親爺の近況

父は、掃除や食事の後始末、洗濯などは一通りできる。
台所も、使った後は、きれいに掃除してしている。
むしろ、母よりもまめにやっているし、キチンとできるようだ。
だから、アタシが毎日実家に行って
こまごまと世話をする必要も無いくらい、大丈夫なのだが…。

問題は…料理である。
父自身、努力して何か作っているようだ。
ジャガイモを茹で、マヨネーズを入れただけのポテトサラダ。
（父はマヨラーである。）
加熱し過ぎて、ぼろぼろになったスクランブルエッグ。
まるまる一尾のニシンを買って来て焼いたらしいが、
いまいちで、不味かったそうな。
ある時は、ブリの刺身が食べたくて、
買って来たのは…分厚い煮物用切身。
アアアア。笑。それでブリ大根を煮てあげたけどね。
プロフェッショナル主夫としては、まだまだ駆け出しに過ぎんな。
今時スーパーの惣菜コーナーに行けば、
唐揚や天ぷら、焼魚、お一人様用『晩のオカズセット』もあるのに。
何故、そういうのを利用しないのかな？

実は、歯が悪くて、食べ物が満足に噛めない状態の父。
好き嫌いは殆ど無いけど、食べられる物は、
柔らかいものに限られてくる。
入れ歯があわなくなってきてカパカパしており、
その為に発音がはっきりしない。
そのくせ、早口でおしゃべり。（男のおしゃべりって最悪だな！！）
何を喋っているのか解らないときさえあるのだから困るのだよ。
どうも、歯科通院が怖いらしい＜子どもか！

昨日は、秋田市に住む弟が帰って来て、
鍋一杯にカレーを作って置いていってくれたそうだ。
でも、毎日は飽きるし、ねえ？
…ど～れ、明日は父の様子でも見に行ってくるか。