月は東に

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コラボレーション大河『新選組!』

2005-02-26 01:21:15 | 『新選組!』&『新選組!!』
白牡丹さまゲンダイネットのこれについて、熱く語っておられる

確かに、『義経』はオヤジ世代には非常に観やすい、通常の大河なのだろう。
豪華な配役に、豪華な衣装に、ふんだんなロケに、
ドラマ界の重鎮な脚本家が書く脚本に、
非常に丁寧なナレーションにと、至れり尽くせりで
観る側が何もしなくてもいいんである。
国立劇場で有名オーケストラによるクラシックコンサートを聴くようなもんだろうか。

対する『組!』はロック系バンドのライブかな。
ヘッドバンキングしてジャンプして、一緒に歌って、一緒に泣いて、
じっと座ってなんていられない。
客席から拍手を送るだけでは物足りない。
ステージで一緒に汗をかきたい。
そう思わせるものが『組!』にはある。

『組!』は大河では初であろう、視聴者参加型大河でありコラボレーション大河だと思う。
トークショーをやれば人が押し寄せ、スタこんに『組!』キャストが出ればスタジオ満杯の上、
ゲスト宛FAXが数百枚単位になり、撮影スタジオ見学窓にはいつも人が溢れる。
低視聴率にもかかわらず、視聴者の熱い要望とNHKの尽力により完全版DVDの発売。
発売決定後の注文数は前代未聞。
TV雑誌ではNHKのまわしものかと思うほど、熱心に特集が組まれ、
民放TV局は、何チャンネルを観てるのかわからなくなるくらいの番組を提供してくれた。
まさに観る側作る側一体となった空前絶後の大河なんである。

『組!』を一番観ていた世代というのは、オヤジ世代に比べて
日曜8時にTVの前に座っている確立は格段に低いはず。
若い人たちがみるのなら録画率は高くなり、
再放送含めて1週間に4回観る機会があるということは
視聴日が分散されるのは必至。
低視聴率の原因は他にもあるかもしれないが、
こうなると、視聴率の算定方法から考え直さなければ、
アンフェアであり、信頼性を欠いた視聴率を発表することは意味がない。

そんなあやふやな「視聴率」、ヤラセ(某民放)がやっぱりあった「視聴率」。
これを錦の御旗の如く振りかざし、自分の好悪のみで文章を綴る
この記者の記事について感想を述べるのに費やす時間が、無駄に思えてくる。
ひょっとしてこの人、妬みだけで記事かいてないか?
自分が大嫌いな脚本家のドラマが、自分の見解と予想に反して
視聴率低いのに番組終わっても熱覚めやらず、
いまだに盛り上がってる状態を見て悔しいんじゃないのか?

同じ人が書いてたかは定かじゃないが、局長が団長になっても叩いてたし、
とにかくジャニーズ叩けばみんな読むと思ってるようで、レベル低すぎ。

☆追記☆2/26 18:00
人が人を批評するとき、その批評対象について多少なりとも勉強したり研究したり
何らかの情報を得なければならない。
あるいはジャーナリストならば直接インタビューを試みることができるだろう。
この記者は『組!』批判をするにあたって、そういうアクションを起こしたのだろうか。
他の『組!』批判派の諸先生方にも言えることだが、
先入観と不確実な数字のみという上っ面で平然と批評を下す。
脚本家の大河に対する思い入れを知り、スタッフの仕事振りを知り、
俳優陣の熱演を知り、視聴者の熱く地道な活動を知り、『組!』を最終回まで観た上で、
あの批評ならばもう何も言うまい。
断言してもいいが、この記者、そんな手間をかけてるとは思えない。

こんなとこで吠えてても誰も聞いてないけど、
とにかく一言吐き出したかった。

日本史が好きなので『義経』も毎週観ている。
豪華絢爛な数千万円の歴史絵巻紙芝居。
晩御飯食べながら、ネイルのお手入れしながらでも、理解できる台詞とストーリー。
面白いかつまらないかでいえば、
『義経』ファンの皆様ごめんなさい、つまらないです。
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