『タイガー＆ドラゴン』粗忽長屋編

やっぱり遅れる『T&D』感想というか小ネタ拾い。申し訳ないけどドン太小ネタはスルー。


「粗忽長屋」ってシュール。
自分の遺体を抱える自分って………。
“我、夢に胡蝶となるか 　胡蝶、夢に我となるか”ていうのとは、違うよねえ。


・オープニング高座が鶴瓶師匠もとい組長！出囃子はスタンダード？
　上方落語なのでちゃんと見台がある（あ、先週もか）
　「おま」の鶴光って世代限定ネタだよねー。
　今時の若者は“ええかーええのんかー”のひとって言えばわかるんか？
　しかし“ええかー～”のCMを見たときはひっくりかえりそうになりました
・“若頭”を“わかあたま”
・「粗忽長屋や。俺の１８番や。え？このあとどんちゃんが粗忽長屋やんの？
　　…ほならやめとくわ」
・「時給いくらだとか、朝のラジオ体操だとか」
・橋本じゅんは『組！』で広岡子之次郎やった人（第4回天地ひっくり返る）
　ちまっとした顔がなんかかわいいんですけど。
・「おいちょっと待て、何か嫌な予感がする」
　「そーそーそー！使い込み」
　「うわぁ。罪悪感全然ゼロ」
・「そりゃそうなんだけどさ、何か面白そうじゃん。」
　「はぁ！？何言ってるんすか！あんなめんどくせーヤツ」
　「ここでめんどくせーとか言ってたらネタが一個損するっていうかさ
　　せめてオチまで聞かねーと高座にかけらんないっつーか」
　　このあとのブロック攻撃までSPのときと同じだよね。
　（虎児と竜二の会話が逆だけど。ロケ地も同じ？）
・お腹つんつんする竜二。
・「今時M-1グランプリだって一千万貰えるのによー」
・埴輪の目に監視カメラ。
・「出されたものは食うっつーか」
　「言っちゃあ何だけど、動物？」
・濃いというか漫画チックなビジュアルというか、メンチの虎児とヤスオ。
・「メンチ切りあってるとこすいません。もしかして、田辺さんこの部屋に」
　「泊まるよ！」
・谷中家にヤスオ。リュウさんとこだめだもんね。
　小百合ちゃんはなに？ヤスオの毒気（色気ともいう）にヤラレたの？
・一張羅の小百合ちゃんと鶴子。
・トルコ人とのクォーター……妙に納得。
・「鶴ちゃん！お寿司取ろう、特上！」
　あのあとちゃんと電話できたんだろうか。
・「魔法にかかったみたーい」
・メールするのに携帯に話しかけてどーすんだ師匠
・「どうした今日は？難しい顔して」
　「昔の自分見てるみてーだ」
・劇中劇の時代劇…やっぱり髷似合わないよ岡田君
　時代劇映画を撮ってるようだけど……正直びみょー。
・意外とチビTちょんまげ似合ってるよ。一心太助役なんかどうだろ。
・「よかねーから言ってるんだろ。
　　第一稽古してる者が浴衣も着ねーで何だよお前」
　「何もしてねーんだよ。見学だ、見学」
　いつの間にか竜二が稽古に参加。
・「師匠！私はあっちの見学者の方がはるかに問題だと思います！」
・「裁判したら絶対俺が勝つのによぉ！」
・「ストーップ！」
　長瀬君の指も長くて綺麗なんだが、私は山本耕史の指が好き
　（このネタわかんない人はスルーしてください）
・「だからそのあり得ないのがオチなんだよ。
　　会話と最小限の動きだけで全てを表現する落語だから成立する世界。
　　何でわかんないかなー」
　「小辰、お前今いいこと言ったなー。まさしくその通りなんだよ。
　　あり得ねー話に客を引き込むのが噺家の腕なんだな。
　　それを面白いと思うかわからねーと突き放すか、それは客の懐次第なんだな」
・「魔法がとけちゃう…」
・「テメーが死んでも誰も悲しまねーからよ。
　　自慢じゃねーけどよ、俺にはもう悲しむヤツがいるんだよ。
　　俺のことを家族だと思ってくれてるやつが何人かいるんだよ」
　「よく考えろ。俺やオメーの代わりはいくらでもいるんだよ」
　「オメーはそうかもしんねーけど俺はもう違うんだよ。
　　俺の変わりはもういねーんだよ」
・“小野泰次”の名刺。伏線だったんだねー。「権助提灯」と同じだ。
・「触んなよ」
　「あんた自分でどう思ってるか知んねーけどさ、やっぱヤクザなんだよ。　
　　わかったろ？」
　虎児の表情が……見てられねー
・「といって組の金を使い込んでいいっていう話じゃないが
　　とりあえず人間の心が残ってるみたいだな。１ミリくらい。
　　そうでなかったら、タイガーマスクみたいなマネせんだろう。　
　　今だったら間に合うぞ、虎。完全に踏み外す前に何とかしてやれ」
・ヤスオが実は……ってのは唐突だけど、虎児が彼を助ける理由として
　これほど意義のあるものはない。
　虎児も一家心中の生き残り……
・「お前さんがいくら辞めたいっていってもそうはいかないよ。
　　私はどこまでも追いかけていくよ。」
　「なんで？入門する時、餅は餅屋って言ったじゃねーかよ。
　　立派なヤクザになりなさいって言ったじゃねーかよ」
　「理由は一つだよ」
　「借金か？」
　「小百合ちゃんが泣いてるんだよ」
　今回の涙ポイント
・盗聴器って見えるとこに付けるもんなのか？
・銃声で虎児の高座に！ヤスオはーーー！？
・「あ、タイガー、タイガー」
　「じれっタイガー！…なんでテメーが言うんだよっ！」
・「今までは、ノンフィクション落語をお送りしてきましたが、
　　今日の話はフィクションでございます。
　　実在する人物、団体名などとは、一切関係ございません」
　ってなにをいまさら。ばればれだって。
・「舎弟の名前をうっかり間違えたせいで、殺されちゃったんです」
　「おいおい。やけにバイオレンスだな」
　泰次＝ヤスジorタイジ、ね。
・「こいつだってよ家族とかいるだろうが。
　　テメーと同じだよ。毎月金送ってるあのガキが泣くんだぞ。
　　死んでも誰も悲しねーなんて、そんなヤツはいねーんだよ」
・もう粗忽者だらけ
　　弟分に憎まれてるのにも気づかず、拳銃渡す哲也。
　　「田辺をやりました。自分が」って泰次。話がややこしくなるーーーーー。
・「俺が行かないと？」「話にオチがつかないんだよ。」
　「…しょうがね～な～。竜ちゃん、行っちゃいますよ～」
　竜二の楽しそうなこと
・力夫の「死体の顔を見せろや」でヤバい時に竜二が駆け込んできて、
　今度は彼が粗忽者かいと思ったけど、逆によかったのか？
・「泰次が田辺をやりました。自分が見てたんで間違いありません」
　この時の竜二の顔！！！
・ヤスオの「かしこまりっ」
　哲也のこの口癖（？）このために必要だったんか。
・「帰ってきたら“わかあたま”にしたるわ」
・「さて、残ったのは田辺の死骸。
　　見つかっちまったら、田辺が田辺じゃねーってことがばれちまうんでね。
　　山深いところに担いでいきました。
　　誰が？当の田辺が」
・全身ドラゴンソーダはアリかナシかっつったらナシ！先週と同じく！
・「触んな！！手伝ったらお前、お前も死体遺棄で捕まっちゃうんだぞ。
　　お前、もうヤクザじゃねーんだぞ」
・「この担がれてる死体が俺だったら、」「担いでる俺は、一体誰だい？」
・泰次が自首って、マズいんじゃないか？
・よしこは煮込み。（ってどんなの？）
・「よく帰ってきたな、小虎」
・「結婚しました」ハガキ。ドラゴンソーダかよ！
・最後の最後で最大の粗忽者。二段オチだね。
　「おのれはワシに報告したらあかんやろ～。そそっかしいヤツや」
　この台詞聞いたとき、力夫は死んだのが田辺じゃないって
　解かってたんではないかと思ったんだけど……




今回、とうとう死体がご登場。
ヤクザ絡みといえども、今までわりとほのぼのだったのでちょっと違和感。
『木更津～』や『マンハッタン～』ほどマニアックではない（と思う）『T&D』だけど、これでひいちゃう一般視聴者もいるかもしれない。
橋本じゅんのお仕事予定を見てみたら最終話まで出るみたいだから、今回のお話最後まで引っ張るんだよねえ。来週、組事務所が大変なことになってるし……。
頼むから、馬鹿馬鹿しいくらいのハッピーエンドで終わってくれないかなー。


★余話
運転中の携帯電話とか飲酒運転とか、ドラマってこういうの必ずつっこまれるから、すんごい気をつけてるなー（今回は虎児がメグミと携帯で会話してるとき）