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シュルレアリスムと美術

2007-11-04 00:00:04 | 美術[さ]
シュルレアリスムと美術@横浜美術館

 11月3日は横浜美術館の快感!記念日ということで、入場無料だった。ホール中央では、RICOH GR DIGITAL2発売のイベントもやっていた。妙な服を着た女が、階段の手すりを乗り越えて股間をこすりつけたり、ホールを走り回って彫刻にお辞儀したりして、迷惑千万、警備員は注意しないのか、と思いたくなるような、なんだかわからないパフォーマンスもやっていた。うむ、なんだかわからん。

 展示室では、「シュルレアリズムと美術」展をやっている。

長崎県美術館蔵、これはけっこう好きなダリの作品である。「海の皮膚を引き上げるヘラクレスがクビドをめざめさせようとするヴィーナスにもう少し待って欲しいと頼む」←長ぇよ

 横浜美術館蔵のでかいダリ作品「幻想的風景」3枚と小さいダリ作品「ガラの測地学的肖像」は、平素は常設展示室で見ているので、見飽きてる気分。でも「ガラの測地学的肖像」のやたらリアルな後姿はすばらしい。

 宇都宮美術館蔵、マグリットの「大家族」:翼を広げた鳥の青空が象徴的で美しい。

 横浜美術館蔵、タンギーの「風のアルファベット」もいいけど、東京国立美術館蔵「聾者の耳」の青みがかかった色合いの作品が好き。

 ニューヨーク近代美術館蔵、エルンストの「女、老人と花」:扇子を広げたような頭と、まるでヒモパンみたいなケツ出しルックの特徴的な後姿は脳裏にこびりつく。誰なんだ?

 そのほかにも、いったい何をかいてるのかわからんちんな作品や、何を言いたいのかわからんぽんな作品や、こいつは絶対頭がおかしいと思えるような作品がいろいろと並んでいた。

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