SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

秀吉清正記念館 特別陳列「大坂の陣 -豊臣家の滅亡-」

P1030893.jpg
秀吉清正記念館 特別陳列「大坂の陣 -豊臣家の滅亡-」
「今回の展示では、大坂の陣で豊臣家が滅亡に至るまでの、情勢の変化を紹介します。豊臣家は無謀ともいえる戦闘の道を選びましたが、その間にも、豊臣家が生き延びるために力をつくした人がいたことを紹介します。」(公式解説より)ってことで秀吉清正記念館へ。ここは入館無料の割りに解説目録がカラー印刷で豪華となっております。

豊臣秀頼肖像画(東京芸術大学大学美術館)
豊臣秀頼の肖像画といえば養源院蔵のものが有名だが、あちらがおそらく少年時代のものに対して、こちらは青年時代のものであろう。肥満であったとされているが、この肖像画からもそれが窺える。さてこの画の解説には興味深い事がかかれてあった。なんとこの肖像画は真田幸村の依頼により描かれたものだそうで、すると大坂冬の陣から夏の陣の間に描かれたものであろうか?にしても何を考え幸村はこの肖像画を描くように依頼したのだろう。
雲光院(阿茶の局)肖像画
徳川家康の側室。大坂冬の陣では大坂方との和議の交渉にあたっている。
大坂夏の陣図屏風(岐阜市歴史博物館)
真田幸村の奮戦等が描かれている。幸村は鹿角の兜を被り白馬に乗った姿、六連銭の旗も描かれている。
岡本(半介)宣就所用 朱伊予札白糸素懸威二枚胴具足
全身赤の甲冑所謂「赤備え」である。宣就は井伊家の家臣で大坂の陣にも従軍している。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「探訪」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事