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日本維新の会が立憲民主党を次の衆院総選挙で抜いて野党第１党になるかもしれない要因として、文春砲など雑誌メディアの一部を除いて、マスコミが維新に関して持ち上げるばかりで、ちっともその暗部を報道しないという問題が挙げられます。
その点、２０２３年８月２９日付けの朝日新聞が掲載した
『維新・馬場代表「就任1年、ステップアップしている」 危うさ懸念も』
という記事は、最後が
『まず野党第1党を奪取し、10年以内をめどに政権交代を目指すとしてきた馬場氏だが、7月にはネット番組で、自民と維新の関係について「第1自民党と第2自民党でいい」と述べ、与党寄りの姿勢を隠さなかった。さらに8月のラジオ番組では、自民、公明両党と連立政権を組む可能性に踏み込んだ。いずれも自民を支持する右派勢力の取り込みを意識したとみられる。
こうした発言が影響したのか、8月の世論調査では政党支持率が前回から2ポイント、比例投票先が3ポイント減少。党内に危機感が広がり始めている。若手議員は「馬場氏を注意できる人がいない」とこぼし、ベテランはこう懸念する。「党支持率が良いからみんな黙っているだけ。何かあればたまった不満が噴き出す」』
と締められていて、おバカな馬場氏の言動で維新の支持率が下がりつつあることも触れているのでまずまずな記事です。
【#維新は第２自民党】維新の会の馬場博幸代表が、我が国で一番の歴史を持つ政党である日本共産党に対して「日本からなくなったら良い政党」と述べる資格は全くない。第２自民党なら維新こそ日本に必要ない政党だ
また、馬場氏と維新の裏切り体質、立憲民主党利用についても、私が見る限り大新聞やテレビでは初めてこの角度から書きました。
『馬場氏は昨年8月の党代表選で、党創設者の一人で、当時、党代表だった松井氏から事実上の後継指名を受けて圧勝。次期衆院選での野党第1党獲得を目標に据えた。
しかし、当時の安倍晋三首相や菅義偉官房長官とパイプを築き、大阪・関西万博の誘致などに成功した松井氏と異なり、馬場氏は岸田文雄首相とのつながりは薄い。知名度も不十分で、馬場氏自身が「党内で『短命に終わる』と言われてきた」と認めるように、党運営への危機感は強かった。
そこで接近したのが、それまで距離のあった野党第1党・立憲民主党だ。維新は世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の問題などをめぐって昨秋の臨時国会で「共闘」。成立した被害者救済の新法では、与党との修正協議で譲歩を引き出すなど成果をあげた。
年明けからの通常国会でも共闘を続けたが、4月の統一地方選や衆院補欠選挙の対応をめぐり「選挙での共闘はできない」（維新幹部）と判断。目標に掲げた「現有の1・5倍となる600人以上の地方議員当選」をクリアして自信を深めると、共闘を「白紙にする」と宣言した。』
維新が２０２２年の秋の臨時国会と２０２３年の通常国会で立民と連携したのは岸田政権との対立姿勢を見せかけるためだけなのですが、それは橋下徹氏や松井一郎氏に比べてカリスマ性のない馬場氏が党運営を掌握するための賭けだったという分析はなかなかのものです。
そして、維新と立民の路線の違いからではなく、維新の支持率が立民を超えたらあっさり白紙に戻した党利党略性も書いていて、これは維新にすり寄った立民の泉代表の責任問題にもつながるので、ここまでは合格点の記事でした。
ところが、朝日新聞は維新の「危うさ」として、日本維新の会に噴き出る異常なほどの不祥事の数々に全く触れませんでした。
また、肝心の大阪万博が開催も危ういくらいの問題噴出ぶりなのも一言も触れません。
ちなみに、４月に松井一郎氏が大阪市長を辞任し統一地方選挙が終わって以降、うちのブログで取り上げただけでも、これだけのスキャンダルが発生しています。
【#維新クオリティ】維新の会の前大阪府議団長、パワハラ・セクハラ・ストーカーの笹川理大阪府議を維新がやっと除名。政治団体の収支報告書を２年連続で未提出の橋本府議には離党勧告。#維新は不祥事のデパート
文春砲が維新の会を直撃。橋下徹元代表や吉村大阪府知事のボディーガード役として知られる高石康氏（日本維新の会交野市支部幹事長）が維新女性府議を恫喝「死ねばもろともでやる気あんのか」「ほんま次ないで」
【#維新クオリティ】海外の参加国が自前で建設するはずのパビリオンの建設申請がゼロ！大阪万博協会が苦肉の策で建設代行。建設費用は「お答えするのは非常にデリケートな状態」。維新はこの責任を取れるのか。
【#維新クオリティ】日本維新の会初の埼玉県議会選挙での当選者中村美香氏が居住要件を欠き、埼玉県議会史上初めての当選無効に(笑)。不祥事のデパート・政界吹き溜まりの、＃維新は最悪の選択肢。
維新の会の議員が不祥事続々！男性市議がうちの父親は反社だと脅迫。女性市議がセクシー写真販売。衆院議員の前川被告人が公職選挙法違反で控訴審でも有罪。参院選落選の維新候補が事務所２つで公職選挙法違反。
とくに、国会議員である梅村みずほ議員が維新を代表した参院代表質問で名古屋入管で亡くなったウィシュマさんの死をディスって名誉を毀損したことなどは絶対触れるべき維新の恥部です。
自国維公＝「地獄逝こう」の賛成多数で衆院を通過した入管難民法改悪案。参院で維新の梅村みずほ議員が２年前に入管で亡くなったウィシュマさんについて「支援者が詐病で助かると思わせて死んだ」と大暴言（呆）。
しかし、今回の記事では維新の危うさではなく、就任１年目を迎えた馬場伸幸代表の危うさについて書いたのだと朝日新聞が言うのなら、どうしても避けては通れないのは、馬場氏と統一教会とのズブズブの癒着関係です。
【#維新って統一教会だったんだな】松井代表、馬場共同代表、藤田幹事長、音喜多・足立政調会長まで幹部全員が統一教会とズブズブ。しかも自民と同じく自主申告の調査しかせず【＃維新は日本一の悪党】。
日本維新の会の代表選で松井一郎氏から後継指名を受けた馬場伸幸氏が、統一教会系の世界日報に過去５年間で全国会議員で最多登場！「ありません」から一転認める(笑)。自民党と同じく自己申告で誤魔化す維新。
日本維新の会を除く野党５党が憲法５３条に基づき臨時国会の召集を要求。統一教会まみれ同士の自民党に助け舟を出し、国会から共に逃げて給料泥棒をしようとする維新のどこが「身を切る改革」だ。
日本維新の会の馬場新代表が、自分が統一教会の世界日報に過去５年間で国会議員最多の３回登場し、維新の多数の国会議員や地方議員が統一教会と関係を持ったのは仕方なかったと言い切った（呆）。
さらには、週刊文春が連続して特集している馬場氏自身のパワハラ事件と、高齢で認知症を発症した女性理事長から社会福祉法人を乗っ取った「ネコババ伸幸事件」（これはわたくしのオリジナルｗ）について触れないのは絶対におかしいです。
前者のパワハラ事件は馬場氏の公党代表としての資格に関わりますし、後者のネコババ事件ときたらもはや犯罪かすれすれの話で、維新代表どころか国会議員を辞めないといけないレベルの話。
こうしてみるとうちの常連コメンテーターの茶碗さんや、村野瀬代表がいつも指摘している通り、今回のせっかくの記事も喰い足りなく、朝日新聞など「報道業者」の批判精神の欠如しただらしなさが表れてしまっている記事と言えるでしょう。
「社会の木鐸」の意地に賭けて、文春砲と張り合う大新聞やテレビ局はないものか。
【#維新クオリティ】維新に文春砲炸裂！日本維新の会の馬場博幸代表が統一地方選挙直前に男性市議に「公認パワハラ」。「邪魔や」「公認は僕の権限や」「理由は無くてもいい」【#維新は最悪の選択肢】
【#文春砲】日本維新の会の馬場伸幸代表が、認知機能の衰えた社会福祉法人の理事長に成年後見人をつけることもなく財産を管理して遺言書も書かせ、馬場氏が理事長になって法人を乗っ取った【#維新に騙されるな】
日本維新の会の馬場伸幸代表の社会福祉法人乗っ取り疑惑について、藤田文武幹事長が「僕らだけじゃなくて私人とか家族とかいるでしょ」と反撃。問題なのは馬場氏の家族の人権ではなく乗っ取られた理事長の人権だ。
参考記事
ｋｏｊｉｔａｋｅｎの日記さんより
不祥事続出の維新にあのヤフコメでも批判の嵐／女性問題で共産党を除名された市議会議員が維新に転進して当選を重ねているらしい（呆）
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
大衆迎合主義（ポピュリズム） ： 維新の会（大阪・関西・全国問わず）への批判的報道をできているかどうかが各報道業者の力量をジャッジするポイント。 #マスメディアへの不満 #マスメディアへの不信
ニッポンを蝕む全体主義 (祥伝社新書)
自公の罪 維新の毒 次こそ政権交代。7つの解毒剤
日本維新の会の「政治とカネ」 「身を切る改革」の正体を暴く
本当は国政政党の代表としては、馬場氏が日本が法的にも外交的にも絶対に採用しえない核共有などをまた言い出している右翼ぶりなども捨て置けないところ。
改正マイナンバー法案にも賛成したのにマイナトラブルには知らん顔。
自国維公＝地獄逝こうで健康保険証を廃止するマイナンバー改悪法案に賛成したくせに、維新の藤田幹事長が河野太郎デジタル大臣に「態度が良くない」「陣頭指揮を執っている人の能力の問題なんじゃないか」（呆）。
#維新は最悪の選択肢、#維新に騙されるな、これがとにかく大事です。
【#維新は最悪の選択肢】維新の会代表の馬場博幸氏がまた「核共有」を言い出した！しかも「核シェアリングを議論することが核廃絶へ向けた１つの通過点になる」と全く意味不明な説明(笑)【#維新クオリティ】
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日本維新の会の馬場代表が２７日で就任から１年となる。４月の統一地方選での伸長を足がかりに、次期衆院選で立憲民主党から野党第１党の座を奪うことが当面の目標だ。地方での候補者擁立の加速や公明党との対決に向けた態勢構築、自民党との距離の取り方が課題となっている。
重要な転機
馬場氏は２６日、「次期衆院選は『日本大改革』が始まるかどうかの重要な転機だ。維新の歴史の中で最大の山場を迎えている」と取材に強調した。維新は４月の統一地方選を経て、首長と地方議員の合計が選挙前の約４５０人から約８００人へと増加。次期衆院選では、これまでに現職含め１２６人の擁立を発表した。
党勢拡大を背景に、他党出身者の移籍も相次いでいる。次期衆院選では、かつて立民に在籍した前衆院議員の関健一郎氏（愛知１５区）、矢上雅義氏（熊本４区）を擁立する。
お膝元の大阪でも、９月の東大阪市長選で、４期にわたり自民、公明両党の支援を受けてきた現職が、地域政党・大阪維新の会公認での立候補を表明した。自民幹部は「維新の勢いを見て、生き残る道を考えたのだろう」と指摘する。
不毛の地
ただ、衆院選の候補者擁立は近畿や首都圏の都市部に集中しており、東北や四国、中国地方では思うように進んでいない。とりわけ「維新不毛の地」（馬場氏）とされる東北は、比例復活の現職１人以外では、秋田の１人にとどまっている。
大阪、兵庫の計６小選挙区での公明との全面対決も難関だ。関西は、伝統的に公明の支持母体である創価学会の組織力が強く、「常勝関西」として知られる。維新は「自民と戦うより厳しい激戦」（藤田幹事長）と警戒している。
大阪の４選挙区では、候補者選定のため、「予備選」を実施した。選考の透明性を確保し、維新内部の対立を回避する狙いがある。
間合い
維新が重視する２０２５年大阪・関西万博の成功に向けては、海外パビリオンの建設準備の遅れが課題となる中、政府と連携する重要性が増しており、馬場氏は難しいかじ取りを迫られている。
馬場氏は７月に「（維新は）第２自民党でいい」と述べ、８月には自公連立政権に参加する可能性に触れ、党内外で批判が起きた。維新幹部は「自民にあまり近づけば、票は逃げる。ほどよい間合いを取る微妙な政治手腕が馬場氏に求められている」と語った。
野党第１党奪取に意欲 日本維新の会・馬場伸幸代表が就任１年 連立政権参加の可能性に言及
[2023年8月28日20時20分]
日本維新の会の馬場伸幸代表が27日で就任1年を迎えた。4月の統一地方選で地方議員600人以上の「公約」を達成するなど実績を積み重ねており、次期衆院選で「野党第1党奪取を目指す」と意欲を示す。自民、公明両党の獲得議席が過半数割れした場合には「全ての可能性を否定しない」と連立政権に参加する可能性にも言及した。
馬場氏は28日、地元の堺市で自身の政治資金パーティーを開催した。昨年8月の代表選出後、知名度不足を補うため、42都道府県を行脚。今年4月の統一地方選後に地方議員は774人に拡大した。今夏は東京や大阪で党務をこなすほか、米国や台湾を訪問し、外交にも注力した。
14日のBS番組では野党第1党奪取に関し「そこまでの自信はまだない。大きな山を登ることになる」と強調。次期衆院選の候補擁立は28日時点で126人となり、新人の数では立憲民主党を上回っている状況だ。
連立参画については「自公連立政権に入ると言うと『何ちゅうこと言うねん』と思う方もいるが、自公で過半数を割り込めば、政権の組み合わせが替わる可能性が出てくる」と述べた。
一方、連立参加を巡る発言は野党第1党を目指す党の在り方が問われかねないとして、立民の岡田克也幹事長は「連携は難しい」と警戒。公明の山口那津男代表は「そうした前提は維新とはない」と指摘した。
馬場氏は7月のインターネット番組で、自民と維新の関係を「第1、第2自民党の改革合戦が政治を良くする」と明言。共産党を「日本からなくなったらいい政党だ」とも語り、物議を醸す発言が最近相次いでいる。（共同）
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世界各国ともに『パビリオン建てたくねー❗』と思いますよね…。(苦笑)
https://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12817997179.html
☆大阪万博どうすればいい⑦
引用元） 建築エコノミスト森山高至 ブラタカシ街歩きBlog 23/8/27
なんかですね、奇妙なことばかりなんですよね。
大阪関西万博における建築に関しての条件や、出来事が。
万博パビリオン、夢洲駅、ともに変。
（中略）
万博パビリオンは杭打ってもいいけど、会期後は杭は抜け！
とか、ホントおかしい。
杭が大変ならば、地下掘ってもいいけど掘っていいのは2.5メートルまで！
とか、ホントおかしい。
地下に関しての考え方が非合理的、地面を掘ることに恐れを抱いてしまっている。
（中略）
地下に関しての考え方が非合理的、
地面を掘ることに恐れを抱いてしまっている。
地盤弱い、じゃなく
地盤怖い、って感じ
地盤になんかあんじゃねえの？
と地歴を調べてみることにしたんです。
そしたらですね、ヤバッっぽい資料を見つけてしまったんです。
しかも、そこには夢洲の本名が書いてありました。
（中略）
夢洲になる前の本当の名前は「北港処分地」という名前だったんです。
https://twitter.com/mori_arch_econo/status/1694704524160868803?t=d6IDLH3d957YWaIoOuYqeA&s=19
☆建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中
@mori_arch_econo
◎なんか、ちょっとヤバそうな資料を見つけた。
PCBが洒落んならんほど埋まってるんちゃうん？
↓
港湾環境事業
廃棄物処分場整備・管理事業、公害 防止対策事業、緑地整備・管理事業
大阪市港湾局 2007年12月13日
維新が立民と一時的に「連携」したいきさつの舞台裏がわかったのは収穫でしたが、維新のそういう政局手練手管を将棋や囲碁における勝負手や好手のように報道業者が解説するのはやはりおかしいです。
報道機関なら、あるいは、ジャーナリズムなら、維新幹部・議員の発言を単に書き写すのではなくて、維新の政策や思想や実際の行動や不祥事を解剖してその非民主主義性や反人権性を洞察しなければいけないはずだと私は思っています。
今回の宮武嶺幹事長のこのような記事が朝日新聞や毎日新聞や東京新聞に当たり前のように頻繁に出るようになるまで、報道業者批判の手を緩めてはいけないのです。
週刊文春が使いそうですね(笑)
「汚職事処・維新亭」
「根性ババ伸幸」(←関西人しか(でも?)わからん…?)
「ヨ・シ・ム・ラ・が・ウソ・こ・い・た！」(こどもの遊び、↑と同じく?)
じゃ「松井」は…?
…あかん、アホなこと考えてもた！(笑)
(アホな書きこみ、すみません…(^^;)