
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
2019年9月5日、なんと27回目の日露首脳会談後、当時の安倍首相が同じウラジオストクで開かれた国際会議「東方経済フォーラム」にプーチン大統領とともに出席しました。
その時、安倍首相がプーチン大統領の目の前で恥ずかしげもなく披露したポエム演説が、当時ネット上で「気持ち悪い」「寒い」と話題になったんです。
安倍首相はプーチン大統領に
「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」
「ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆けて、駆け抜けようではありませんか」
と呼びかけたんですよ。
私は当時
「二人でどこまでも駆けていって、二度と帰ってくるな!」
と思ったものでした(笑)。
このポエムにはウラジーミルことプーチン大統領も失笑。
ちなみにプーチン大統領は、翌6日にはウラジオストクの市民との交流会で
「スターリンがすべてを手に入れた。議論は終わりだ」
と語って、北方領土について第二世界大戦の結果、ロシアがすべての領有権を手にしたと明言しています。
安倍氏のこんなだらしない姿を目の当たりにしたはずなのに、ネトウヨが安倍信者でいられるのか、私には全然理解できません。
いま、ロシアがウクライナに侵攻している最も大きな理由は、ウクライナがNATOに加盟するとNATOのミサイル基地がウクライナに作られ、ロシアに向けられる可能性があるからです。
同様に、北方領土を4島どころか2島でも日本に返したら、日米安保条約を結んでいるアメリカが米軍基地を北方領土に作ることもできるわけです。
そんなことをロシアが認めるわけないじゃないですか。
ところが、何か外交上の手柄を立てたい安倍氏は2016年12月のプーチン大統領の訪日では共同経済活動に日本側が3000億円を投入することを約束されられましたが、北方領土については何も得られず。
2018年の日露首脳会談翌日にプーチン大統領に2島返還論について
「宣言で、主権がどちらになるかは記されていない」
と、引き渡しを完全否定され、2019年1月におこなわれた日露外相会談後のラブロフ外相の会見でも、2島返還以前に
「主権は我々にある」
「北方領土と呼ぶな」
とまで言われてしまったんです。
これはワロタwww
そして、ロシアはその後、
【外交の安倍(笑)】プーチン大統領による2014年のクリミア併合に一言も文句を言えなかった安倍元首相は、北方領土返還を餌に経済援助を引き出された挙句に北方領土を軍事要塞化された。二度と出てくんな!
に書いたように、択捉島と国後島に艦艇攻撃用ミサイルを配備し、択捉島には高性能な地対空ミサイルを実戦配備するなどして、北方領土を軍事要塞化しています。
これは国後島。
安倍氏は、ロシアのウクライナシンオウが本格化した2022年2月24日
「まさに戦後私たちが作ってきた国際秩序に対する深刻な挑戦であり、断じて許すわけにはいかない」
と強くロシアを批判して見せましたが、同じ口で
「事態を収拾するためしっかり話し合い、ただちに兵を退いていただきたい」
と腰砕け。
侵略者としっかり話し合って、ただちに兵を退いていただきたいとお願いしたら、軍隊が引き返してくれるとでも思ってるんですかね。
本当に外交の安倍って相手のポチになるだけでしたな。

「外交のアベ」が聞いてあきれる、トランプに貢ぎ、習近平に負け、金正恩に相手にされず、プーチンにしてやられた安倍首相。
関連記事
パナマ文書が暴く権力者と富裕層の「財産隠し」。プーチン、習近平にメッシ、ジャッキー・チェンも。
プーチン大統領批判の露女性バンド「プッシー・ライオット」に禁錮2年の実刑判決 表現の自由がないロシア
ロシア下院選の選挙不正に抗議する反プーチンデモで逮捕者多数 モスクワの春が来ますように
プーチン大統領がウクライナ侵攻を「自衛」の軍事作戦だと正当化。大日本帝国が「自衛」戦争だとして中国を侵略したのとそっくりだ。すべての侵略戦争は「自衛」目的で始まる。だから憲法9条が必要なのだ。
ロシア軍によるウクライナ侵攻を憲法9条改悪や緊急事態条項創設など改憲の口実にさせるな。むしろ米軍やNATOの軍事的圧力ではプーチン大統領の蛮行を止められなかったことを重視すべきだ。
こんな安倍元首相か森元首相をロシアに特使として派遣したらどうか、って岸田首相に大真面目で提案した議員がいたらしいんですが、またボラれて帰ってくるのが落ちですよ。
だいたい、安倍元首相に戦争中の国に行って交渉してくるような胆力があるわけないじゃないですか。
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
安倍元首相は「民主主義国家であるウクライナに侵攻し、例えばキエフまで行き民主的に選ばれた大統領を逮捕し、新たな政権を作ることになれば、基本的価値を共有する日本としてもG7としても決して許してはいけない」とロシアの対応を牽制した。
また、国連安全保障理事会におけるロシアへの決議について、「日本も提案者となり国際社会と足並みを揃えていくことが求められる」と指摘。その上で、ロシアに対し「事態を収拾するためしっかり話し合い、ただちに兵を退いていただきたい」と訴えた。

ロシアのウクライナ侵攻は「台湾有事を占う」安倍元総理 二国間同盟強化の必要性強調
2/25(金) 15:25配信 テレビ朝日系(ANN)
All Nippon NewsNetwork(ANN)
ウクライナへの侵攻が台湾有事に波及することに警戒感を示しました。
安倍元総理大臣:「決して、これは遠い地域の出来事ではなくて、まさに台湾に対する中国がどのような対応を取っていくかということについてですね、それを占う意味においては大変、日本にとっても深刻な出来事であろうと思っています」
安倍元総理は、ロシアや中国といった安保理の常任理事国を相手にした場合、国連は機能しないと指摘しました。
そのうえで、日本としては「二国間の同盟をさらに強化していくことが必要だ」と強調しました。
テレビ朝日
〈これってポエムだろう〉〈必死に笑いをこらえるプーチンの表情が「笑ってはいけない」の出演者とソックリだよ〉――。5日、ロシア極東ウラジオストクで開催された国際会議「東方経済フォーラム」に出席した安倍首相の演説に対し、ネット住民が呆れ果てている。
全体会合で行われた安倍首相の演説はざっとこんな内容だった。
「ウラジーミル。君と僕は、同じ未来を見ている。行きましょう。ロシアの若人のために。そして、日本の未来を担う人々のために。ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。歴史に対する責任を、互いに果たしてまいりましょう。平和条約を結び、両国国民が持つ無限の可能性を、一気に解き放ちましょう。そのほとんど次の刹那、日本とロシアの連結は、地域を変える。世界を、大きく変え始めるでしょう」
領土問題を抱える相手国のトップを「君」と親しみを込めて呼び、すがるような目をしながら「同じ未来を見ている」「2人の力で駆け抜けよう」と呼び掛ける。ほとんど“青年の主張”のような演説で、領土返還を迫る“迫力”はどこにもなかった。
笑いをこらえたかのように見えたプーチン大統領には、北方領土の返還が絶望的となった安倍首相が「空想の世界」に逃げた――と見えたのではないか。
そもそも、プーチンが日本との前提条件なしの平和条約締結を呼びかけたのは、ちょうど1年前のこの会議だった。プーチンの挑発的な発言を真に受けた安倍首相は、歴代政権が積み上げてきた「4島の帰属問題を解決」という従来の日本政府の方針を勝手に転換して「2島返還」に舵を切り、3000億円もの経済協力まで約束した。ところが、結局、日ロ交渉は1ミリも進展しなかった。
マトモな国なら、だまされたことに気づき、ひとまず距離を置くものだ。ところが安倍首相は、「プーチン大統領と27回目の首脳会談」などと大はしゃぎで会議に出掛け、プーチンが色丹島に完成したロシア産・水産加工場の従業員をTV電話で激励する姿を見ても直接抗議はせず。その揚げ句のポエム演説だったから、ネット住民が大騒ぎするのもムリはない。元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「ロシアは北方4島に対するプレゼンス(存在感)を強める姿勢をますます鮮明にしていて、日ロの領土問題は間違いなく後退したと言っていい。現実的な解決策が見つからないため、演説がスローガン的な内容になる。(ポエム調は)交渉行き詰まりの証左とも言えるでしょう」
安倍首相が韓国叩きに走るワケだ。
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
記事を拝読していて、それでも、それだからこそ、安倍晋三にシンパシーを感じて支持する人は少なからずいるだろうと感じました。
それは、体育会系、及びその文化を肯定する、ニッポンにかなり沢山いる人々です。
体育会系は礼儀正しいとか言われていますが、正確ではありません。
正確には、「相手が自分より上か下かを見極めることに常に全力を注ぎ、上と見れば媚びへつらい、下と見れば当然に高圧的な態度を取る」。これが、体育会系的な「礼儀正しさ」です。これが大多数の社長の趣味に合うので、体育会系は就職で有利とされていますし、職場でも害毒を撒き散らします。
この体育会系的思考からすると、安倍晋三がプーチンやトランプに媚びへつらうのは「当たり前」でしょう。あるいは習近平に対しても。何故なら、ロシアもアメリカも中国も、「実力では自分より上」だから、です。
その代わり、「自分より下」と見た相手への見下し方は酷くなります。体育会系の、目下に対する人権無視の苛烈なイジメは、自民党や維新の弱いもの苛めに完全に通じています。自民党や維新の支持者がことあるごとに韓国を見下したがるのは、そういう体育会系的な心理に基づいていると考えられます。
そう考えると、安倍晋三が対ロシア外交でプーチンに媚びへつらっていたのは、体育会系としては当然で、何の違和感も無いでしょう。
理性で考えれば明らかにおかしい安倍晋三の行動も、体育会系の価値観では不自然ではない、むしろよくやった、故に支持率は下がらない。そういう構造があるものと考えられます。