懺悔させてください。
とっても小さな命だったけど、助けられなかった。
助けられないどころか、誤って死に近づけてしまった。
もしかしたら、私が殺したことになるのかも・・・
これが落ち込んでた中身です。
数年前、カラスに巣を荒らされてから
ツバメがやってこなくなりました。
それが、今年、久しぶりにやってきて
7月に入ったというのに巣を作り始め、かなり小さめだなぁ~と思って見ていた。
ツバメの巣の下にお米の袋を広げてふん対策をして、今度はカラスにやられないといいな
と思いつつ、そっと見守っていた。
巣を作り終わると、お母さんツバメ(だと思う)が、温め始め
気がつくと小さなくちばしが見えた。
おおー!孵ったんだ~
そして、数日後
フン用に広げた袋の上にツバメの赤ちゃんが!
巣から落ちてしまったんだ!
どうしよう~、死んじゃったのかな・・・
この時点で私の心は「怖くて何もできない」になっていて
助けてあげたいけど、どうすればいいの?
お母さんツバメが気がつくかな?拾い上げてくれるかな?
その小さな命はお母さんの気配を感じると、長く細い首を精一杯伸ばして
まるで私に、「生きてるよ!」と言っているみたいだった。
その日は仕事で、すぐに出ないといけなくて(それを理由に見捨てたんだよね)
帰ってから、ば~ばが
「あのツバメがまだ生きてるんだよ」と。
もう暗くなってしまっていたので、巣に近づくのが怖い。
つれ夫に言ってもやってくれない。
その小さな命は、明日には消えてしまうのだろう。
と思っていた。
が、彼の生命力はすごかった。
翌朝見ると、また首を伸ばして生きようとしている。
こんなすごい命を見せられたら、もう怖いなって言っていられない。
巣に戻してあげよう。
生き物が苦手な私は、園芸用のシャベルに小さい雛を乗せて、
脚立に上って巣に戻そうと思った。
脚立をセットして、届くかどうか確かめて
それからシャベルを小さな命をすくい上げた。
雛は警戒して逃げようとする。
「乗っかって、乗っかって。お願い」と言いながら
ようやく乗せて、脚立にのぼり巣に向けてシャベルを傾けた。
やった!
巣に入った!
ほーーーーー
これであとはお母さんとお父さんツバメに頑張ってもらおう。
シャベルに乗せてる時、その小さい命の可愛らしさに気づいて
こんなんことなら、昨日のうちに何とかしてればよかった。
と思った。
そして、少しの時間がたった時
その雛が巣から落ちそうになっていた。
巣にぶら下がっているうように、片足だけで引っかかってる状態だった。
えー!
どうして~
またやるの?
巣から落ちそうになっている雛を見て、お母さんツバメはなす術もなく
その近くで羽ばたいていた。
くちばしで巣に戻せないものなの?
仕方ない!
またやるか・・・
そして、また脚立を用意して、ぶら下がってる雛をシャベルで巣に戻そうとした。
と、
その時
・・・シャベルから逃げるように雛が動いて
転落
え!
私の心臓は口から出そうになった。
「ごめんごめん!」と言いながら下に落ちた雛を何とかシャベルに戻し
また脚立に上った時、暴れた雛がまた落ちた。
。。。
もう、ここまで書いて
余りにも酷い私の行動を、もう悔いても悔いても取り返しがつかないことをしたって
書くのがつらくなってきた。
読んでくれてる皆さんも、つらいよね。ごめん。
それでも雛はまだ生きていて、今度こそ落とさずに巣にもどした。
すでに、兄弟たちとは大きさが全く違う小さい雛のくちばしが見えた。
「ツバメのお母さん、この小さい雛にエサをあげて」
と祈っていた。
その日は一日中気になっていて、ヒマさえあれば巣を見ていた。
しかし、小さいくちばしが見えない。
お母さん、お父さんツバメがやってくると
兄弟たちは大きな口を開けてエサをもらいに巣から飛び出さんとばかりに
首を伸ばして大きな口を開いている。
でも、あの小さいくちばしが見えない。
5羽かえって、見えるのは4羽。
5羽目のあの子はどうしたの?
数日たって、あの子はきっと死んでしまったんだと思った。
私が落ちていたのを初めて見たときに、すぐに巣に戻していれば。。。
せめて、帰宅してからでも戻してあげていれば
シャベルじゃなくて違う何かで拾い上げていれば落とすこともなかったんじゃないか。。。
色んな後悔が次から次に・・・
娘が「一度巣から落ちた雛は人間がエサをやらないと死んじゃうんだよ」という。
エサをあげて大きくしてから戻せばよかったのかな?
今朝、巣を見ると兄弟たちは巣立ちの時を迎えたようで
巣が空っぽになっていた。
ば~ばは「いつの間に練習したんだろうね」と言っていた。
この暑さの中、本来ならすでに次の場所へ飛び去っているはずなのに
遅い巣作りで、この暑さの中での巣立ちで、急いでいたのかも入れない。
ようやく狭い巣から飛び出したのだと思う若いツバメの死骸が、道に落ちていた。
あんなに一生懸命首を伸ばしてエサを食べ、ツバメの親たちも何度も何度も
エサを運んでいたのに
外の世界に飛び立って、わずか1日で亡くなるツバメ。
あの小さい雛も、今日見つけたツバメも
本当に小さい命だけど、痛烈な哀しみが私を襲った。
哀しいし、つらいし、苦しい
私にできたこと、できないこと
自然の摂理の中で仕方ないこともあるかもしれないけど
それでも、自分の勇気のなさで助けられなかったこと
ごめんね
ごめんね
ごめんね
つらい話を書いてしまってごめんなさい。
とくに「死」については、読む人をも傷つけてしまうのかもしれない。
そうだったら、それもここで謝らせてください。
ごめんなさい
合掌
とっても小さな命だったけど、助けられなかった。
助けられないどころか、誤って死に近づけてしまった。
もしかしたら、私が殺したことになるのかも・・・
これが落ち込んでた中身です。
数年前、カラスに巣を荒らされてから
ツバメがやってこなくなりました。
それが、今年、久しぶりにやってきて
7月に入ったというのに巣を作り始め、かなり小さめだなぁ~と思って見ていた。
ツバメの巣の下にお米の袋を広げてふん対策をして、今度はカラスにやられないといいな
と思いつつ、そっと見守っていた。
巣を作り終わると、お母さんツバメ(だと思う)が、温め始め
気がつくと小さなくちばしが見えた。
おおー!孵ったんだ~
そして、数日後
フン用に広げた袋の上にツバメの赤ちゃんが!
巣から落ちてしまったんだ!
どうしよう~、死んじゃったのかな・・・
この時点で私の心は「怖くて何もできない」になっていて
助けてあげたいけど、どうすればいいの?
お母さんツバメが気がつくかな?拾い上げてくれるかな?
その小さな命はお母さんの気配を感じると、長く細い首を精一杯伸ばして
まるで私に、「生きてるよ!」と言っているみたいだった。
その日は仕事で、すぐに出ないといけなくて(それを理由に見捨てたんだよね)
帰ってから、ば~ばが
「あのツバメがまだ生きてるんだよ」と。
もう暗くなってしまっていたので、巣に近づくのが怖い。
つれ夫に言ってもやってくれない。
その小さな命は、明日には消えてしまうのだろう。
と思っていた。
が、彼の生命力はすごかった。
翌朝見ると、また首を伸ばして生きようとしている。
こんなすごい命を見せられたら、もう怖いなって言っていられない。
巣に戻してあげよう。
生き物が苦手な私は、園芸用のシャベルに小さい雛を乗せて、
脚立に上って巣に戻そうと思った。
脚立をセットして、届くかどうか確かめて
それからシャベルを小さな命をすくい上げた。
雛は警戒して逃げようとする。
「乗っかって、乗っかって。お願い」と言いながら
ようやく乗せて、脚立にのぼり巣に向けてシャベルを傾けた。
やった!
巣に入った!
ほーーーーー
これであとはお母さんとお父さんツバメに頑張ってもらおう。
シャベルに乗せてる時、その小さい命の可愛らしさに気づいて
こんなんことなら、昨日のうちに何とかしてればよかった。
と思った。
そして、少しの時間がたった時
その雛が巣から落ちそうになっていた。
巣にぶら下がっているうように、片足だけで引っかかってる状態だった。
えー!
どうして~
またやるの?
巣から落ちそうになっている雛を見て、お母さんツバメはなす術もなく
その近くで羽ばたいていた。
くちばしで巣に戻せないものなの?
仕方ない!
またやるか・・・
そして、また脚立を用意して、ぶら下がってる雛をシャベルで巣に戻そうとした。
と、
その時
・・・シャベルから逃げるように雛が動いて
転落
え!
私の心臓は口から出そうになった。
「ごめんごめん!」と言いながら下に落ちた雛を何とかシャベルに戻し
また脚立に上った時、暴れた雛がまた落ちた。
。。。
もう、ここまで書いて
余りにも酷い私の行動を、もう悔いても悔いても取り返しがつかないことをしたって
書くのがつらくなってきた。
読んでくれてる皆さんも、つらいよね。ごめん。
それでも雛はまだ生きていて、今度こそ落とさずに巣にもどした。
すでに、兄弟たちとは大きさが全く違う小さい雛のくちばしが見えた。
「ツバメのお母さん、この小さい雛にエサをあげて」
と祈っていた。
その日は一日中気になっていて、ヒマさえあれば巣を見ていた。
しかし、小さいくちばしが見えない。
お母さん、お父さんツバメがやってくると
兄弟たちは大きな口を開けてエサをもらいに巣から飛び出さんとばかりに
首を伸ばして大きな口を開いている。
でも、あの小さいくちばしが見えない。
5羽かえって、見えるのは4羽。
5羽目のあの子はどうしたの?
数日たって、あの子はきっと死んでしまったんだと思った。
私が落ちていたのを初めて見たときに、すぐに巣に戻していれば。。。
せめて、帰宅してからでも戻してあげていれば
シャベルじゃなくて違う何かで拾い上げていれば落とすこともなかったんじゃないか。。。
色んな後悔が次から次に・・・
娘が「一度巣から落ちた雛は人間がエサをやらないと死んじゃうんだよ」という。
エサをあげて大きくしてから戻せばよかったのかな?
今朝、巣を見ると兄弟たちは巣立ちの時を迎えたようで
巣が空っぽになっていた。
ば~ばは「いつの間に練習したんだろうね」と言っていた。
この暑さの中、本来ならすでに次の場所へ飛び去っているはずなのに
遅い巣作りで、この暑さの中での巣立ちで、急いでいたのかも入れない。
ようやく狭い巣から飛び出したのだと思う若いツバメの死骸が、道に落ちていた。
あんなに一生懸命首を伸ばしてエサを食べ、ツバメの親たちも何度も何度も
エサを運んでいたのに
外の世界に飛び立って、わずか1日で亡くなるツバメ。
あの小さい雛も、今日見つけたツバメも
本当に小さい命だけど、痛烈な哀しみが私を襲った。
哀しいし、つらいし、苦しい
私にできたこと、できないこと
自然の摂理の中で仕方ないこともあるかもしれないけど
それでも、自分の勇気のなさで助けられなかったこと
ごめんね
ごめんね
ごめんね
つらい話を書いてしまってごめんなさい。
とくに「死」については、読む人をも傷つけてしまうのかもしれない。
そうだったら、それもここで謝らせてください。
ごめんなさい
合掌