だなぁと思いながらせっかくだから私もくぐってきました。身軽じゃないと困難です。四つん這いで這ってくぐります。
大変珍しいことに、
私はかなり楽しくなっておりました。
おみくじを引いたら大吉で、
悪縁度(そういうのが書いてあるのです)10%!!
素晴らしいことです、これまでこんなことなかったです(やや涙目)

ちなみに私は名指しで縁を切りたい人はいないです。自分自身の今後についてお願いしてきました。


おみくじに書いてありました。
『あさゆふに 花まつるころは 思ひ寝の
夢のうちにぞ 咲はじめける』


八坂神社を遠目に見ながら
京都を後にしました。
来年も願いが叶ったと言って来れたらなぁと思います。