都内より1週間遅れで桜の見頃を迎えている箱根・・・
という報道に期待大で出かけた6日(日)。
“「桜のトンネル」を駆け抜ける感動を味わうことができます”ってPRしている有料道路ターンパイクの入り口に11過ぎに到着。
ここの料金所は今どきETCではなくて対面式なのですが、通過する時に係員の人が「一部雪が残っている所がありますから気をつけてくださいね~」とにっこり。
ちょっとビビったので「ノーマルタイヤですけど大丈夫でしょうか?」と尋ねると「大丈夫ですよー」(さらににっこり)。
「ふーん。。。」と通過して登り坂を走り始めて10分。
雪が舞い始めてきました。
「あら綺麗じゃない
」 ←全然余裕の発言。
さらに坂道を上って10分程度経過。
雪はみるみる降り積もり、行く手の路面はあっと言う間に銀世界に。
中途半端に道路脇の写真しか撮れなかった余裕のない私。↓
前後5台の車が連なっていたのですが、それぞれがいきなり不揃いなワルツを踊るようにクルクルとブレ始め、あたり一帯、制御不可能な状態に
そうこうしている間にパトロール隊員が到着して「バックして下りてくださいっ」と指示を飛ばして回り、Uターンできる位置の500M程度手前までズリズリ、ツルツルとスリル満点の下り坂を後退。。。
進行方向をもと来た道に戻し、今度は慎重にユルユルと坂道を下っていきました。
さっき通過したはずの料金所で、除雪車とすれ違いましたよ
そして寒気を感じたり熱が出そうになった凝縮した1時間余りの間、しし丸がずっとグースカ寝ていたのはちょっと納得がいかない
あの緊張感は、免許取り立て直後、雨の夜に高速道路を走った時(ちょっと記憶が怪しいけど)を上回りました。
仙石原にあるホテルの敷地は翌朝も、がっつり霜が降りていました 4月なのに。桜の開花後なのに。。。
今回は箱根ハイランドホテルに宿泊しました。
向こうに見える大涌谷にまだ雪が残っているのも、4月としては珍しいそうです。
先月リニューアルオープンした「ドッグフレンドリールーム」。
まだどこもかしこも新しくて清々しい。
ベランダから外の芝生には降りられません。透明ガラスにしし丸は頭突きをくらわしておりました
バスルームには、可愛らしいペット用のミニ浴槽も。
トリミング台とペット用のドライヤーも完備。
室内の床材は犬の足に優しいタイルだそうです。(しし丸愛用のボール持参。)
私が最も気に入ったのはこの引き出し。あら、これ丸ごと頂きたいわ
アップダウンのある敷地内の散策路を下っていくと、ドッグランがあります。
ドッグラン内で、走ることなくポトポト歩き回るしし丸くん。
部屋に戻って、お犬様用バスタブにてリラックス。
・・・と、犬にたいへん至りつくせりなホテルなのですが、
人間用にも、お食事・スパ共に充実した内容でした。
(ディナーの写真は一部撮り損ね)
レストランに犬を連れていく事が出来ませんが、夕食・朝食共にルームサービスに変更が可能です。
試しに朝食のみ部屋へ運んでもらいました。(内容は至って普通。)
12時ぎりぎりにチェックアウトして、あとは芦ノ湖スカイライン&前日のリベンジでターンパイク経由で帰るのみ。
前日の悪天候から一転、よく晴れて気温も上がり、路面の雪も解けていました。
富士山を眺め(しし丸には絶対見えていないと思うけど)
昨日見損なった桜のトンネルを通過し、無事に帰宅。
1年ほど前から、旅行にでかけようとすると直前にしし丸が体調を崩し、残念ながら取りやめとなった事が何度か続きました。
今回は半年前に「今度こそ無事に行けますように」と半ば願掛けのような気持ちでホテルを予約。
道中、危険な目にも遭いましたが(そう感じたのは飼い主だけ)、やはり老犬ながらも普段とは違う色々な刺激を受けたようで、しし丸もいい表情を見せてくれました(写真にはさっぱり写ってないですけど)ので、思い切って出かけて良かったです。
ちなみに初めて雪道に突入した我が家の愛車は、ESC(タイヤが横滑りする時に力を発揮してくれるシステム)が異常ランプを点し、明日修理工場へ入院することになりました。。。