京都国立博物館
特別展覧会 国宝
期間：10月3日（火）～ 11月26日（日）
曜変天目
龍光院蔵。日本に、いや世界にたった三碗しか存在しない曜変天目のひとつ。
見込みには、大小の斑文が虹彩を伴ってあらわれ小さな宇宙を創り出している。
他の2碗の曜変天目よりやや小振りで、瑠璃色の虹彩の輝きよりも斑文の白銀の輝きが強いのも異なるところ。
江月宗玩所持で以降は龍光院に伝来したが、もとは江月の父・津田宗及の所持かと思われる。
8つある国宝茶碗ですが、ようやくやっと8つ目となる、この曜変天目を拝見する事が出来ました。
もちろん他にも沢山の国宝が展示してありましたが、今回は曜変天目中心で拝見。なので紹介もこれのみですｗ
それにしても他の2碗と異なる輝き方が意外でしたが、これは今回の照明の加減によるものなのでしょう。展示の仕方にかなり苦心の跡がうかがえました。
