霊犀社2

第2霊犀社(元祖第一は、田中逸平主宰の私塾)@霊際社@P。ネタ帳・メモ書きなど、まあガラクタ。嫌疑76件わざと表示拒否中

聴講: 気候変動の原因は何か ~ 横浜シンポジウム ~ 2014年3月31日

2014-04-01 04:35:51 | 聴講メモ

横浜開港記念館横浜開港記念館 岡倉天心生誕(1862年)の地の碑聴講: 気候変動の原因は何か ~ 横浜シンポジウム ~ 2014年3月31日(11:00-18:15ごろ?)

 講演プログラム(講演順 1室田、2桜井、3スベンスマルク、4丸山、5宮原、6戎崎)

6 戎崎俊一氏は事前プログラムには載っておらず、講演の部の仕舞いに配されての登壇であったが、この講演により ガイア仮説の実体による裏づけの一例について 聞き知ることができた、、

  • 、、いまごろようやく、、不肖私の なんたる不勉強よ。
  • 私てば、この耳で聞くまでは 頭に入らぬタイプなのか?耳学問タイプ? 本やLCDからは あまり入らぬのか? いや本や論文 読むべきもの読んでりゃ?

生物由来の硫黄系何か、、スルホン酸?だったっけかな、、 あとでレジュメ見るとして、

スルフォン酸
当日の開講来 なにやら雲核としてのSOxだか含硫黄sulpha物質?イオン?がたびたび挙げられる、そこで なにやら耳に残っていた硫黄がらみの化学物質っぽいのを書いてみたのだが なにやら いくらか 詳しげな者に 偽装できたかな?
  • この点になぜ私が特段に注目したかといえば、本日講演の要たる 過飽和水蒸気の凝結の話しの その根幹にかかわるものと感じたからである。
    • ごくありふれた水蒸気。その凝結に約400%-約100%=約300パーセントもの過飽和が必要になるとは。”踏み越え”と訳出した杉田元宜もびっくり?否 御存知であったか どうかな?
  • スベンスマルクの講演あたり以来たびたび登場する凝結核、、宮原も強調した: nukeとは別の"雲核"。これがなくっちゃそもそも凝結が始まらない、、 雲ができない、、)。
    • 雲ができない とは大げさな とお思いかもしれないが、そうでもなさそう。凝結核がないと水蒸気はなっかなか水滴化しないんだとか。
      湿度400パーセントでやっと凝結するんだとか。凝結核があれば 100%をちょっと越えたあたりで凝結するとのこと。
      https://www.nies.go.jp/kanko/news/31/31-5/31-5-03.html
    スベンスマルクがその主役と目するSO4だかSOxだかなんだか。 その含硫黄(酸化塩?イオン?)エアロゾルの海洋生物由来供給源の主たるもの(のひとつ)らしいからである。
  • そっか スベンスマルクは 雲核のイオン化によって 凝結核力が 宇宙線によって増加するってな理屈立てなのかな?どうなんだっけか、
    • このあたり、私の、レジュメあまり読まぬ 話もあまり聞かぬ、 あとづけ推理学習法?::論者の論理を自分の論理であとづけ構築再現?

 

http://www.af-info.or.jp/blueplanet/doc/lect/1997lect-j-lovelock.pdf
平成9年度 (第6回) ブループラネット賞 旭硝子財団 受賞者記念講演会

受賞者紹介 ジェームス・E・ラブロック博士

含硫黄有機物のジメチルサルファイドが海洋において藻類から生成され酸化されてエアロゾルとなり、これが核となって雲を生成し、地球気候を調節する機能があることを指摘しました。
ブループラネット賞:歴代受賞者 - 公益財団法人 旭硝子財団:

  1. Lovelock, J.E., Maggs, R.J. and Rasmussen, R.A. (1972). "Atmospheric Dimethyl Sulphide and the Natural Sulphur Cycle". Nature 237 (5356): 452–453. Bibcode:1972Natur.237..452L. doi:10.1038/237452a0.
  2. Charlson, R. J., Lovelock, J. E., Andreae, M. O. and Warren, S. G. (1987). "Oceanic phytoplankton, atmospheric sulphur, cloud albedo and climate". Nature 326 (6114): 655–661. Bibcode:1987Natur.326..655C. doi:10.1038/326655a0.
James Lovelock - Wikipedia, the free encyclopedia
ガイア理論関連。ジメチルサルファイド(サルフィド) dimethyl sulfide 、  CLAW hypothesis  - 人熱

 

最近の硫化ジメチル dimethyl sulfide(DMS)解説

 このPDFを簡易検索しても 宇宙線や放射線の語は かからなかった。


あと、検索で 荒波一史が かかる。

  • http://www.geocities.jp/arachan4553/
  • http://www.geocities.jp/arachan4553/Res-j/VOC-1.htm
  • http://ci.nii.ac.jp/naid/110003368488
  • http://blog.livedoor.jp/chem_analyst/

この分野、食ってくのが 大変そうなんだなあ、、というか Dr.受難であろうか、、 そういや 今会の世話人で代表質問もしてたかたも かすみ食って生きてゆけぬ 高校臨時講師かなんかでなんとか食いつないでるとか、。  むむむ、わが敬拝するお一人 杉田元宜 も 一ツ橋労働科学系に席を置いていらしたっけか。あるいは渡辺慧 もちょっと変わった毛色 上智の、、。

主流人脈に うまいこと取り入れなかった者たちは?、 駆逐されるか 辺境に追われ分散霧散?雲散霧消の危機にさらされ かつ  研究者およびinformation集積密度が低められる傾向の憂き目にあう運命にあるのか? 研究環境条件の一層の劣悪化を強いられつつ。
でも 根絶やしされていなければ、ハンデの多くは、コミュニケーションコストにあったろう。 会合するのに 交通費や会場費がかかる。通信費もかかったが、これは大幅に低下しているかも?そうでもない面もあるが。

 

 あとは 講演順に気のついたことなど おいおいに、、

1 室田武

  • ハーシェル, ジェヴォンズ
  • アレニウス
  • 1957年 レヴェルが人間の作り出した二酸化炭素はすぐには海に吸収されないことを発見する。
    1960年 キーリングが地球大気の二酸化炭素を精密に測定し、年毎の増加を検出する。濃度は、315ppm)
    (※温度上昇が先でそれに続いて二酸化炭素が海から排出されるという見解の方が、論理整合性が高い)(『地球温暖化の<発見>とは何か?』 S・R・ワート著 みすず書房』より作成 本田真吾 地球温暖化関連年表2(1946-1969年)  http://t.co/T2UzTQtK7P )
  • レヴェル → キーリング (レヴェルが 微量二酸化炭素を調べたいがために その測定が得意なキーリングを招聘 呼んだんだとか。)
    • 少し異論めいた記事を見かけたが レヴェルが意図をもってキーリングのCO2フィールド測定手腕を買い援助したのは確かなようだ。ただ キーリングは それ以上を目指し、そしてなした。 http://yaplog.jp/itoh_kiminori/archive/96    うーむ
  • 1976年 エディーが過去数世紀太陽黒点のない時間が続いた時間があったことと、それが寒い時期に対応することを示す。( 地球温暖化関連年表3(1970年~1980年) - るいネット:
  • キーリング (ここまでは 二酸化炭素 温暖化/寒冷化 ニュートラル) → xxxx → (いいこと聞いた。これは原発推進の補助燃料に使えるかもよ しめしめ )O0○。..    ワインバーグ

2 桜井邦朋

3 スベンスマルク

  • 雲の凝結核はSO2だか 硫酸根SO4
    • 凝結核がないと水蒸気がなかなか水滴化しないんだと。湿度400パーセントでやっと凝結するんだとか。凝結核があっても 100%をちょっと越えたあたりで凝結するとのこと。
      https://www.nies.go.jp/kanko/news/31/31-5/31-5-03.html
  • 船の航跡雲の紹介
  • 寿命が1/200万秒しかないミューオンが,地表下まで到達し,雲を作る核となる〈硫酸の極微細粒子〉を形成する。これが「凝集(?まま。凝結?)核となり雲が作られる」 
    実は,これまでの気象学でも硫酸の極微細粒子が雲形成に必要なことは分かっていた。だが,肝心の硫酸粒子ができるメカニズムは不明のままであった。スベンスマルクは加味(?まま。ミューオン?)宇宙線で硫酸の極微細粒子が実際に作られる』過程を,エレガントな実験で証明する。
    社会科学者の時評: ■ 銀河系?太陽系?地球の気候 ■より引用
  • 氏の研究は、地球への熱の出入りに着目したマクロなものである。偏西風は その熱の地球表面での分配の問題であって 地球温暖化/寒冷化の議論上では末梢と捉えているっぽい。(偏西風影響に関する質問に答えて。)(これは われわれ日本人と違って 高緯度地方デンマークに住み 偏西風があまりに安定して恒常的に吹いているために その変化の影響など  日常あまり意識しなくなっちゃっているからなのかもしれない。 )
  • 室田も図に関心を示していたが 極の寒冷化が充分あれば 海水の攪拌循環が活発化して 海洋生物層も活発化 といった説および図のプレゼン。 (これはどうなのか ともかく まずは 極氷は必要なのであろう。海水温度差が あったほうがいいようでもあり 、 でも 海水表面温度が12度以上になると かんとか といったwebページもみかけた、、ようなきがしたのだが、、 みつからん、、

 4 丸山茂徳

  • ナウマンダーだっけか
  • パネルディスカッションで語られたことだが、CO2温暖化説を (西欧列強以外の国の頭押さえつけ?)ジャパンバッシングのようなものの一環と捉えているような。

5 宮原ひろ子   2013年より武蔵野美術大学専任講師, NHK 2014年度日本賞 審査員 第四部会リーダー

  • 屋久杉の切り株パネルディスカッションにて 室田より、 NHKの番組で屋久杉の年輪を数えてる様子だかを見かけた ふうな紹介があった。
  • 生クリームでつくる椿だかの搾りひだ?なるほど 立体造形か。美術的、

6 戎崎俊一(えびすざき しゅんいちとしかず) (但し、えびすとしかず ではない。ましてや えびすよしかずではnever.)

  • 先述したように、気候変動への地球の自己調節機能 ネガティヴ・フィードバック要素を俯瞰したような概説を まずは述べていたように思う。そのひとつとして 付け足し的に だが忘れちゃいけない でも案外日本では なにか漠たる擬人的なものとしか思われていない気味のある”ガイア仮説”のその裏づけ仮説の一例たる”CLAW仮説”の概説も なされたのである。
  • イースター島の島民のほぼ絶滅とモアイ像。この像に CO2温暖化説を喩えていた。

 

番外 広瀬隆 会場にみえておられた。「二酸化炭素温暖化説の崩壊」だかを書いたが そのときは 「“不機嫌な” 太陽」を知らず、読まずに書いた。そのご“不機嫌な” 太陽」を読み 今まで読んだ中で一番面白かった本との評価、大絶賛。

 

パネル討論(17:00-18:15ごろ)

私は次のように質問票 記すべきであったろうか? (私の関心が成層圏水蒸気にあるため。ならIPCC総会見に行きゃよかったのかな?)

  • このところ 気象・気候界隈では 成層圏水蒸気の影響がクローズアップされ 熱帯上空の対流圏上層界面の乱れから成層圏への水蒸気流入が注目されているようですが、
    • ってのは 本当か?気象カフェ?
    • http://raysci.g.hatena.ne.jp/raycy/20140202/1391305252

    成層圏への宇宙線の影響や それが気候へ与える影響は あるでしょうか/ないでしょうか?

実際に私の発した質問票は、いささかいやかなりのピンボケであった、、 

  • 成層圏水蒸気(3CH4+203→6H20+3C)への 宇宙線の影響は? ってな。
    • 正しくは、メタンは成層圏オゾンをさらに消費して 水蒸気と二酸化炭素になるらしい。 http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report/html/2_2.html
  • (成層圏へのもうひとつの水蒸気流入経路、熱帯上空の対流圏成層圏界面のことのほうが むしろ 関係が ある可能性があったか?)

まあそうではあったにしても、これへの応答からみて パネリストには 成層圏水蒸気やおそらく成層圏への関心も 低そうな感じがした。

  • 私 思うに、 宮原ひろ子女史の 雲だか凝結核の大量発生源域?赤道アフリカあたり? とかとは 多少は関係している感じもするのだが?
  • あるいは室田の言ったペルー上空だっけ?曇っているのに 行けども行けども海岸線は砂漠、、 これなどは どうか?

本分野の会合にしては珍しいことかもだが、この場は、いささか 気象学者成分抜きの欠席裁判的な状況でもあったのか?まあ それが狙いの面もあったではあろうが、、

 

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