制度の政治経済学

2018-11-02 23:35:13 | 日記
わたくしは、政治経済学を制度の経済学と考えます。

制度は、政治のセクターで作成され、その制度のもとでのマーケット・市場は経済セクターとして機能しています。

マーケットは、制度の調整を受けて社会のシステム(学校・病院・企業・会社など)が存立して成立しています。

レギュラシオン学派においては、レギュラシオンregulationとは規制の意味ではなく調整の意味として使われています。

制度学派の経済学は、政治経済システムを社会に適用としてそれが確立され機能しているということを意味しています。

数式張りの経済理論は、制度を所与としていて変数として外挿していないので非現実的なのです。