個食の３人（1）

我が家では…
姑様・夫・嫁、それぞれが、毎日、自分の食事を作り食べる。
夫は単身赴任先で自炊。こちら嫁姑は、食事別々、というわけ。
同居初期には、嫁のアタシが食事支度をしていたが…
やがて姑様から『やっぱり食事は別々で支度しよう』と申し出があったのだ。
３人が揃って、共に食事をするのは…月数回くらいだろうか。

楽っちゃ楽だが…
時々、飽きがくる。
料理するのは、好きだ。でも…誰か他の人が作ったものが食べたい…そんな気持ちになるコトがある。
スーパーの総菜やホカ弁ではダメだ。
どこかで外食、ってのもNG。
なんていうか…
もっと、作った人の心が感じられる…
そう、『おふくろの手料理』が食べたい。

では、姑様の料理はどうなのか…
う～む…味も単調だし、しょっぱいし…
残念なことに…
お世辞にも…うまいとは言えない。
ま、ハッキリ言って
『不味い！』。
↑言っちゃった…(笑)。
彼女の辞書には『綺麗に盛り付け』という言葉は無い。
趣味の良い器なんか、
あったとしても、しまいこんでいる。
汁物オカズは、どんぶりに山盛りドン！で、
他のオカズは、皿にのせれるだけのせ…
例えて言えば、『ホテルの安バイキング』状態である。
はあぁ…食欲減退…。もう少しさ…情緒ってのが無いのかね。
あれじゃあ（一昔前の）犬猫の餌だ。
だから、姑様の『おふくろの味』には、期待してないのだ。

※続く