月は東に

Get Out Of That Rut & Savor Life

歌舞伎a la carte Part5 2006

2006-06-18 03:23:13 | 歌舞伎
ここ最近七之助君がTVに出まくってますが、番宣とか何かありましたっけ?ちょっと前の『ミリオネア』に始まり『フレンドパーク』『トリビア』『ネプリーグ』『ダウンタウンDX』『メントレ』……他にもあったかな。

事情はよくわからないけど、お父さんの相変わらずのお茶目っぷりを披露してくれるのでありがたいです(歌舞伎界のボウリング大会でタイガーマスクのマスク被って最後まで取らないって……
でも、自分は松潤に女ネタを暴露されてるのよね。『ミリオネア』の時も、伯母様伯父様に恋バナをばらされてたし(なんて楽しいお身内)

それにしても夏の巡業大変だなあ。
オーラスが、『名古屋平成中村座』です。
チケットは何とか確保 楽しみ~~~~

勘三郎さんファンの友人の友人が同朋高校の職員で、こんな話を聞けました。
『平成中村座』の公演会場となる同朋高校の先生方は、現在、一生懸命歌舞伎の勉強中だそうです。
もちろん自分たちのためでもあるんですが、半分は生徒のため。
『平成中村座』開催の学校側の条件が“職員生徒全員の観覧”である以上、生徒達に歌舞伎がどういうものかを知ってもらって興味をもたせなければならないそうで……。
先生方の心配は、興味がもてなければ黙って座っててくれればいいけど、喋ったり騒いだりして許されざる観劇状態にならないかということ。
……教師も大変だわ
ちなみに友人は↓これをその先生に貸しました。
中村勘九郎 平成中村座ニューヨーク公演「夏祭浪花鑑」完全密着

ポニーキャニオン

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いい選択かも。
ほぼドキュメンタリーで、歌舞伎本編はカットの嵐なので歌舞伎玄人の方はお怒りになるかもしれませんが(笑)初心者にとっては適度にナレーションも入り、わかり易い構成になってます。
特典映像に松竹座での凱旋公演の様子も収録されていて、観に行けなかった身としては非常に嬉しいDVDですね


『七月大歌舞伎』のチケも確保。
オットには今回諦めていただきました(笑)大阪ならまだしも、東京へ二人連れ立って、そうそう観劇できるような余裕はウチにはございません
2等席だし17列目だし夜の部のみ1回きりだけど、いいのよ、観れるだけで


『週間朝日』の林真理子の対談ゲストが亀治郎さんです。
興味深く読ませていただきました。
内容は端折りますが、亀治郎さんは髪の毛1本落ちてるだけでダメだそうです。ひー。
本に折り目がつくのも嫌い。大事な本は2冊買い。ひー。
奥さんになるひとも相当潔癖症でないと
林真理子が松たか子嬢を候補に挙げてました。

この対談でふと思ったことが…。
林真理子が「『決闘!高田馬場』のチケットが取れず観れなくて残念」なことを言っている。
んなわけねーだろ。彼女に取れないわけがない。
言葉の端々に「私は正統派の歌舞伎が好きなの」な雰囲気が出てて、猿之助さんの“スーパー歌舞伎”に対する発言も微妙な温度差があって、あまりいい感じがしませんでした。
いきなり亀治郎さんに「香川照之に似てる」って話振るし…(別にタブーじゃないけど、ここで持ち出す話題でもないだろう)
市川猿之助さんでさえこうだから、喜劇作家の三谷幸喜の歌舞伎なんぞ誰が観るもんか、ってなとこでしょうか。
セレブ感満載の高麗屋や成田屋はだーいすきなようですが…。
“重くて古くて高いモノ”至上主義は、そろそろ卒業すればと思うんだけど。
(別に高麗屋や成田屋が古くさいと言ってるわけではありません)

あと、ちょいと眉が釣りあがったのが
一時期、「大河」の視聴率がちょっと下がったから、ジャニーズの人が主役をやったりしてたけど、また原点に戻って演技派をそろえるらしいですね
って彼女の言葉。
言わせて貰うが『組!』は若手中心でも演技派揃い、『義経』も渡哲也をはじめ結構な俳優・女優のオンパレード。
林真理子、この2つ絶対観てないな。

すいません、毒吐いちゃった


えーと、これ↓を買いました。

こういうシリーズものって必ず途中で挫折するんだけど、他ジャンルの陶芸や染色とかは買わずに“歌舞伎”だけ買おうと思ってるので大丈夫かな(歌舞伎は残り6冊だし)
しょっぱなから、渡辺保先生が歌右衛門さんの記事を書いていらっしゃるし、雀右衛門さんと芝翫さんの対談なんかもあったりして読み応えあり。
“歌舞伎女方 芸の系図”なんて、歌舞伎素人にはとてもわかり易くてありがたいです


前記事にたくさんのコメントありがとうございます
申し訳ありませんが、レスは今日の夜にさせていただきますね(日曜は仕事なのよ
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4 コメント

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私も買いました。 (rika)
2006-06-18 08:17:25
水無月さん、こんにちは。



遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます♪そして、結婚記念日も・・・・・。

記念の時に一緒にお出かけとは羨ましい・・・・趣味が一緒ってことですものね~。来年もきっと歌舞伎座じゃないですか(笑)。



私も「週間人間国宝」買いました。本当に“歌舞伎女方 芸の系図”は分かりやすかったですね。初心者の私にはとてもありがたかったです・・・。

これからもたぶん歌舞伎の回だけ買おうと思っています(笑)。

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毒吐き歓迎! (まきこ)
2006-06-18 12:07:16
水無月さん、こんにちは。

お仕事おつかれさまです



林真理子って、昔は好きだったんですよ~。

「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーになって、ブスキャラ(!?)を売り物にしていた頃。(すごい昔の話だな

今では、すっかりセレブ気取りですもんねぇ…辟易
返信する
rikaさんへ (水無月)
2006-06-19 22:53:30
コメント&TBありがとうございます!



趣味が一緒なのは嬉しいんだけど、歌舞伎は金銭的に大変です(笑)

ずっと母とか一人で観に行ってて、去年、勘三郎さんの襲名披露公演に連れて行ったら(何故か急に観たいと言い出して……)ハマっちゃって

オットのご贔屓は亀治郎さんです。



“歌舞伎女方 芸の系図”はありがたいですよねー。

普通の系図はWeb上にいくらでもあるけど、こういうのはなかなかありません。
返信する
まきこさんへ (水無月)
2006-06-19 23:08:28
私も特に嫌いってことはなかったんですよ。

『anan』の“美女入門シリーズ”のコラムは、面白かったし…(今もやってるのかな?)

ただ、今回の対談とか幸四郎さんのNHKアーカイブスでの話しっぷりを見て、ちょっと引いてしまいました



瀬戸内寂聴さんがこんなことをおっしゃってます。

「何を客が期待しているか、それを想像できない役者や劇場は、滅びへの道をたどるしかない」

この中には、批評家やいわゆる林真理子のような文化人も含まれてると私は思ってます。
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