告白。

8月31日にコメントをしてくれたななしさん。所用によりコメントに対する返信が遅れてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
口述試験での大学院合格を是非とも目指して頑張ってください。

残念ながら、自分は口述試験を受けていません。口述試験資格は『4年次に学年順位上位1/2以上で受験可能』だったはずです。
俺の場合、その上位1/2に1位だけ届かなかった人間です。なので一般入試を受験せざるを得なかったというのが本音。

僅かな情報によると口述試験では科目の事を聞くのではなく、ごく一般的な面接試験であったとの事。
・志望動機
・この大学院を選んだ理由
・苦手科目を克服するために自分なりに努力しているか
・現在行っている卒業研究を修士課程まで行える覚悟があるか
など、予想だにしない応えづら～い質問を投げかけてきます。
自分の目標をしっかりと持ち、自信を持って解答できれば大丈夫です。

俺の場合、質問されたことはこんな感じです。
(受験番号、名前を言った後)
1.合格した後、貴方が希望する研究室はどこ?
2.もし1次試験に落ちたらどうする?
3.志望動機は?
4.将来の職業以外にあなたが興味ある事はありますか?
5.TOEICのスコアが低いけど、自分なりに対策を考えていますか?
6.得意教科は?

教訓として「何事も偽りなく正直に白状する事」が一番。嘘をついたかどうかは試験官には一目瞭然です。
研究室の先輩が言っていました。『面接試験は、先生からのお叱りだと思え』

『本当に大丈夫なの?』
『そんなの当たり前だよね。』
『もう少し勉強した方がいいよ。』
『就職の面接だと落ちてるよ。』
生徒を言葉の暴力でボッコボコにするのが先生のお仕事です。

俺の場合、一番大っっ嫌いな先生と面接をして焦り、へまをして「あ、完全にやっちまった…」と敗北者オーラのまま試験後に研究室へ逃げるように入ったら、体が全く動かず放心状態。

『不合格になったらお前を強制的に自衛隊に引き込む』と脅迫してきた兄の言葉が精神的に俺を押し潰し、不安とストレスにより自然と涙が流れたのも事実。自分の覚悟が圧し折られた感じでした。

『自分は終わった』
『もうダメだ』
『次の進路考えよう…』

マイナス思考となったせいか、面接で当たった嫌いな先生が夢に出てくるようになりました。
笑顔で俺に近づき『君、この大学には必要ないから出てってくれ。』と退学届を突き付けて目が覚めると午前2時。

そんな夢を3日連続で見た。快眠なんて出来るわけないです。

不安で押しつぶされそうになりながらも、合格したことを確認した時は有頂天。
『内部受験だし、楽勝だよ』
『そりゃうかるよ』
と言ってくれた人もいましたが、自分がもしその立場だったらそんな言葉が吐けますか?

俺は軽い気持ちで受験したわけじゃないんです。志望校も新大一本。他大学へ行くつもりは全くありません。
複数の志望校があるってのが個人的に嫌いなだけ。
『志を絞り、そのために己の全力を尽くせばいい』それが受験の心得です。

そんな気持ちにさせてくれたのが長渕剛さんの『SAMURAI』という曲。


大和の国から のろしを挙(あ)げて
今、俺達は 北へ向かう

我が道を ただひたすらに
迷う事なく 走ればいい
人のなりふり 気にとめないで
ただただ 真っすぐ ひた走れ

時代のせいに よりかかっても
船は動きは しないさ
もしも風さえ 吹かなかったら
お前が風に なればいい

人がつくった標識など 決してまどわされないで
変えてゆくのは お前自身さ
決めてゆくのはお前さ

容赦なく 血の雨に
叩き付けられても かまわない
また誰かの せいにしちまって
夜の闇に ほうむっちまうより

失われた「明日」を今すぐ
とりもどしに 行かないか?
力無き正義など くそっくらえ!
屁理屈ばっかの この国で

そ知らぬ顔で裏切るよりも 誰かが抱きしめてやれ
人間(ひと)の悲鳴を今こそ
俺たちは愛し貫こう

俺は見た 鎖を引きづりながら
片脚で駆けてく 野良犬を
誰かに切断された 不自由から
はい上がる 自由を

降り下ろされた 金の斧で
かっ切られた首が すっ飛ぶ
生臭いハエが ブンブン群がり
この国から 背骨が消える

想いが届かぬいらだちより あいつの痛みを信じて
夢を両手でしっかり掴み
意地でも死んでも離すな

悔しさはやがて 力になり
悲しみはやがて 優しさに変わる
死の淵を共に 超えてゆけ
そして 勝利の女神を呼べ

生きる記録を グングンガンガン
ぬりかえて 突っ走ってゆけ!
命尽き果てるまで 俺もお前も
真っ赤に燃ゆる火だ 炎だ

錆びた線路に突っ立ち ただ待っても汽車は来ねぇ
引き裂かれた魂たちよ
も一度絆を呼び戻せ

大和の国から のろしを挙(あ)げて SAMURAI!
今、俺達は 北へ向かう NIPPON!


ななしさんへのエールを込めて。自分の道を探し、突き進んで下さい。応援しています。