朝晩の涼しい風 草むらのこうろぎの鳴き声に ほっとしますねぇ。
「暑さ寒さも彼岸まで」と耐えてきた夏も
なんとか乗り越えることができ、老体のdenkoは 息をついています。
この地方の日の出も今日は5時39分 随分遅くなってきました。
そして、朝の光もぐっとやさしくなりました。
今朝は台風情報を気にしながらも、久しぶりに ウォーキングにでかけました。
近頃は行き交う見知らぬ人とも 大きな声で 挨拶をかわします。
「おはようございます」
今まで ちょっと遠慮がちにかけていた挨拶も、大きな声をだしてみると
とびきりの笑顔が返ってきます。
これは 気持ちの良い一日のスタートです。
ウォーキングをしていると、毎回 同じ顔に出合います。
次第に顔見知りになり、しばらく見かけないと どうかしたのかしら・・・
と 心配になってきますから 可笑しくなります。
今日は、川の対岸の土手をしばらく見かけなかったリックのおじさんの姿を見かけ
安心しました。
いつも大きめのリックを背負い、同じ服装で 大股でまっすぐ前を見て歩いています。
あのリックの中身は いったいなんでしょう?
負荷をかけるために 何か重いものでも入れているのでしょうか・・・?
お米? それとも砂糖?(笑)
着替えかなあ~?
それとも どこかで汗を流すためのお風呂グッズ???
と 勝手な想像をしながら、対岸を行くリックのおじさんを
ながめていることを おじさんは知らないと思うとこれまた楽しくなります。
5時半をまわって 明るくなってくると
花が水辺に散るように サギが舞おりて水辺で遊びだします。
ちょっと近くに寄ってみると
あらら みな同じ方向を見てるわ!
なぜ? なぜ?
面白い光景でした
サギも個で見ると、長い脚、長い首に背筋を伸ばした姿は美しいけれど、
集団をつくった時のパワーに たじろぐことがあります。
鳥も 動物も 昆虫も 外来植物だって、人間でさえ 集団の美の裏に
相反するものを感じたりしますね