ロールズ『正義論』を読む

2017-09-01 23:00:03 | 日記
今日は、第三部の安定性の部分を読みました。

秩序ある社会とは一体ロールズにとって何なのかを道徳概念を意識しながら読んでいました。

政治が道徳によって基礎づけられる、これをテーマとしてチェックしていました。

正義と善の関係は以前、臨床政治学会の論文で書きましたが、サンデルがおかしなことをいっているので再認識するためにも第三部を読みました。

9月に入り、夜は外がうすら寒いですが、年末に向けて、来年の本出版に向けて頑張りたいと思います。

格差主義者・ロールズ

2017-09-01 01:00:37 | 日記
富裕者層と貧困者層に分けて考えてみます。

ステージ1においてこの両者に多大な格差があるとします。

したがって社会政策を施して改善しようとします。

ステージ2になりました。

格差は存在しているとはいえ「縮小」しているし、両者ともに便益を得たならばこの格差は許容されるというものです。

ロールズはエガタリアンではありません