梅は梅

「春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる」by凡河内躬恒

梅を詠んだものでは、この歌↑が一番好きなんだが、
最近梅を見ると、これ↓が頭に浮かぶんで困ったもんだ。

「梅の花　一輪咲いても　梅は梅」

そういえば今日は文久三年のあの日で、元治二年のあの日…。



写真は実家の梅。
諸事情で実家に帰っていて、書いた記事のUpはできないわ、
『組！』関連情報では浦島太郎だわ、メールがサーバーで溢れかえってるわ、
注文した雑誌が間違って届いてるわで、
2日間PCを触らないと結構大変なことになるのに気が付いた。

2日間何してたかというと、家事と姪の相手。
以下2歳の姪について新発見。
・シフォンケーキが好き（ただし行きつけのパン屋のプレーンのものに限る）
・イクラが好き（大玉のビーズを見てもイクラと連呼）
・上戸のアパマンショップCMが好き
・そんぽ24のCMが大好き

シフォンケーキとイクラの件では思わず拳を握ったが、
彼女は食が細いので仕方がない。
食いたいもんを食わせとかないと食べるものがないんである。
そういえば、離乳食では鯛のすり身（怒）を食ってた。

そんぽ24はMybestCM。
2歳児とツボが同じかよ、自分……。
あの左端コアラのダンスの遅れ具合がかわいい



話は戻って、文久三年と元治二年のこと。
旧暦の2月23日を新暦にすると、それぞれ4月10日と3月21日。
同じ日付なのに20日程の差があって、桜を観れるか観れないかを考えると
感慨深いものがある。
その同じ日を生きているのに、
山南さんは元治二年の桜を観ていない。（はず）
……梅は観たんだろうけど。

こうして考えると、往事を偲ぶのには旧暦の方がいいのかも……。