RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

nobbyさんと、らんでぶ。

2010-04-02 23:40:28 | スタッフ雑感
みなさんご存じ、RCSNKフライヤーのイラストを描いていただいたイラストレーターNobbyさんと第一回・お疲れ様会をしました。
何気何気に、二人っきりでお会いするのは初めてだったのではないでしょうか?
RCSNKについて、なぜ私がこの活動に係わり始めたのか、これからへの思い、日々の出来事から下らんじょーだんまで、いろいろお話しをさせていただいて、
本当に楽しい一夜でした。

今回の飲み会、メインは「まぐろ」にあったのです、じつは。
「何食べいきましょうか~」と話していた時(ここ最近、私たちは“もつ鍋”以外の選択肢を失っていた感があり)、
ニュースでマグロ禁漁やら解禁やらの話を見たからなのかnobby氏より「まぐろとかは?」ということに。

まぐろといえば・・・海鮮といえば・・・あそこしかない・・・・、
と、
都島のディープな飲み屋街(笑)
野江国道筋商店街へとご案内。

まずは味の市場へ。
前日に電話させてもらったら「海鮮そんなないけど・・・・」と。えぇ~~!!!前はあったじゃない!と言っていたら、そうでした、店長さんが変わってリニューアルしておられたのです。
しかし、いっといてくれたら多少用意しておくよ、と優しいお言葉に甘えさせてもらいました。
この味の市場、トイレに・・・・RCSNKのフライヤーを両面張ってくれているのです。何気に、便座に座ったら自然とそれに目がいくようになっているという。なんという素晴らしい飲み屋さん。リスペクト。

時間にちょっと遅れて行ったら、準備満タン待っていてくれました。
「電話予約してくれたから」と、いつもとはひと味違う味の市場。ちょっとイタリアンな感じのおしゃれ前菜からはじまり、トビウオ(だっけ?)を藁焼きで出してもらったり他にも何種類も魚介を用意してくれてました。
どれもすごいおいしかった!!
ぬまっちぬまっちといつも気軽く読んでますが、名シェフです。
そんなぬまっちとnobbyさんを。

ajino.JPG


しかし!
「まぐろ」食ってないわ!
ってことで、お近くで「マグロフェア」なるものをやっていた、前回「二周年」を迎えた「酒場しろくま」へ。
ここでもいろんな話をしながり盛り上がり、しろくまのママさんも職業がイラストレータさんなので、二人も会話を楽しめたよう。よかった。
マグロも食べられたし・・・笑
おいしかったです。
写真はnobbyさん、しろくますたー、しろくまざー。

shirokuma.JPG


イラストを描いていただいた経緯はこれまでに何度かブログにも書いているので触れませんが、
こうして思いを向けてくれて、その後も気にかけてくれて、応援してくれて、
本当にありがたいなぁと思って、涙が出そうになるのでした。

こうして、RCSNKは今日もまた、みなさんの応援を受けて、
むふふっと喜びながら、いっちょやったるか!と、奮起するのです。
そしてその晩奮起して、おうちに帰って熟睡しました。笑

様々な人権問題、その中の自分たち。

2010-04-02 22:56:44 | スタッフ雑感
japan youth treasure house、再生塾YARの吉見さんが講師だった研修にご縁ありまして相乗りの形で、以前もブログで書かせて貰ったようなポスターの展示を2回ほどやらせてもらいました。
また、全研修の場で活動紹介もしていただきました。

研修自体は、人権問題全般についてということで、吉見さんがこれまでやってこられた活動、その中でも問題を主として取り扱った講演内容でした。おもしろかったのは、という「一つの問題」の中で見落とされがちな「一人の人間の生き様」にコミットして、差別って一体なんなのか、なぜ、この人は傷ついたのか、そして、何故人はこの人を傷つけたのか、ということに聞く側の意識をシフトさせていくという、「」を語りながら「全ての人権」を語るという実に彼女らしい研修で、参加者ではない私も、非常に興味深く聞かせていただきました。

一つの問題に関わると、その内部の人間や外部の人間、関わる全ての者にとってそれ自体が「特別な存在」になってしまいがちなのではないかな、と思います。
ただ、忘れてはいけないことがあって、
それは「何故それを問題というのか」というところではないかなぁ、と。

そこには、傷ついた存在がいるからじゃないか、と。

結局のところ、同じことなんだよなぁと改めて再認識する良い機会になりました。

活動紹介の中でも、私たちの活動の話を聞いて涙を流してくださる方がいらしたとか、ポスターを真剣に見てくれるかたもおられたり、
翻訳の部分などで準備不足なところが沢山あったのですが、やはり人の目を通して見て貰いたい、というのは、絶対にそうだな、と感じるのです。

出会ってもらいたい、知って貰いたい、私たちがここにいるっていうこと。



そんなこんなで、RCSNKのポスター展は引き続きやっていきますので、開催希望の方、募集中です。
一緒にもりあげていきましょう。
ミニワークショップなども受け付けていますから、お問い合わせお願いします。

問い合わせ 事務局(担当:岡田)info@rcsnk.com


モーニング(講談社)

2010-04-02 07:15:39 | スタッフ雑感
今日は何個か書こうと思っていることがあるのですが、
朝なんで軽くこんな話題から。(笑)

モーニングっていう週刊誌、知っていますか?
私、めっちゃ好きで、かれこれ3~4年、毎週読んでるんです。
タイやらアメリカやら、海外行ってた時も友達に頼んで買っといてもらいましたから、
ほんと毎週読んでます。

最近では、宇宙兄弟、ひまわりっ 健一レジェンド(連載終了。新作連載開始してます)、天才柳沢教授の生活、クッキングパパ、あたりが好きかな。他のも好きなのあるけど、特別はこのへん。脚本・演出家の本谷さんの連載も好きです、漫画じゃないけど。

で、モーニングの今週号がですね、やばかったんですよ・・・

以下、ネタバレ有りなので読む予定の人は読まないでくださいね。


主には、宇宙兄弟と柳沢教授です。

宇宙兄弟とは、小さい頃から宇宙飛行士になることを夢みてきた兄弟の夢を現実にするまでの話って、簡単に言うとそんな感じなんですけど、
兄ムッタが訓練中にね、トラブルを抱えてしまって、それでもそれを乗り越えようと、頑張るわけですよ。

その時の言葉が、やばいんです。


「1位と最下位との差なんて
大したことねーんだよ

ゴールすることと
しないことの差にくらべりゃ」


これって、ありきたりな言葉なのかもしれないけど・・・
私はめちゃくちゃ感動してしまって。

学校やら、上司やら親やら、そんな中で言われても、全然ピンとはこなかったと思うんですけどね。
例えばマラソンとか、(私にとっては)いやいややってたものとか、
そういうのに対して、そんなことは、思えないのですよ、私は元々、どうやらやる気無い人間なので(笑)

でも、ムッタはね、
自分がやりたい!って心底思ってる事の中で、
この言葉を、自分に対して言ってるんです、誰かを励ますためでもない、自分に対して。

そうか、と思いました。
頑張れとか、諦めんなとか、そういう言葉だったりって、
「絶対にやるんだ!」って思ったことに対して、自分が自分にかける言葉、なのかもしれない、と。
人に言われてる時も、それを心から、自分自身に言えたときに、人って、やれるんだなって。
逆にね、そんなでも無いときって、やれないし、やらないでいいのかもしれない、選択肢としては。
無理をするっていうこととは、絶対に違うから。
ただ、それでもやってみたら、いいこともいっぱいあるかもしれないし、学べることはあるかもしれないんですけどね。

本当に、やりたいことが、これだって思うことがあるとき、
人はそのことに一生懸命になれる、
それは、夢希望の話でもそうだし、「生きたい」とかいう、根源的な願望に対しても、そうかな。

望むことに、貪欲である自分を許すことでもあるかもしれない。
諦めないんだって、決めること、でもあるかもしれない。

結果なんて、どうでもいいから、
そこで、一歩踏み出す勇気を、もしも持つことが出来たなら、本当に本当に、かっこいいです。

小さな小さなことでいいんだと思います。
逆に、大きな夢に対してでもいいです。

諦めたくない、最下位でも、なんでも、人から見たらダメダメだとしたって、
リタイアしたときには見えない風景が、

絶対に見えるように、なるんだと思いました。

人生の中で一つだけでもいい、そういう風に言えるもの、絶対に人には、あります。
信じられなくても・・・あるんですよ、これが。

その一言に、私自身は、すごく救われた気がしました。


あとね、柳沢教授は、
漫画本編はもう、ほんと良かったんだけど(号泣)
最後のページの作者のコメント?みたいのが、本当に秀逸で。
この話については、内容はネタバレさせずになんですが、

「立ちはだかる、圧倒的に関与できない人生。たとえそうしたものだとしても、君の帰りを待っている。」

ていうの。

これは、なんていうか、
このブログで、みなさんとシェアしたいと思った言葉でした。本当に。
宇宙兄弟のと重なるんだけど、「決めたこと」に対して、それが他者にとってどうかは関係なく、どうにも出来ないことっていっぱいあります。人の運命って、やっぱりその人のものだから。

でも、やっぱり、
君の帰りを待っているからねって、そう伝えたい、そう思っている出会いや別れが、
あります。


朝から漫画ネタで一人ヒートアップしたRCSNK代表でした。(笑)