リファインおおぐち

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6/30 長野県中部地震

2011年06月30日 | 耐震・震災・地震
・・・・・・本地震で負傷された方々にお見舞い申し上げます。・・・・・・

~~【お断り:東日本大震災の余震(狭義の)と思われます地震は震度4以上でも掲載を略させて戴きます。】・・・
   但し、活断層に影響を与えている要素については個別判断で掲載・考察します。

産経新聞 6月30日(木)10時27分配信より
 30日朝に長野県で発生した震度5強の地震で、重軽傷者は松本市内でこれまでに7人にのぼり、国宝の松本城にも被害があった。<以下略>

○地震情報(震源・震度に関する情報)

平成23年06月30日08時21分 気象庁発表

30日08時16分頃地震がありました。
震源地は長野県中部 ( 北緯36.2度、東経138.0度)で震源の
深さはごく浅い、地震の規模(マグニチュード)は5.5と推定されます。(後にMw5.4に修正されました)

各地の震度は次の通りです。

[震度4以上が観測された地域]
震度5強
 長野県  松本市丸の内
震度5弱
 長野県  松本市沢村
震度4
 長野県  松本市美須々 山形村役場

 長野県内全域=震度3~1

[震度1以上が観測された「県」]
 山梨県、愛知県、埼玉県、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、滋賀県



                      気象庁:引用気象庁 リンク

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【閑話】①
※中電・関電は東電よりも心配・・・・。頼みますよ中電さん!!

「福島原発行動隊」さん期待してます!ほんと・・・。
(奈良県生駒市から駆け付けたというプラント工事の元技術者(66)は「循環注水冷却の配管の水漏れは、完全な素人仕事。頭数だけそろえて素人ばかり集めたためだ。早く現場に入れるようにしてほしい」と話した。)まったくぅ~

【東日本大震災関連】★国民は怒ってます!政治家さま、保安院さま、東電さま。
 以前「・・・逃げるな東電・幹部!」を書きました。余り素人が言うべき事ではありませんが、福島第1原子力発電所・制御不能を悪化させた東電(東京電力)の当事者能力欠如とトップの無知、安全・安心とはが分からなさ過ぎる東電組織の官僚体質が今の結果を招いた。NHK・SPで詳細報道されましたが、呆れるばかり・・。

 核分裂制御と言う人類には重過ぎる技術(遺伝子操作にも似たところがある)、EUでの反物質を30秒封じ込めのニュースが伝わったが身の毛がよだつ。

 日本の発電用原子炉は米国技術。米南部、東部の大河の河川利用システムで米西部の地震帯とは異なる環境での蓄積技術と設計者の大半が現存せず、運用技術のみ引き継がれてきた廃炉寸前の寿命の尽きた原子炉がメルトダウンを起こしたのは大津波だけではない、人災の極み。
 このような危険物はフェールセーフ、フェールソフトの完璧な構築が必修だが、容易に想像できる事態にも対応策がとられて来なかったのは、やはり東電の経営者に責任(無限責任となる)あるは決して過言ではないでしょう。

 好きな言葉は「明日があるさ」の勝俣恒久東京電力会長は、柏崎刈羽原子力発電所のトラブルの責任を取り引責辞任したが、代表権は保持したまま、東京電力代表取締役会長に就任し、定時株主総会で事故は「異常な天変地異」と弁明。
現社長は辞任したが会長は居座り。これは国難を救うのではなく、東電組織と東電マンを守る行為か。(コスト削減の為に非常用電源を撤去したと噂がある人物)
地下で土光さんが泣いている・・・・。
 いずれにして、現場で亡くなられた人々、被爆に晒されている、自衛隊員、消防隊員、警察官、志願ボランティア、メーカー社員、下請社員、東電現地社員さん等々の無事を祈念します。《つづく???>》
(筆者記)

◆考察
※ この震源地は、フォッサマグナ帯の西側端ゾーンに属し、一般には「糸魚川-静岡構造線活断層系」と称され正に、その中央部の多分、牛伏寺(ごふくじ)断層で今回の地震が生じたと推測します。30年以内に14%の発生確率。マグニチュード8クラスと内陸直下型活断層地震と長期評価されている危険断層部に位置します。
千年単位での活動は東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に比例し、また、この地震による北米プレートとユーラシアプレートのきしみ(歪・ストレス)が生じていて糸魚川-静岡構造線活断層系に大きな影響がをもたらされていると推定できます。
東北、北関東、同太平洋沖で発生している余震とは少々性格が異なる、プレート境界のせめぎ合いが顕在化しつつあるかと恐れています。
 再三書いていますように、いずれにしても内陸活断層地震と海溝型地震、海洋断層地震は連動して一体的な活動が非常に活発化していると理解できます。
プレート活動によるものであれば、発生が確実視されている海溝型地震や海洋断層地震(東海、東南海地震=フィリピン海プレートとユーラシアプレート)に、さらに関心を向ける認識が必要です。(個人的な意見ですが、発生確率は高くなったと恐れています。)
(筆者記載)


長野県の活断層帯マップ

                技術士 蒲田文雄氏HP:出典
               [地震・防災「あなたとあなたの家族を守るために」]
               (都道府県別活断層一覧より)


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☆地震情報は、
①震度、震央情報は、国土交通省気象庁ホームページ
  http://www.jma.go.jp/jma/index.html
②中央防災会議公表情報は、内閣府防災ページ
  http://www.bousai.go.jp/
③活断層情報は、独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター(AIST)
 活断層データベース
  http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/index.html
④活断層評価情報は、地震調査研究推進本部事務局
         (文部科学省研究開発局地震・防災研究課)
 活断層の長期評価(位置図)
  http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_danso.htm
を参考にしてください。

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 ※地震と耐震の総合ページ (↓リンク)
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