米大統領選討論会でトランプ氏が2つの戦争について「イスラエルに仕事(虐殺)を最後までやらせるべきだ」「プーチン大統領が一目置いている大統領(自分)がいたらプーチンはウクライナを侵略することはなかった」
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2024年11月5日の米大統領選に向けて、再選を目指すバイデン大統領とホワイトハウス返り咲きを狙うトランプ前大統領の最初の討論会が6月27日夜(28日午前)、ジョージア州アトランタのCNNのスタジオで行われました。
私も注目していましたが日本の公共放送であるNHKが事前にこの討論会の見どころを特集したり、ライブで延々と報道するなどやりすぎです。
朝日新聞や日本経済新聞などもライブで伝え続けていましたし、いくら超大国アメリカ合衆国の大統領選挙で日本への影響も大きいとはいえ、まだ両候補ともそれぞれの党の正式な候補にさえなっていない、本選から半年近く前の討論会なのに、これはやりすぎでしょう。
こんな報道の仕方をしている国がアメリカ以外に世界であるんでしょうか。
まさに、日本がまだアメリカに占領されているも同然の植民地、属国であることを如実に示したと言えます。
さて、この討論会を主催した米CNNが先ほどまで行われていた大統領討論会についての視聴者の評価について、トランプ前大統領が勝利したとの回答が67%に上り、バイデン大統領に軍配を上げたのはその半分の33%だと報じています。
バイデン大統領は声も小さくかすれ声で、バイデン陣営は慌てて同氏が風邪気味だったのだと言い訳の声明を出しました。
また、 バイデン氏は討論会のやり取りで一時固まったように見える場面があったほか、自身の政権下で創出された雇用者数を言い間違えて、せっかく1500万人も創出したのに1万5000人と述べる(-_-;)、という失態。
それでなくても今81歳と高齢で、次の任期を終えるときには85歳になるというバイデン氏は認知症の疑いさえかけられているので、ここで元気な姿を見せたかったのですが大失敗だったのは明らかです。
討論会終了後、CNNの番組に出席した専門家からは、バイデン氏の受け答えや振る舞いに対する疑問の声が相次ぎ、ある民主党出身のコメンテーターは
「見ていて、痛々しく感じた」
と述べ、民主党は今からでも大統領候補を代えるべきだと示唆しました。
民主党議員からも
「バイデン氏が我々の候補者であるべきだと主張するのは難しい」
という声もさっそく出ているそうで、バイデン大統領が身を引いて、民主党党大会では別の候補を正式に擁立するという起死回生の逆転劇を見せてほしいものです。
さて、私がこの討論会で最も注目していたのは、トランプ候補がロシアのプーチン政権によるウクライナ侵略と、イスラエルのネタニヤフ政権によるガザ侵攻についてなんと語るかでした。
トランプ氏は、これまでの選挙活動でも
「私が大統領で勝利したらただちにロシアとウクライナの間の恐ろしい戦争を解決するだろう」
だとか、自分が大統領になればウクライナ戦争終結に
「1日もかからない」
と豪語してきました。
ドナルド・トランプ大統領候補がロシアがNATO加盟国に攻撃してきても米国は支援せず、むしろ「好きに振る舞うようロシアをけしかけてやる」。プーチン大統領に戦争へのゴーサインを出すトランプ氏は最悪だ。
今回の討論会でもトランプ氏はロシアによるウクライナ侵略について
「アメリカに、プーチン大統領が一目置く本物の大統領がいたら、プーチン大統領はウクライナを侵略することはなかっただろう。
バイデン氏が何もしなかったからロシアの侵攻を招いた」
と述べました。どんなマッチョ思想や。そして両者の癒着の自白。
また、バイデン政権が2021年に米軍をアフガニスタンから撤収させた際の混乱について
「アフガニスタンの撤退についてバイデン氏の対応はひどかった。
アメリカ史上、もっとも恥ずべき瞬間だった。
プーチン大統領はそれを見ていた」
と批判しました。
アフガニスタンからの米軍撤退を決めたのはトランプ候補で、それを誇っていたんですけどね(-_-;)。
トランプ米大統領候補がロシアによるウクライナ侵略戦争を終戦に導く構想として、ロシアが侵略し違法に占領しているクリミア半島とドンパス地方をウクライナがロシアに割譲する案(ワシントンポスト紙報道)。
ロシアのプーチン大統領の支援もあって2016年には米大統領になれたと言われているトランプ氏は、ウクライナ戦争について司会者から
「プーチン大統領の条件は受け入れられるのか」
と迫られると、トランプ氏は
「いいえ、それらは受け入れられない」
と回答し、自分がウクライナ戦争を終わらせることができると再び主張しましたが、ではどのように終わらせるのかを具体的に述べることはできませんでした。
このようにトランプ氏は、プーチン大統領からの停戦条件を満たさないでウクライナ戦争をどう停戦させることができるのか具体的には言えないのに、とにかく停戦させたらバラ色だみたいな世迷言を言う。。。
という点では日本の親露派・反米拗らせ即時停戦論者そのままで、さすが世界最悪の即時停戦派・軍事支援反対派です。
トランプ信者Qアノンが反ワクチン陰謀論から親露派陰謀論へ。そして東京大学の研究は反ワクチン陰謀論者が参政党支持になる傾向を指摘。一般に「熟慮性が低い」という陰謀論者にどう対処するか。
また、かつてイスラエルのネタニヤフ首相から
と称えられたトランプ氏は、バイデン政権のガザ侵攻への中途半端な介入さえ批判して
「イスラエルに仕事を最後までやらせるべきだ。
ただ、バイデン大統領はそれを望んでいない。
彼はパレスチナ人のようになっている」
と述べました。
ガザで大量殺戮を続けるイスラエル政府に「最後まで仕事をやらせろ」という人間が米大統領になったらどうなることか。
バイデン大統領は史上最高齢の米国大統領で、再選されたらそのあとの4年間は不安ですが、ドナルド・トランプ氏が大統領に再選されたら、アメリカだけではなく世界がまた絶望のどん底に突き落とされることだけは間違いありません。
ガザでジェノサイドをするネタニヤフ政権を熱烈応援、トランプ氏。
ネタニヤフ首相に「イスラエルの最良の友」と絶賛されたトランプ元大統領が、イスラエル軍がラファに侵攻するなら軍事援助を停止すると警告したバイデン大統領に対して、「バイデンはハマスの味方」と罵倒。
共謀 トランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ
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(CNN) 現在行われている米大統領選討論会で、両候補がウクライナ侵攻について議論している。
ロシアのプーチン大統領は今月初め、国際法に違反して併合すると表明したウクライナ南部と東部の四つの地域からウクライナ軍を撤退させるという独自の和平案を改めて表明。ウクライナに対しては北大西洋条約機構(NATO)への加盟を断念するよう要求している。
バイデン米政権はウクライナの防衛を着実に支援してきた。米国は先ごろ、ウクライナへの新たな4億ドル(約640億円)の軍事支援計画を発表した。
トランプ氏は大統領在任中、NATOを「時代遅れ」と表現し、同機構の弱体化を望むプーチン氏に同調してきた。同氏は長年にわたりプーチン氏を称賛しており、2016年の大統領選へのロシアの介入をめぐっては米国の情報機関よりもプーチン氏の側に立った。
トランプ氏は以前、ウクライナでの戦争を終わらせると約束したが、その方法の詳細については明らかにしていない。ニューハンプシャー州で昨年行われた選挙イベントでは「私が大統領で勝利したらただちにロシアとウクライナの間の恐ろしい戦争を解決するだろう」と述べた。別の演説では、解決に「1日もかからない」と豪語している。
トランプ氏は27日、プーチン氏が提示した条件は「受け入れられない」と述べた。
現在行われている討論会で「プーチン大統領の条件は受け入れられるのか」と迫られると、トランプ氏は「いいえ、それらは受け入れられない」と回答した。
同氏は実現すればウクライナ戦争を終わらせると再び主張したが、どのように終わらせるかについての具体的な言及はなかった。
11月のアメリカ大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領と、返り咲きをねらうトランプ前大統領による初めてのテレビ討論会が行われました。討論会では主要な政策について論争が繰り広げられた一方で、互いを「史上最悪の大統領だ」と批判するなど、激しい非難の応酬もみられました。
米メディアはどう伝えたのか?討論会の発言の詳細も掲載します。
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アメリカ大統領選挙に向けたバイデン大統領とトランプ前大統領によるテレビ討論会は、南部ジョージア州アトランタで日本時間の28日午前、行われました。
2人による直接対決は前回、2020年の大統領選挙以来、4年ぶりです。
90分にわたった論戦ではまず、インフレがテーマとなり、バイデン氏は「私が大統領に就任したとき失業率は15%にまで上昇するなど経済はひどい状況だった。私は雇用を創出し、その雇用を確保することで物事を元にもどした」と主張しました。
これに対してトランプ氏は「バイデン氏が生み出したのは不法移民のための仕事やコロナで落ち込んだ仕事だけだ。インフレは私たちの国を殺そうとしている」と述べてバイデン氏を批判しました。
またウクライナ情勢についてトランプ氏が「アメリカに、プーチン大統領が一目置く本物の大統領がいたら、プーチン大統領はウクライナを侵略することはなかっただろう。バイデン氏が何もしなかったからロシアの侵攻を招いた」と述べたのに対し、バイデン氏は「私はウクライナ支援で日本をはじめとする世界の50の国から支持を得ている」と述べて、反論しました。
また、討論会ではこのほかにも主要な政策について論争が繰り広げられた一方で、互いを「史上最悪の大統領だ」だと批判するなど、激しい非難の応酬もみられました。
バイデン氏は序盤から声がかすれたり、途中、数秒間、ことばに詰まったりする場面もあり、アメリカの複数のメディアは、力強さや安定感に欠けていたなどと伝えています。
アメリカの複数メディアは、「大統領はかぜをひいている」とバイデン大統領の陣営関係者の話として伝えています。
米メディア 「バイデン氏、苦戦」「民主党はパニック状態」
討論会についてアメリカのメディア各社はバイデン氏にとって厳しいものだったと伝えています。
有力紙のワシントン・ポストは「バイデン氏苦戦、トランプ氏は質問をはぐらかす」、同じく有力紙のニューヨーク・タイムズは「トランプ氏の威勢にバイデン氏苦戦」、CBSテレビは「バイデン氏、序盤から声がかすれて苦戦」などいずれも見出しに「Struggle(ストラグル)」、「苦戦する、もがく」という言葉を使ってバイデン氏が押されていたと伝えています。
複数のメディアは民主党関係者の間でバイデン氏が候補者にふさわしいのか疑念も浮かんでいると伝えています。
AP通信は討論終了から1時間ほど後のまとめ記事の見出しで「動かなくなるバイデン氏、討論でトランプ氏に向き合うも民主党内では立候補にふさわしいかパニックをもたらす」と表現しています。また、政治専門紙「ヒル」は専門家の話を引用して「バイデン氏のふらふらのパフォーマンスで民主党は完全なパニック状態だ」などと伝えています。
【テレビ討論会 発言詳細】
経済
「インフレは私たちの国を殺そうとしている」
トランプ氏は経済について「バイデン氏が生み出したのは不法移民のための仕事やコロナで落ち込んだ仕事だけだ。インフレは私たちの国を殺そうとしている」と述べました。
「経済ひどい状況 雇用創出、雇用確保で元にもどした」
アメリカで続く根強いインフレや経済の状況についてバイデン氏は「私が大統領に就任したとき失業率は15%にまで上昇するなど経済はひどい状況だった。私は雇用を創出し、その雇用を確保することで物事を元にもどした。ただ、まだやるべきことはある。食卓のまわりの身近なものの価格を引き下げるために取り組んでいる」と述べました。
移民・難民政策
トランプ氏「今は史上最も危険な国境に」
移民政策についてトランプ氏は「わが国の歴史上、最も安全な国境だった。バイデン大統領は国境を開放することを決め、その結果、囚人やテロリストなどが入ってきている。それなのに彼は国境を開放したままだった。今は史上最も危険な国境になっている」と述べました。
バイデン氏「違法に国境を越える人 大幅に減少」
国境管理や移民・難民政策についてバイデン氏は「トランプ氏が大統領だったときに移民の赤ちゃんを母親から引き離し、家族を引き離す状況を作り出した。それは正しいやり方ではない。私は国境警備隊を増員し法律を改正した。その結果、違法に国境を越える人が大幅に減少している」と述べました。
バイデン氏 答えに詰まる場面も
バイデン氏は医療保険制度について話をするなかで、答えに詰まる場面があり、アメリカのメディア各社はバイデン氏は数秒間、ことばが出てこなかったなどとそろって伝えました。
ウクライナ情勢
トランプ氏「バイデン氏が何もしなかったからロシアの侵攻招いた」
トランプ氏はウクライナ情勢について、「アメリカに本当の大統領、プーチン大統領が一目置いている大統領がいたら、プーチン大統領はウクライナを侵略することはなかっただろう。バイデン氏が何もしなかったからロシアの侵攻を招いたのだ。アフガニスタンの撤退についてバイデン氏の対応はひどかった。アメリカ史上、もっとも恥ずべき瞬間だった。プーチン大統領はそれを見ていた」と述べました。
バイデン氏「ウクライナ支援 世界50の国から支持得た」
バイデン氏は、NATO=北大西洋条約機構について「トランプ氏はNATOからの脱退を望んでいる。しかし、NATOにとどまるべきだ」と述べました。
また、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を続けていることについて「わたしは、ウクライナ支援で日本を始めとする世界の50の国から支持を得た」と述べました。
連邦議会乱入事件
トランプ氏「平和的 愛国者のように行動するよう言った」
トランプ氏の支持者らが3年前に連邦議会に乱入した事件についてトランプ氏は「私は平和的かつ愛国者のように行動するように言った。そして多くの人が集まると感じ、州兵を要請したがペロシ元下院議長が拒否した」と述べました。
バイデン氏「トランプ氏がそそのかした」
トランプ氏の支持者らが3年前に連邦議会に乱入した事件についてバイデン氏は「トランプ氏がそそのかした。止めようとする努力をまったくしなかった。彼らはドアを壊し窓を割り、議会を占拠した」と述べました。
互いを批判
トランプ氏「彼はパレスチナ人のよう」
イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突についてトランプ氏は「イスラエルに仕事を最後までやらせるべきだ。ただ、バイデン大統領はそれを望んでいない。彼はパレスチナ人のようになっている」と述べました。
バイデン氏「重罪犯し有罪評決を受けた」
バイデン氏はトランプ氏について「このステージにいる人物は重い罪を犯したとして有罪評決を受けた」と述べました。
史上最高齢の大統領として有権者の間で健康状態への懸念が出ていることについてバイデン氏は「私は政治家として最年少であることを批判されてきたがいまは最年長になった。トランプ氏は私より3歳若いが能力はかなり劣っている。私の実績をみればわかると思う。多くの新規雇用を生み出し、アメリカでは巨額の投資が行われている」と述べました。
今回の大統領選挙結果を…
トランプ氏「公平な選挙であれば絶対受け入れる」
今回の大統領選挙の結果を受け入れるかどうかについてトランプ氏は「公平で合法的な、よい選挙であればもちろんだ。私は絶対、受け入れるし、選挙結果を受け入れたほうがずっと楽だ。ただ、前回は不正がひどかった。バイデン氏のひどい仕事を見るまでは今回立候補するつもりもなかった。彼はわれわれの国を破壊している」と述べました。
バイデン氏「あなたが結果を受け入れるか疑わしい」
トランプ氏が今回の大統領選挙の結果を受け入れるかどうかについてバイデン氏はトランプ氏に対し「私は、あなたが結果を受け入れるかは疑わしいと思っている」と述べました。
人工妊娠中絶
トランプ氏「各州の判断に委ねられる ただ、私は例外も信じている」
人工妊娠中絶について連邦最高裁判所が2022年、中絶は憲法で認められた権利だとする判断を覆したことについてトランプ氏は「皆が望んでいたことで各州の判断に委ねられることになった。そして今、州が取り組んでいる。ただ、私は例外も信じており、レイプや母体の命に関わるものについては例外だと考えている」と述べました。
バイデン氏「トランプ氏が当選なら、全米で中絶を禁止する法律」
バイデン氏は人工妊娠中絶について「もしトランプ氏が大統領に当選し、議会が保守強硬派に支配されれば全米で中絶を禁止する法律を成立させるだろう」と述べました。
健康状態
トランプ氏「私はとてもよい健康状態だ」
トランプ氏は自身とバイデン氏の年齢について「私は認知機能の検査を受け、公にしてきた。バイデン氏は検査を受けていない。簡単なものでも検査を受けるところを見てみたいものだが、質問に答えることができないだろう。私はとてもよい健康状態だと思う」と述べました。
有罪評決
トランプ氏「バイデン氏は政敵を追い落とそうとしている」
トランプ氏は、バイデン氏の次男、ハンター・バイデン氏が虚偽の申告をして銃を不法に購入した罪に問われた裁判で有罪の評決が下されたことについて「バイデン氏は私が重罪で有罪評決を受けたというが、彼の息子もまた重罪で有罪評決を受けた」と述べました。
一方、先月、不倫の口止め料をめぐって業務記録を改ざんした罪に問われたニューヨーク州の裁判で有罪の評決が下されたことについて「民主党のひどい裁判官で、検察官もすべて民主党に指名されている」と主張した上で、「バイデン氏は政敵を追い落とそうとしている」と批判しました。
(CNN) バイデン大統領とトランプ前米大統領との討論会では、幅広いトピックについて議論が交わされた。
トランプ氏は、バイデン氏在任中の雇用増加はすべてコロナのパンデミック(世界的大流行)によるロックダウンからの「回復」によるものだと主張した。ただし、増加した雇用はすべて「回復」による雇用というわけではなく、人々がみな以前の仕事に戻ったわけではない。
両氏はインフレについて非難の応酬を繰り広げた。バイデン氏は自分が引き継いだ経済に一因があると批判した。これに対しトランプ氏は、バイデン氏が就任した当時、「ほとんどインフレはなかった」と反論した。
トランプ氏は、バイデン氏が実行したアフガニスタンからの米軍撤退を「わが国史上最も恥ずべき日」と断じた。
トランプ氏は自身が当選した場合、中絶薬の入手を阻止しないと述べ、中絶の規制は州が決定すべきだという立場を繰り返し表明した。バイデン氏は中絶を州の裁量に委ねるのは市民権の保護を州に委ねるようなものだと反論した。
バイデン氏はロー対ウェード事件の判例を最高裁が覆したことについて「ひどいこと」だと非難。判例によって医師が「9カ月」の胎児を殺せるようになったとするトランプ氏の主張に「それはまったく事実ではない」と反論した。
バイデン氏は国境問題について、自身がまとめた超党派の国境対策法案が上院で否決されたことを強調。トランプ氏の移民家族を引き離す政策を非難した。トランプ氏は、バイデン氏の移民政策が米国の暴力犯罪の要因であるという以前の主張を繰り返した。
トランプ氏は、同氏の大統領在任中に退役軍人を「バカで負け犬」と呼んだかどうかについてのやりとりの中でバイデン氏の次男であるハンター・バイデン氏を持ち出した。
トランプ氏は2021年年1月6日に発生した連邦議会議事堂の襲撃事件について自身の行動と不作為について問われると、質問をかわそうとした後、「私には実質的に何もすることがなかったのは分かっていた。彼らは私に演説をするように頼んだ」と弁明した。
討論会を終え、民主党議員らは、バイデン氏の討論会でのパフォーマンスに絶望している。一部ではバイデン氏が党の候補者であり続けるべきかどうかという疑問が生じたほどだ。
バイデンは口を開けて何かをじっと見つめるような表情でステージに登場した。口調は途切れ途切れで、時折、考えを最後まで言い終えるのに苦労しているように見えた。民主党が優位に立っている中絶などの問題では譲歩する場面もみられた。
10年以上にわたりあらゆるレベルの選挙活動に携わってきたある人物は「バイデン氏が我々の候補者であるべきだと主張するのは難しい」と漏らした。
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☆民主党支持を鮮明に表明しているCNNが主催した討論会で、1行もバイデンを持ち上げていないのですから驚く。誰が見ても圧倒的な大差が付いたらしいのである。今後8月に予定されている民主党全国大会での大統領候補指名では、居眠りバイデンに変わる人物に差し替える、アッと驚く大どんでん返しが見られるかも知れない。 ※某ブロガーさんの感想 >
今回の討論会ではトランプ氏は『“悪魔の所業を行う”イスラエルを全面支持』するという凶悪さを隠さない一方、バイデン氏は本来なら支持する側のCNNが全く褒めるところがないという『ポンコツさ』を示し、米国大統領選挙の行く末の恐ろしさを匂わせていたようです。
宮武さんはじめ、このブログの読者の多くが望むように、
バイデン氏を早急に引っ込め、民主党がもっとまともな候補に差し替えてくれるか、『トランプ氏が大勝するか』という流れに入ったように見えますね。
『ヘタレ泉代表』を引っ込めないと次の選挙は難しい立憲民主党と米国民主党が非常に似ているのは皮肉としか言いようがないですね。
欧米(日本でも)で新自由主義という『弱肉強食資本主義』(≒利権ファースト)の政権が続いて、格差がどんどん拡大し続けていることは多くの方たちが気付いておられると思いますが、“格差拡大”や“グローバル企業優遇”があまりにも酷くなったため、『自国ファースト』を掲げる政治家を国民が『やむなく応援』するようになった…ということを見逃してはならないでしょう。
(※“利権側”のマスメディアは『極右』と『自国ファースト』を同じものと勝手に定義してそのことを伝えませんが…。)
したがって本当の問題は『トランプ氏が自称米国ファースト…ではあっても、本質は“軍産友達イスラエル全面支持”の利権ファースト』であること…そして、かのプーチン大統領の『ロシアファースト』≒『ロシアの利権ファースト(ロシアの国民ファーストではない!!)』であることをマスメディアは全く報じないのですよね。
日本の庶民から収奪できるだけ収奪しようとしている『米国や日本の利権層』のお友達のバイデン政権や岸田政権は完全な日本庶民の敵…であることは間違いないでしょう。
しかし、多くのいわゆる『陰謀論』に毒されすぎた方たちは『敵の敵は味方』理論で『欧米の利権集団にとっては敵』であるプーチン氏が正義の味方?!と勘違いしていますが、『ロシアの利権ファースト』のプーチン氏は『日本を主要な収奪対象とまではしていない』だけで、正義の味方でも日本の味方でも何でもない…ことはしっかり踏まえる必要があるのですね。
※トランプ氏はプーチン氏よりさらにひどく、バイデン政権同様に『日本を最大の収奪先』と踏まえているのですから、『陰謀論者は目を覚ませや!』という話ですね。
もちろん、プーチン氏が『日本を最大の収奪先と考えていない』のは単に『立ち位置』の問題で、善良であるわけでは全然ない…のは当然の話です。
※※リンク先で紹介されている国民連合(RN):極右の民族主義政党…が本当の意味で『フランス(庶民)ファースト』かどうかは今の我々では情報不足で判断は難しいですね。
ただ、マクロン“グローバリスト”政権は岸田政権同様『利権ファースト』なのはほぼ間違いないと思います。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-27/SFQR6VT0AFB400
☆マクロン氏か極右か、重大な岐路に立つフランス選挙を解説
2024年6月28日 5:57 JST From Bloomberg QuickTake
◎フランスでは、30日に国民議会(下院、定数577)選挙の第1回投票が行われる。極右政党・国民連合(RN)が最も多くの票を集める見通しで、その結果はマクロン大統領のリベラルで企業寄りの改革だけでなく広範囲に影響を及ぼす。マリーヌ・ルペン氏が実質的に率いるRNの台頭は、フランス独特の政治制度に試練を与えている。
『討論会したらバイデン氏が圧倒的不利になる』のは冷静な人たちから見れば予測通りの結果であり、『第2回討論会』をやって『もしトラ』を確実にするのか、バイデン氏を『まともな候補に差し替え』するのかを冷静に見極めたいですね。
(※ぜひとも民主党幹部は冷静になって、『真っ当かつ、勝てる候補』に差し替えを望むところです。)
https://news.yahoo.co.jp/articles/417f3d6d2c36855819478c03c9fa014ed9262987
☆「バイデン氏は大統領選から撤退すべきだ」 NYタイムズが社説で
6/29(土) 毎日新聞
◎ 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は28日、11月の米大統領選に向けた27日のテレビ討論会で民主党のバイデン大統領が苦戦したとして「バイデン氏は国のために、大統領選から撤退すべきだ」とする社説を掲載した。同紙は、民主党は共和党のトランプ前大統領に対抗できる有力な候補者を選ぶべきだと訴えた。
この社説では「バイデン氏は4年前の彼ではない。バイデン氏に真実を語る勇気を持たなければいけない」と強調。一方のトランプ氏に関しては「民主主義にとって重大な危険であることを自ら証明した」と主張した。
影慶「バイデンよ
戒名は自分でつけるがいい」
(←仏教徒じゃねーだろ)