お台場エリアにある
「シンボルプロムナード公園」。“象徴的な散歩道?”って謙虚なネーミングの割には、地図で見ると意外なほど面積デカイ。
パレットタウンと首都高に挟まれた広大なスペースが野草で埋め尽くされた公園になっていて、そこで年に2回、野草の植え替え時期に合わせて無料で
花摘みのイベントが開かれる、と聞き及び、日々乾いた(?)生活を送っている人間が犬連れで、ちょっとした潤いを求めてワイルドフラワー狩りに出かけました。
会場へ到着したのは午前11時頃。既に結構な混雑ぶりです。
会場入り口では花挟みや新聞紙、お持ち帰り用ポリ袋まで用意してくれていて、とてもご親切。
植わっているのはポピーやヤグルマギクなど。
見渡せば、両手に目一杯、仕入れ業者のように伐採した花を梱包している人、可愛らしく小さな花束を作っている女の子…おぉ何と平和な光景。
日照条件や土の肥沃さ加減もさほど差はないと思うのですが、広大な敷地に延々花が植わっていると、もっと先にはずっと綺麗な花が咲いているのでは・・・と思うのが人の常。
何本か花を切り取ると、次なる豊作エリアを求め、人々は右へ左へ、奥へ手前へとゆらゆら動いていています。
しかーし!!
炎天下、超短期体力消耗型の犬を連れていて、そんな悠長な花摘みを楽しむ余裕がない故、今回編み出したテクニックは「ミステリー・サークル」戦法。
花摘エリアを足早に外周から一瞥し、此処だわっっと見定めたポイントを核として、付近一帯を洗いざらい刈り取るという手法で、見事(?)30分足らずで相当量のお花をゲット。
しかも、それなりに色彩バランスも考慮しつつ?
ふっっ私達の去った後には、花は残ってないのよ・・・
飼い主が花摘み作業に嬉々としていそしむ間、しし丸は近辺の地面を一心不乱に匂いチェック。いつものお散歩コースとはかなり違ったテイストらしく、終始エキサイト気味でした。
せっかくお台場に来たのだから、お洒落なカフェでランチでも、と思ったワタクシ。
しかし駐車場へ戻ると(駐車料金1,500円/1日)、車内は灼熱状態、お花の事を考えると一刻も早く家へ帰った方が良いのでは・・・と、いうことで本日のなんちゃって収穫作業イベントも終了。
帰宅後は家中の花瓶を総動員して、ワイルド挿し。
楽しかったな・・・秋にはコスモスのバージョンで花摘み祭りが開催されるそうです。