電脳差分方程式

ひらがなおぼえたての子供が目にする文字をかたっぱしから読んでみる、みたいなblogになってしまいました

quackers, zzub 英語の言葉遊び

2004年05月31日 | English

某レストランの to go cup に印刷されていたクイズは、あと2つありました。


What does a duck eat with his soup?
アヒルが彼のスープといっしょに食べるものは何?

答え
quackers


duck (アヒル) → quack (ガーガー鳴く) + er で、発音から quackers (ガーガー鳴くもの=アヒル)→ crackers (クラッカー) という言葉遊びだと思います。たぶん。

crackers は、 Clam Chowder や Chicken Noodle Soup に入れる「クラッカー」のことです。


What's a bee sound like flying backwards?
ハチが後ろ向きにとぶような、ハチの音は何?

答え
zzub zzub zzub


buzz (ハチなどがブンブンとぶときの音)のスペルを逆さに綴ると、zzub です。 zzub zzub zzub に何か特別な意味があるかどうかは、わかりません。

buzz は、 buzzer (ブザー)の buzz です。


<単語>
backwards -- 【副】 =backward (後ろ向きに、逆さに)


silver bullet 問題解決の決定打

2004年05月29日 | English

Trip report のなかに、熟語が沢山含まれていて中学校の英文読解に出題されるような文章がありました。


Engineers thought that our problem might be more related to ○○○ issues than anything else. After viewing the supplemental data, they felt even stronger about this. However, they were quick to point out that this would be no silver bullet; that we must take "all" parameters into consideration.

エンジニア達は、ほかの何よりも我々の問題が○○○の問題に深く関係しているだろうと考えた。補足データを見たあとで、彼らはこのことをより強く感じた。しかしながら、彼らは、すぐにこれが問題解決の決定打にはならないことを、すなわち我々はすべてのパラメータを考慮しなければならないと指摘した。


狼男はみなさんご存知のようで、 silver bullet (銀の弾丸)が比喩として一般的に使われています。


<単語>
trip report -- 【句】出張報告書
be related to -- 【句】~と関係している
than anything else -- 【句】ほかの何よりも
supplemental -- 【形】補足の
be quick to -- 【句】すぐに~する
point out -- 【句】指摘する
silver bullet -- 【句】問題解決の決定打
take ~ into consideration -- 【句】~を考慮する


Please Route 転送願います

2004年05月28日 | English

不在中に届いた郵便物を整理していたところ、そのなかに某社某工場の PUBLIC AUCTION の広告が一通ありました。もちろん対象物品は、工場で使われる装置類です。


Optics, Ceramic, Glass and Metal Working Equipment
ALL LATE MODEL EQUIPMENT!

光学、セラミック、ガラス、そして金属の加工装置
すべて新型の装置!


この郵便物で、ちょっと気になったのが以下の表現です。


Please Route to Proper Recipient:
□ PRESIDENT / OWNER
□ BUILDING MANAGER
□ PURCHASING

適切なご担当の方に転送願います:
□ 社長もしくは会社オーナー
□ 工場マネージャー
□ 購買担当


route の語意は、 to send something by a particular route (*1) です。 by a particular route が、 send との意味の違いです。


<単語>
route -- 【動】(特定の経路で)送る 【名】経路
public auction -- 【句】競売
metal working -- 【句】金属加工
equipment -- 【名】装置
late model -- 【句】新型
proper -- 【形】適切な
recipient -- 【名】受取人
building -- 【名】この場合、 building = factory
purchasing -- 【名】購買担当
particular -- 【形】特定の


(*1)は、以下の書籍からの引用です。
書名: 『 Oxford Advanced Learner's Dictionary 』
編者: A. S. Hornby
出版社: Oxford University Press


would you like 機内での英語

2004年05月20日 | English

国際線の機内で耳にした英語からひとつ。

Would you like something to drink?
何かお飲み物は、お飲みになりますか?

中学校の英語では I would like to ~ を熟語として勉強しました。その疑問文の形( Would you like~ )を、丁寧な質問の表現として、よく耳にします。もちろん、この like には want の意味が含まれています。

丁寧な聞き方なので、単に No もしくは、No thank you. と答えると横柄な口の利き方になってしまうかな、と思っています。

隣の席のひとは、

I'm good right now.
いまは、結構です。

と答えていました。


Trumps slump 新聞の見出しから

2004年05月19日 | English

日本のことが USA TODAY の記事になっているよ、と空港で同僚が教えてくれました。以下は、その見出しです。

Firms bounce back as Japan trumps slump
日本はスランプを打ち負かすことで、景気回復を確かなものにする。

最初 trumps が動詞だとわからなかったので同僚に質問したところ、 beating の意味だといわれました。

また as を他の英語に置き換えるとしたら何になるかと質問したところ、while, in conjunction to かなあ、との答えが返ってきました。 Japan trumps slump が CAUSE で、 Firms bounce back が EFFECT だとのこと。つまりこの as は因果関係を表す AS でもあるということですね。


<単語>
firm(s) -- 【動】~を確かなものにする
bounce back -- 【句】景気回復
trump(s) -- 【動】打ち負かす


TEAR HERE ココヲキル

2004年05月17日 | English

写真は、ハンバーガー・ショップなどに置いてある袋詰めケチャップの表示です。日本で見かける表示は、 「切る」 もしくは 「キル」 でしょうか。 「切る」 といえば CUT が頭にうかびます。でも、 CUT という表現は、この類のものでは見かけません。


<単語>
tear -- 【動】~を引き裂く(涙の tear とは発音が異なる)


L8R 英文携帯メールの略語

2004年05月16日 | English

i will call l8r

という英文メッセージ( e-mail )が、携帯電話に入ることがあります。

l8r = later です。したがって、上記英文メッセージは、「あとで電話するね」という意味になります。

他に BFN ( BYE FOR NOW ) 「またね」 という略語もあるようですが、こちらはまだ見たことがありません。 L8R も BFN も、もとはインターネットで使われていた略語だ、と思います。

米国での携帯電話によるメッセージ( e-mail )のやりとりは、4年ぐらい前から始まりました。そして、昨年ぐらいからやっとカメラ機能付き携帯電話が普及し始めました。携帯電話の多機能化については、米国は日本よりかなり遅れています。


Recap 英文議事録の最初に

2004年05月15日 | English

以下は、打合せの後に速攻で配布された議事録( e-mail の本文)です。

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Recap of Tuesday's meeting with ○○○ follows:

Attendees
[ここに打合せ出席者の名前が記載される]

Timeline/Action Items
○×△□ - May 10th
○×△□ - May 14th
○×△□ - May 14th - May 18th
○×△□ - May 19th
○×△□ - May 28th
○×△□ - May 29th
○×△□ - June 4th
○×△□ - June 15th

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この、

Recap of Tuesday's meeting with ○○○ follows:
火曜日の○○○との打合せの要約は以下の通り。

という表現は、略式(=手抜き)の議事録を書くときに使える、と思いました。


<単語>
recap -- 【略】 recapitulation (要約)の省略形
follow(s) -- 【動】~は以下の通り
attendee(s) -- 【名】出席者
timeline -- 【名】スケジュール