とうとうその8どこまで書いたか忘れてしまいました
最初っから余談。
三谷さんは天寧寺に行ったことがないそうですが、司馬遼太郎も桶狭間に行った(私からすると“来た”だわ)のは1995年の秋(明けて96年の2月に急逝)
つまり、不朽の名作『国盗り物語』の執筆時には現地取材なし
95年秋の取材は『街道をゆく43』(未完の“濃尾三州記”)のためのもので、同行者達は、司馬さんが今初めて桶狭間の地を踏むことに愕然。
そこで司馬さんは
「古戦場というのはね、行ってみてもよくわからないんです。
ごちゃごちゃ家が建ってたりしてね。
あのときは二万五千分の一の地図を見て書きました」
とあっさり。ま、ごもっともで
司馬さんは地図を読み解いたり描いたりが得意です。名人芸です。特に“陣地”とかのね。
『燃えよ剣』の土方歳三がケンカの前、地面に見事な地図を描いていたように……。
よっしゃ、『組!!』につながった
新しい国、新しい挨拶
元日スタパで耕史君の抱負が“友”でした。(以下過去記事から引用加筆)
“友”という漢字は、ひとが手をつないでいる様子を表したものだそうです。
握手もひと同士が手を繋ぎます。
はじめましての軽い握手、別れの名残惜しい握手、喜びを分かち合う「やったねー」な握手、
祝福の握手…………自分の心を伝えたり、相手の気持ちを感じたり、感情を交感するにはお互いの温もりに触れるのがいいのかもしれない。
ハグもそうですね。
かっちゃんとトシの、慎吾ちゃんと耕史君の、それぞれの場面を思い出します。
五稜郭の3人の固い握手。
もちろん別れの握手ではなく、夢を叶える誓いのための………。
夢を叶えたあかつきには、近藤勇は罪人ではなくなる。
ひとつ夢を叶えれば、また新しい夢が生まれて、新しい握手が交わされることでしょう。
でもこれが、3人の最初で最後の握手になることを、私は知っている。
近藤勇を英雄と認めてくれる国もないことも知っている。
これから走り出すというのに、みんな生き生きしてるのに、その気持ちに同化できない自分が堪らなくイヤになったシーンでした。
かっちゃんへ
「近藤さん、悪いがあんたのところに行くのはもう少し先になりそうだ」
こういう言葉だったとはねえ
このだんだら鉢巻のシーンはスタパ見学で見ました。
もちろん台詞は聞こえません。
ただ、最期のときが近づいていることだけはわかりました。
だって誰もいないんだもん。島田も尾関も鉄も相馬も。
美しくとても澄んだ空気を感じたけど、当時は冒頭の台詞がないためか“寂しさ”がの方が勝ってしまっていた気がします。
「目指すは本陣、奸賊薩摩、黒田了介の首ただ一つ。いざっ!」
これも同じ日の撮影でした。
このときの顔、凛々しくってカッコイイんだけど、スタパ見学のとき、待ち時間に見せたあの顔かな。
すっげー怖くてねーー(記事参照のこと)
山本土方に目で殺されるなら本望ですが、死ぬわけには参りません(笑)
カンテラ
五稜郭の物語の合間に、密かにどこかへ兵を進める新政府軍の様子が映し出されるわけですが、新政府軍の指揮官が蹴っ飛ばしたカンテラがその位置を示してくれました。
カンテラについては説明不要でしょ?
奇襲VS奇襲。
手は尽したらあとは運だけ。
その運が、榎本軍にはありませんでした。
カンテラシーンの少し前、間道を駆ける馬上の土方と、新政府軍が木立を境にすれ違うとこ。
奥行きがあってロケの素晴らしさを(笑)ひしひしと感じました。
この後のシーンはやだなあ
島田も尾関も相馬も必死なのに、蟻通を救えない
小ネタはちょっとだけ
・相馬の二刀流もうちょっと見たかったなあ。
・大鳥の「勝ちたい」って、あのやる気満々、水を得た魚の如くの生き生きっぷりを見ると
その気持ちの強さがよーくわかります。
適材適所というか、自分の立ち位置がわかればいいんですよね。
元ヤンの土方(失礼)と同じ土俵で、ってのがそもそもの間違いなわけで
土方の「勝負だ!」の不敵な笑み。あれ大鳥がやったらやっぱ似合わないもん(笑)
・土方の自室は全てをスタパ見学で見てまして……
写真も発句帖も半身のだんだらもその他色々ぜーーんぶ
思いっきりネタばれになるから、当時記事にできないもどかしさで悶々。
どーせ某所でネタばれしてたんでしょうどね。
あの刀掛け、揺れるからスタッフさんも動かないように工夫したり、耕史君も置き方を気をつけたり
したけど、何回か撮り直ししてました(たしか囲炉裏の自在鉤の改造モノ)
今日の感想中身薄いなーーー
ヒネリもなんにもないし……待たせたわりにはイマイチかも。すんません
あっレスしてないわーーごめんなさい
最初っから余談。
三谷さんは天寧寺に行ったことがないそうですが、司馬遼太郎も桶狭間に行った(私からすると“来た”だわ)のは1995年の秋(明けて96年の2月に急逝)
つまり、不朽の名作『国盗り物語』の執筆時には現地取材なし
95年秋の取材は『街道をゆく43』(未完の“濃尾三州記”)のためのもので、同行者達は、司馬さんが今初めて桶狭間の地を踏むことに愕然。
そこで司馬さんは
「古戦場というのはね、行ってみてもよくわからないんです。
ごちゃごちゃ家が建ってたりしてね。
あのときは二万五千分の一の地図を見て書きました」
とあっさり。ま、ごもっともで
司馬さんは地図を読み解いたり描いたりが得意です。名人芸です。特に“陣地”とかのね。
『燃えよ剣』の土方歳三がケンカの前、地面に見事な地図を描いていたように……。
よっしゃ、『組!!』につながった
新しい国、新しい挨拶
元日スタパで耕史君の抱負が“友”でした。(以下過去記事から引用加筆)
“友”という漢字は、ひとが手をつないでいる様子を表したものだそうです。
握手もひと同士が手を繋ぎます。
はじめましての軽い握手、別れの名残惜しい握手、喜びを分かち合う「やったねー」な握手、
祝福の握手…………自分の心を伝えたり、相手の気持ちを感じたり、感情を交感するにはお互いの温もりに触れるのがいいのかもしれない。
ハグもそうですね。
かっちゃんとトシの、慎吾ちゃんと耕史君の、それぞれの場面を思い出します。
五稜郭の3人の固い握手。
もちろん別れの握手ではなく、夢を叶える誓いのための………。
夢を叶えたあかつきには、近藤勇は罪人ではなくなる。
ひとつ夢を叶えれば、また新しい夢が生まれて、新しい握手が交わされることでしょう。
でもこれが、3人の最初で最後の握手になることを、私は知っている。
近藤勇を英雄と認めてくれる国もないことも知っている。
これから走り出すというのに、みんな生き生きしてるのに、その気持ちに同化できない自分が堪らなくイヤになったシーンでした。
かっちゃんへ
「近藤さん、悪いがあんたのところに行くのはもう少し先になりそうだ」
こういう言葉だったとはねえ
このだんだら鉢巻のシーンはスタパ見学で見ました。
もちろん台詞は聞こえません。
ただ、最期のときが近づいていることだけはわかりました。
だって誰もいないんだもん。島田も尾関も鉄も相馬も。
美しくとても澄んだ空気を感じたけど、当時は冒頭の台詞がないためか“寂しさ”がの方が勝ってしまっていた気がします。
「目指すは本陣、奸賊薩摩、黒田了介の首ただ一つ。いざっ!」
これも同じ日の撮影でした。
このときの顔、凛々しくってカッコイイんだけど、スタパ見学のとき、待ち時間に見せたあの顔かな。
すっげー怖くてねーー(記事参照のこと)
山本土方に目で殺されるなら本望ですが、死ぬわけには参りません(笑)
カンテラ
五稜郭の物語の合間に、密かにどこかへ兵を進める新政府軍の様子が映し出されるわけですが、新政府軍の指揮官が蹴っ飛ばしたカンテラがその位置を示してくれました。
カンテラについては説明不要でしょ?
奇襲VS奇襲。
手は尽したらあとは運だけ。
その運が、榎本軍にはありませんでした。
カンテラシーンの少し前、間道を駆ける馬上の土方と、新政府軍が木立を境にすれ違うとこ。
奥行きがあってロケの素晴らしさを(笑)ひしひしと感じました。
この後のシーンはやだなあ
島田も尾関も相馬も必死なのに、蟻通を救えない
小ネタはちょっとだけ
・相馬の二刀流もうちょっと見たかったなあ。
・大鳥の「勝ちたい」って、あのやる気満々、水を得た魚の如くの生き生きっぷりを見ると
その気持ちの強さがよーくわかります。
適材適所というか、自分の立ち位置がわかればいいんですよね。
元ヤンの土方(失礼)と同じ土俵で、ってのがそもそもの間違いなわけで
土方の「勝負だ!」の不敵な笑み。あれ大鳥がやったらやっぱ似合わないもん(笑)
・土方の自室は全てをスタパ見学で見てまして……
写真も発句帖も半身のだんだらもその他色々ぜーーんぶ
思いっきりネタばれになるから、当時記事にできないもどかしさで悶々。
どーせ某所でネタばれしてたんでしょうどね。
あの刀掛け、揺れるからスタッフさんも動かないように工夫したり、耕史君も置き方を気をつけたり
したけど、何回か撮り直ししてました(たしか囲炉裏の自在鉤の改造モノ)
今日の感想中身薄いなーーー
ヒネリもなんにもないし……待たせたわりにはイマイチかも。すんません
あっレスしてないわーーごめんなさい
ここでベートーベンの交響曲第五番の、冒頭ではなく
穏やかに曲が転調していくところが
脳内で静かに流れました(おおげさ?ごめんね)。
わかりにくいコメントですねー。
見出しがね、光ってます。
こーゆーの、だいすき。続きを待つ。
水無月姐さんのは切り口、タイトルのつけ方が
本当に抜群!
ただのストーリーの再録にも解説にもなってない、
って感じがする~!
最後まで行ってね、ほんと。待ってます。
そうそう、水無月さんは興味あるかどうかわかりませんが、
携帯サイト「NHKメロディスタジオ」の、今週金曜更新分で、組!!の新テーマだったワルツが配信されるかもしれません…。
…タイトルを知ってるわけじゃないので「多分」としかいえませんが、
次回予告、として「希望のワルツ」(新選組)と書いてました。「!!」がついてないから、ビミョーなんですけどワルツだし、そうかな?と思ってとりあえず注目中!
元ヤンとか多摩のヤンキーとか…上手いなあと、毎度思います(笑)
しっかし、スタパ見学でそんな場面をご覧になっていたとは…番宣のネタバレなど、屁でもありませんよね!
司馬さんが、桶狭間へ行かずに「国盗り物語」を書いたという話には、ビックリしました
でも、あんな面白い作品が出来るのだったら、行こうが行くまいが関係ないですよね
…と、司馬好き&信長好きの私は、アッサリ思うのでありました(笑)
もしあそこなら、わかる気がします
違ったら失礼
見出しは、わかるひとにはわかるでしょ、なつもりで付けてます。
内容もそんな感じですけど(笑)
あるイミ手抜きかも(笑)
続きはマジで気長に待っててーーー(笑)
NHKメロディスタジオ愛用中です。
でもこの情報知らなかったわー
明日、アクセスしてみまーす
今のところ「やめろ」という声もないので、このままのスタンスで続けます
だんだら鉢巻の場面は、あの台詞を想像できなかったから、いたたまれない気分でしたねー。
桶狭間の件は私もびっくり。
でも、まきこさんのおっしゃるとおりです。
力のある作家は、現地取材なんか不要!