ざっきばやしはなあるき  

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仏像マニアックス3 & G-Tokyo

2010-02-01 08:31:38 | 美術[さ]
「仏像マニアックス3」@TOKYO CULTURE CULTURE

 今回は9人集まって仏像お笑いトークショー第3弾に行ってきた。

 前半は今回初登場の郡正夫さんによる、インターネットラジオ「コーリーの仏像でGO!」にまつわるトークにまんじまるさんが絡むという感じ。

 後半はクロスケさんと小嶋独観さんが「あの世のテーマパーク」地獄極楽めぐりを紹介するというもの。

 いつものように笑わせてもらったけれど、今回は仏像が出足りなかったんじゃないかと、ちょっと食い足りない気分の人もいたようで、「仏像マニアックス」を聞きにきたら「地獄マニアックス」になっちまった。その上、日曜日の昼間っからこんな所に寄り集まって、罰当たりなお笑いトークを聞いてるほうも喋っているほうも地獄に落ちるに違いないと、クロスケさんが結論付けていた。なるほどそのとおりである。



 2時間半のトークショーが終わってから、少しでも地獄から遠ざかるために、パレットタウンの大観覧車に乗って、下界のちっぽけな人間どもを見下ろしてきた。まあ、降りた途端に自分も見下ろされるノミの十二指腸くらいちっぽけな人間に逆戻りしたわけだが。



「 G-Tokyo 2010」@森アーツセンターギャラリー

 その後、有志3人で六本木ヒルズに遠征。15のギャラリーが集まって、売出し中の現代アート作家の作品を展覧会形式で見せるアートフェアに行ってきた。これはこの土日だけの企画だった。それぞれのギャラリーが割り当てられた展示ブースの中に、自由なレイアウトで作品を展示していた。アーティスト名も書いてない所や、値段を掲示している所などさまざまで、すでに売約済みになっているものもあった。

 ミズマアートギャラリーは山口晃1本で、1本だけあって、電信柱も1本。これは「柱華道」という新作で、電信柱がお馴染みの和洋折衷の妙な按配になっているもの。リアル立体電柱と、ドローイング作品が展示されていて、ふと振り返ると、受付の椅子には山口さん本人が澄ました顔で座っていた。

 シューゴアーツには金氏徹平の霜降り立体作品が3個くらいドデンと居座っていた。売約済みと思われる赤いシールが貼ってある作品の値段は数百万円。

 SCAI THE BATHHOUSEには名和晃平のビー玉粘着作品があったが、中には仏像が安置されていた。

 そんなこんなで、大きな会場で展覧会的雰囲気の中、いろいろなアーティストの新作などがサラっと見て歩けてなかなかよかった。もっと長い期間やればいいのに、事情があってそうもいかないのかな。

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