SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1506 江ノ電行その4 鎌倉

さてさてお次となる
173
江ノ電の終着は
174
鎌倉駅
058
時計台
アニメ「TARITARI」では宮本来夏が度胸試しに歌っていた場所。
007
鶴岡八幡宮
源氏ゆかりの八幡社。
006
大銀杏
建保7年(1219年)三代将軍・源実朝はこの大銀杏に隠れていた公暁(二代将軍・頼家の子)によって殺害された。この大銀杏は惜しくも2010年に倒壊しています。
012
鎌倉国宝館
011
「常盤山文庫名品展2015 特集:鎌倉禅林の墨蹟と頂相」
期間:5月22日(金)~6月28日(日)
清拙正澄墨蹟 遺偈
国宝。元時代の禅僧で嘉暦元年(1326年)に来日した。
この書は清拙正澄が末期に書いた遺偈で、臨終に間に合わなかった弟子が棺にすがって泣いた所、突如清拙が目を開け法を授けた事から「棺割の墨蹟」と呼ばれています。
千利休添状 附・馮子振墨蹟
国宝の馮子振墨蹟に附属する利休の書状。
馮子振墨蹟は横に長く茶席に向かなかった事から、裁断しても良いかと尋ねられた利休が馮子振の書は見事なので大幅だが切ってはならないと記している。
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旧一条恵観山荘
御陽成天皇の子で関白になった一条昭良が京都・西加茂に建てた別荘の遺構。後に鎌倉に移された。
(写真撮影不可の為、パンフレットより)
ekan
体験型美術館 千利休と四世利休流山田宗偏の茶道具比較展

体験型とはなんぞや?ってところですが、拝見するだけでは無く、手に取り触れる事が出来ると言うもの。
面白い試みでした。
黒楽茶碗 銘 寒天 長次郎作
冬の夜空を想わせ釉景からの銘名か。宗旦所持で後に宗旦四天王のひとり山田宗偏が所持し銘を付けた。
手取りは程よい重さで手にピタリと収まる茶碗でした。同時に展示されていた瀬戸黒茶碗は大ぶりで非常に重く、逆に宗偏作の楽茶碗は軽すぎる感じがしました。
四方釜 辻与次郎作
もとは利休所持の釜で、その後は千少庵・宗旦から山田宗偏に贈られた。
宗偏が所持していた時代、この釜は大事件に遭遇している。それは元禄十五年(1702)12月14日のこと、吉良上野介が屋敷で催した茶会でこの釜が使用されており、その夜赤穂浪士による討ち入りが行なわれている。
なお作者に関して箱書きには名越浄味とあるが、それだと時代が合わない事から辻与次郎と推測されている。
竹茶杓 千利休作
竹茶杓 千宗旦作
共筒茶杓 銘 蘇武 山田宗偏作

利休作茶杓はいかにもな形の茶杓で、宗旦作のものは珍しく利休形。筒はどちらも山田宗偏作の追筒。
宗偏作は斑紋が美しい茶杓で、宗旦作の同銘茶杓「蘇武」を真似て作ったのだとか。

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