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Renaissancejapan

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バイデン氏、過去最高の44億円調達 有名俳優と資金集め

2024-06-16 17:11:26 | トランプ政権


バイデン大統領㊧とオバマ元大統領は資金集めイベントでともに登壇した(15日)=ロイター

 

【ワシントン=飛田臨太郎】

11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領は15日、俳優のジョージ・クルーニー氏やジュリア・ロバーツ氏らが主催した資金集めイベントに出席した。

バイデン陣営によると民主党で過去最高の2800万ドル(44億円)以上を集めた。

西部カリフォルニア州ロサンゼルスで開いた。バイデン氏はこの会合に出るため、イタリアで開催した主要7カ国首脳会議(G7サミット)を中座して帰国していた。

バイデン氏は大統領選で対決するトランプ前大統領について「彼は自分が勝利しなければ『血の海になるだろう』と文字通り言っている。常軌を逸している」と批判した。

オバマ元大統領も登壇し「かつては失格とされていた行動が常態化している」と語った。

バイデン氏は3月にもオバマ氏とクリントン元大統領と共にニューヨークで資金集めの集会を開いた。その際はおよそ2600万ドル以上を調達した。

 

 

岸田首相「公正で永続的平和を」 ウクライナ和平で演説

2024-06-16 17:05:27 | NATO・EU・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


岸田首相はスイスで開催された世界平和サミットでスピーチに臨んだ
(15日、ビュルゲンシュトック)=ロイター

 

 

【ビュルゲンシュトック(スイス中部)=秋山裕之】

岸田文雄首相は15日(日本時間16日未明)にスイスで開幕した「世界平和サミット」で演説した。ロシアが侵略するウクライナの和平をめぐり「国連憲章を含む国際法の諸原則に基づく公正かつ永続的な平和でなければならない」と語った。

「きょうのウクライナは明日の東アジアかもしれない」と言及し、日本周辺の安全保障にも直結するとの認識を説明した。「力や威圧による一方的な現状変更の試みを正当化するようなものであってはならない」と訴えた。

 

2025年に地雷除去に関する国際会議を日本で開くなど、電力分野を含めてウクライナ支援を強化する方針を明らかにした。「日本ならではの形で貢献していく」と明言した。

原子力の安全について「議論に積極的に貢献していく」と言明した。ロシア軍による原子力発電所の攻撃などを念頭に「生命や生活に直接的影響を与えうる喫緊の問題への対応も急務だ」と話した。

 

人道・復興支援やロシア制裁に関して「ウクライナの美しい大地に平和を取り戻すべく引き続き取り組みを継続する」と約束した。

2023年の主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)で新興・途上国など招待国を含め合意した4原則に触れた。「広島での議論が基盤となり、ウクライナに平和をもたらすべく集ったことを喜ばしく思う」と歓迎した。

 

広島での4原則は
①全ての国が主権や領土一体性の尊重といった国連憲章の原則を守る
②対話によって平和的に解決し、国際法や国連憲章の原則に基づく公正で恒久的な平和を支持
③力による一方的な現状変更の試みを許さず
④法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守る――だった。

 

 
 
 
ウクライナ侵略

2022年2月、ロシアがウクライナに侵略しました。戦況や世界各国の動きなど、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

 
 
日経記事2024.06.16より引用
 
 

仏極右のバルデラ党首、移民系の28歳 勝てば次期首相に

2024-06-16 17:00:10 | NATO・EU・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


仏極右政党、国民連合のバルデラ党首(28)は次の仏首相に就任する可能性もある=ロイター

 

【パリ=北松円香】

仏極右政党、国民連合(RN)の台頭で党首のジョルダン・バルデラ氏(28)が注目されている。

RNは下院選で勝利すれば同氏を首相に据える方針だ。2022年に正式に党首に就任し、ルペン氏の後継者として知名度を上げた。

 

バルデラ氏は仏紙ジュルナル・デュ・ディマンシュの取材に4月、自党を「普通の党にするために闘う」と述べた。ルペン氏が過激な主張を控え有権者の抵抗感を薄める「脱悪魔化」を進めたのに対しバルデラ氏は幅広い層が支持する党へと脱皮を狙う。

イタリア系の家庭の出身で、庶民的なパリ北部のサンドニで育った。こうした属性が有権者に親近感を抱かせ、RNが移民に対して差別的だとの批判を封じるのに一役買っている。

 

10代でRNの前身、国民戦線(FN)に入党しルペン氏に気に入られた。SNSを使った情報発信にたけ、動画アプリ「TikTok(ティックトック)」のフォロワーは160万人だ。リベラル派の仏メディアは「行く先々で支持者と自撮り写真を取りまくる」と揶揄(やゆ)する。

 

 

ウクライナ和平会議、新興国の支持伸びず 仲介役不在

2024-06-16 16:52:08 | NATO・EU・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


15日、世界平和サミットで演説するゼレンスキー氏=AP

 

【ビュルゲンシュトック(スイス中部)=田中孝幸】

ウクライナが提唱する和平案を話し合う「世界平和サミット」は16日、2日間の日程を終えて閉幕する。議長国のスイスの主導で、食料安全保障など3項目で構成する共同声明を採択する見通しだ。

会議はウクライナの侵略を続けるロシアへの国際的圧力を高めるのが狙いだったが、期待していた新興国の支持は思うように広がらなかった。有力な仲介国も不在で、和平への道筋は見いだせていない。

「今日は世界が公正な平和に近づき始める日だ」。ウクライナのゼレンスキー大統領は15日の会議で、集まった各国首脳に和平への第一歩としての今回のサミットの意義を強調した。

ウクライナは今回、参加国数を最重視してきた。議題も主に核を巡る安全保障や食料安保の強化、捕虜やロシアに連れ去られた子供の帰還に絞り、紛争に中立的な国も出席しやすい設定にした。

主催国のスイスの発表によると計100の国・機関が参加したが、首脳級を派遣したのは57カ国にとどまる。大半がすでにウクライナを支援している欧州の域外から首脳を送ったのは20カ国だった。

 

20カ国・地域(G20)の新興国で首脳を派遣したのはアルゼンチンだけで、大半が閣僚や特使レベルの代表団を送った。中国はロシアが招待されていないことを理由に不参加を決めた。

主要7カ国首脳会議(G7サミット)でイタリアを訪れたインドのモディ首相やトルコのエルドアン大統領はいずれも隣国スイスでの平和サミットへの出席は見送り、閣僚を派遣した。

 

参加国数が伸び悩んだ背景には、西側諸国と中ロの権威主義国家の対立に巻き込まれることへの警戒感が広がったことがある。会議準備に関与したG7の高官は「大半の新興国はロシアが不参加でウクライナ支持色が強い会議への関与をためらっていた」と明かす。

 

ウクライナがロシア軍の攻撃に劣勢を強いられていることも一因になっている。ロシアのプーチン大統領は14日、和平の条件として一方的に併合を宣言した4州からのウクライナ軍の撤退を要求。両国の立場の大きな隔たりを印象づけた。

サウジアラビアのファイサル外相は会議で、和平交渉にはロシアの参加が不可欠で「困難な妥協」が必要になると指摘した。トルコのフィダン外相もロシアの参加が求められるとの考えを示した。

 

インスブルック大(オーストリア)のゲルハルト・マンゴット教授(国際関係学)は「仲介役を担える有力な新興国が不参加の今回の会議には限界があった」と指摘した。「次の会議はロシアを巻き込み、サウジなどグローバルサウスの国で開催される可能性がある」と語る。

その布石とみられる動きも出ている。ゼレンスキー氏は12日、サウジを予告なしに訪れ、ムハンマド皇太子と会談。国営サウジ通信は、皇太子が紛争解決に向けた「全ての国際的取り組みに対する熱意と支持」を確認したと報じた。

 

 
 
ウクライナ侵略

2022年2月、ロシアがウクライナに侵略しました。戦況や世界各国の動きなど、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

 

 

日経記事2024.06.16より引用

 


ゼレンスキー氏、戦争終結へ行動計画 ロシアに提示検討

2024-06-16 16:43:36 | NATO・EU・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


15日、スイスでの「世界平和サミット」で演説するウクライナのゼレンスキー大統領
(スイス外務省提供)=共同

【ビュルゲンシュトック(スイス中部)=坂口幸裕】

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ロシアとの戦争終結に向けた「行動計画」を提示する意向を表明した。

ウクライナが唱える和平案を話し合う「世界平和サミット」の次回会合で停戦確定をめざす。

 

15日にスイスで開幕した平和サミットの初会合は16日までの日程で、計100カ国・機関の代表が集う。

57カ国は首脳級が参加し、
①核の安全保障
②食料安全保障
③捕虜や連れ去られた人の帰還――を中心に討議する。ロシアは招かれず、中国は欠席した。

米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は15日、現地で記者団に平和サミットに関し「最終的な交渉につながるプロセスの重要なステップだ」と説明した。

ロシアとの停戦協議を有利に進めるにはウクライナが戦況で優位に立つ必要があると唱えた。

ゼレンスキー氏は「行動計画がテーブル上に置かれ、全員が合意し、透明性のある内容になればロシア側にも伝えられることになるだろう」と述べた。

「第2回サミットで、真の紛争終結を確定できるようにする」と訴えた。時期には触れなかった。

15〜16日に参加国が3つのテーマで合意した内容を踏まえ行動計画をつくる方向で調整すると明かした。各国の協力方法や計画を実施する指導者が必要になるとの認識を示し「達成可能な目標だ」と呼びかけた。

演説では「ここにロシアはいない。ロシアが平和に関心を持っていれば紛争は起きなかった」と非難した。「今日こそ世界が平和に近づき始める日だ」と言及した。

 

米国のバイデン大統領は欠席した。再選をめざす大統領選が11月に迫り、資金集め会合を優先した。

代わりに出たハリス副大統領は平和サミットで演説し「この紛争を終結させ、ウクライナ国民の苦しみを終わらせるというあなたのビジョンを共有している」と語った。

 

ロシアのプーチン大統領は14日、ウクライナとの停戦の条件としてウクライナ東・南部4州からのウクライナ軍の撤退が必要だと強調した。

米欧32カ国の軍事同盟北大西洋条約機構(NATO)への加盟を放棄することも条件に挙げた。

 

ハリス氏はプーチン氏の発言について「彼は交渉ではなく、降伏を求めている」と断じた。「バイデン氏とともにウクライナを支援し、ロシアに代償を科し続ける。公正で恒久的な平和へ努力を継続していく」とも話した。

平和サミットはスイス政府が主催した。ゼレンスキー氏が自らの和平案に対する国際社会の支持を広げる狙いがある。直前までイタリアで主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出ていた岸田文雄首相や英国のスナク首相、ドイツのショルツ首相らが参加した。

 

岸田氏は演説で「今日のウクライナは明日のアジアかもしれない」と言及し、日本の安全保障にも直結すると提起した。

ロシアや中国を念頭に「力や威圧による一方的な現状変更の試みを正当化するようなものであってはならない」と力説した。

 

 
 
ウクライナ侵略

2022年2月、ロシアがウクライナに侵略しました。戦況や世界各国の動きなど、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

 

日経記事2024.96.16より引用