姑様閉め出し

嫁ライチ、無意識の逆襲？
そんな事件が起きました。

その日、姑様は、お仲間とともに、
自分の車で遊びに出かけたのでございます。
で、出がけに嫁に一言、
「悪いども、車庫の戸、閉めでおいてけれな。」と。
「はい。」と返事したアタクシ…
内心、「チッ！めんどくせえな…」と思ったわけで。

車を出庫→車を降り→車庫の戸を閉める→車に乗る→出発

この一連の行動に、何分の時間がかかるというのでしょう？
わずか10秒ではありますまいか？
この僅かな時間さえ惜しいのでしょうか？姑様。

車庫の戸を開けっ放しにしておくと、
野良猫や小鳥が迷い込んだり、雪が吹き込んだり、
なによりも、防犯上よろしくないのよ！
以前から、平気で開けっ放しで外出するので、
１度、姑様にご注意申し上げた事あるんです。
やんわりと、ね。
「おかあさ～ん。巡回のおまわりさんが来て、
車庫の開けっ放し、注意されちゃったんですけどぉ。」って。
（もちろん、警察の巡回は嘘ですが…）

姑様は、正面玄関をほとんど使わず、
いつも勝手口から出入りしておるのです。
（我が家の勝手口は車庫に繋がっておるのです。）
で、勝手口、カギかけていかない時が多いんです。
防犯意識が低いんですよ！ホントに呆れますよ！（怒）
皆さん、ど～思います？

車庫の戸を閉めにいくと…案の定！
コロコロと太って美味そうな冬スズメが…迷い込んでおりました。
出口を探し車庫内を飛び回り、追い出すのに一苦労。
ああああ～～～～！もう～～～～！苛つくう～！！

で、姑様は、夜21時過ぎに帰ってきたのですが…
「車庫の戸が開かないんだけど、カギしたのか？」
と、アタクシのケータイに電話してきました。
2階の自室でくつろいでいたアタクシはびっくり！！
玄関先でブルブル震えて立っていた姑様を、
急いで家に入れまして。
（今日に限って薄いコートを羽織ってるし。）
「閉めただけで、カギはかけてませんよ。」
「じゃ、戸が凍ったんだべか？」（冬場そういう事も有り。）
で、車庫に確かめに行くと…やはり施錠してあったのさ！

Nooooo!？何故！？施錠した記憶無～い！！
…ア、でも、もしかしたら…
無意識のうちにしちゃったのか？ひゃはっは。
いずれにせよ…
姑様に、疑いの眼を向けられてしまった嫁。

っていうかさ～…
正面玄関のカギさえ持ってないっって？
いったいどういうことよ？
「お母さん。カギって持ってないんですか？」。
「あるけど…持って外出なんかしないもの。」
…そうなのです。貴女はそういう人なんです！
ムカ～～～！！なんか腹立つう～！

さあ、全国の空き巣の皆さあ～ん♪
チャンスですよチャン～ス♪
って言っても、うちはガラクタばっかで、
金目のものって全然無いんですけどねえ。