『レ・ミゼラブル』＠中日劇場・３／１５マチネ 2F-8-32

3/14からアンサンブル・キャストが後半組になりました。後半組の方が好きかも。

中日劇場版キャストスケジュール→プリンシパル・キャスト＆アンサンブル・キャスト


今日はキヨキヨバルジャン（笑／友が命名）にヤラれました。
今井さん含めて5人（内2人は声のみ）のバルジャンしか知りませんが、一番好きです
第一声の印象は「声でかっっ」だったけど（笑）
祐さんと別所さんのいいとこ取りバルジャン（友の受け売り）ですね。
祐さんの歌の巧さに重みと深みが加わって、更にパワーまで増した歌声と、別所さんの情感溢れる表現力にあったかい包容力を加えたような、大きな大きなバルジャンだと思いました。

以下、今井バルジャン諸々。
・パンを食べるとこが意外に丁寧で拍子抜け（笑）
　別所バルジャンが貪り食ってたんで、更にその上をいく食べ方をするのかなと、勝手に思ってた
・〔バルジャンの独白〕で初めてうるうるきました。
・〔ファンティーヌの死〕で♪この手冷たくなるわ♪の前に、バルジャンがベッドから離れるとこ。
　他の2人は“席を立った”くらいな感じなのに、完全にベッドから離れて舞台中央付近まで来てました。
　もちろん♪あたためよう♪ってすぐ戻るけど、先を急がなきゃならないのにそこを敢えて戻るっていう
バルジャンの気持ちの深さを、距離で表してるのかな？
・〔対決〕は凄かったーーー申し訳ないけど岡ジャベ負け負け
　もちろんジャベがホントに負けるんだけど、今井さんの歌唱力＆パワーで貫禄勝ち。
　ジャベの弱っちい（失礼）部分が強調されて、逆に演出効果に繋がっていいのかも。
・リトル・コゼットとの♪ラララ～♪が超メロディアス（笑）
　あんな短いフレーズに聴き入ってしまいました。
・〔裏切りのワルツ〕でバルジャンとリトル・コゼットがはけてく前に、バルジャンがコゼットをぎゅっと
抱きしめるのが印象的（他の2人はやってなかったと思う）
・♪どうしたー？悲鳴を聞いたー♪の声がでけえ。マジビックリした。
・〔彼を帰して〕が最高
　最後の♪家へ～♪の♪へ～♪が永遠に続くんじゃないかと思うくらい長かったけど、
　それもまたよし
・〔エピローグ〕もこんなにうるうるきたのは初めて
　周囲の方々の洟すすり度も高し。
　花粉症や風邪っぴきがそんなにいるわけないだろう、くらい皆さんぐすぐすでした
　今まで観た中では、こんなことなかったと思う。

15日のマチネは全く予定外だったけど、観れてよかったです。
今井バルジャン取りこぼして、後で「よかったよー」って言われるのすっげー悔しいし
友のおかげだわ　Mさんありがとねーーー（別に伏せなくてもいいんだけど／笑）
Aさん（これも伏せなくてもいいけど）お勧めなのがわかるわー、な今井バルジャン。
もう10回くらい観たい（笑）


その他諸々。
・アンサンブル後半組は若々しいですね。
　技術的には前半組が上かなと思うけど、〔ABCカフェ〕～〔最後の戦い〕を観ていて、躍動感とか
　一体感は後半組の方に強く感じました。
　義アンジョとの相性もいいんでしょうね。
・剣持コゼットは声に疲れが出てる代わりに、10日より感情表現が強くなってました。
　〔エピローグ〕のバルジャンとの遣り取りがとってもよかった。
・佐藤テナは3回観たけど、駒田さんの方が好きかな。
　キャラ的には佐藤さんの雰囲気が合ってると思うけど。
　そうそう、10日マチネの〔裏切りのワルツ〕で、駒田テナが椅子に座ってリトル・コゼットを
　抱きしめるとこ。
　最初、頭を下にして（笑）抱いて、くるっと回して普通の抱き方に戻してました。
　もちろん大ウケ
・新妻エポは安心して聴けますね。〔オン・マイ・オウン〕は彼女が一番。
　でも10日マチネ記事でも書いたように、、歌唱力は落ちるけど〔恵みの雨〕はANZAさんに軍配。


恒例の義アンジョ別項。
歌は10日よりダメだったかもーー
完全に「わ、やば」と思ったとこが1ヵ所有り。あとはなんとか持ちこたえてました（笑）
彼はクレッシェンドはいいんだけど、デクレッシェンドをもうちょっと頑張ってほしいな。
だんだん小さくすべき所を、同じ音量で伸ばしてぶちっと終わっちゃうから余韻が残らなくって
ま、歌唱力をカバーするビジュアルとキレのいい動きがあるからよしとしよう（よくないか？）

好きなとこが更に2つ増えました。
・〔ABCカフェ〕で♪レーッド♪で両手を挙げて、身体をちょっと反るとこ。
　背中から足先までのラインが実に綺麗。
・♪自分のことより民衆のために♪で、右手を「さあ」って感じで（アンジョ側から見て）
　左から右へめぐらすとこ。（←これわかりにくいな）

昨日の「マリウス、少し休め」がかなりの囁き系で、今までで一番好き
あ、そうそう、Aさん（だから伏せなくても／笑）が言ってた、“弾よけ”確認
弾よけるだけの動きが何故あんなに美しいのか


もうひとつの別項、岡田マリウス。
藤岡マリを観てすっごいいいなーと思ったのが、彼のミュージカルっぽさが強くない唄い方と、まったくミュージカルっぽくない自然な動作。
でも岡マリ観てもいいと思っちゃったのよね。歌も感情表現もかなりミュージカル的なんだけど
ノーブルささえ感じる、岡マリの滑らかで流れるような曲線的な動きにヤラれたかも（気が多いったら）
彼の〔恵みの雨〕はやっぱりよかったーー
でも新妻エポよりANZAエポの方が相性がいいかな。
剣持コゼット同様、10日より感情表現パワーアップ。
だから〔プリュメ街〕～〔心は愛に溢れて〕がラブラブ度UP見応えありました。


残すは、22日のマチネです。
大阪から計6回観ることになるのに、プリンシパルの取りこぼしがあるのはなーぜー
ていうか、マチネ限定で、自分の休日に合わせてチケ取ったらこうなっちゃったのよね。
泉見マリと坂健アンジョが観れません
3月の休日9日間の内、5日もレミに費やしてるから贅沢言ってられないけど。


★余話
今回の遭遇。少ないや。

【ソワレ入り】
綜馬さん、祐さん。
この2人の入りって対照的。
祐さんは、両手上げて“オレ様王様”な感じ（笑／べつに踏ん反りかえってるわけじゃなくにこにこしてます）だけど、綜馬さんは“静かに佇む王子”
祐さんには「わーー」ってみんな寄ってくけど、綜馬さんは遠巻きに眺められてます（笑）

【マチネ終了】
佐藤さん。


もっと書くことがあった気がするんだけど時間切れー
帰ったら追記するかも。