踊る!子豚御殿♪

吠える専業主婦、ライチ!参上♪

無意識の復讐

2008-08-04 15:20:44 | ライチ家の人々
先週3日間ほど、両親の様子を見に、実家に帰った。
前日、電話で「帰るからね」と伝えたら、
父は少し元気でたようで。
奮発して夕食にお寿司を準備しておいてくれた。
(スーパーの寿司だけど。)

父は、やつれて、頬もげっそりと痩けていた。
「ちょっと!大丈夫なの?」と訊くと
「…ああ~、これ、はめてなかったからか。」と
側にあった入れ歯をカパッと口に…
そしたら、いつもの父の顔になった。
…ああ、びっくらこいた。びっくらこい~た♪
それでも、父は、心底ヘロヘロな様子。
当たり前だ。自分の仕事・雑務で忙しいうえ、
掃除洗濯買物食事の支度もすべてやっているのだから。
齢74にもなって、何故にこんなに
蟻のように働かねばならないのだ?

母の身の回り&食事の世話。
住職代理、檀家総代としての寺の事務仕事(会計や催事の手配準備)、
マンションの自治会の仕事、(今年は班長になったらしい。)
そして、朝の新聞配達。
新聞配達で得る金など微々たるものだが、
男の沽券が許さないゆえ、
なにがしの収入は得たいらしい。
だったら、現役の頃から貯蓄するなり、
節約するなり、年金もキチンと払っておけばいいものを。

父は言う。
「母さんがこんなになっても見放さない。
母さんが全快して、今までどおり家事もできるようになるまで、
何から何まで世話するつもりだ。
俺はな、一所懸命やってるんだよ。」

たぶん、母は確信犯。
家事も頑張ればできないこともないのに
全くできないフリしてるだけなんだってば。
もしかしたら、これって父への復讐か?母さん?
アタシは覚えている。
父は今まで、母には沢山の苦労をかけた。
生活設計も信条も何も無く、のんべんだらりと生きてきて、
酒だけは、毎日のように呑み、毎日のように酔いつぶれ、
あげくの果てに奇行三昧。
そのくせ、次の日まで一切覚えてないんだから。
一種の酒乱だよ酒乱。(酔っぱらいなんて大嫌いだ!)

そんな情けない父に、黙って耐えて、付き従ってきた母。
彼女が一番の犠牲者なのだ。
その積年の恨みつらみが今、復讐となって父の肩にのしかかる!
…母の無意識のうちに。

…ああ、嫌だ。怖い。
(家政婦は見た!風に)

恐い話、次回に続く。笑

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4 コメント

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続きが気になるぅ (凛華)
2008-08-04 21:11:07
何か、某ブログ管理人の家族でも過去起こっていたよ
うな話で。(今も・・・?)
姐さんのお父さんは過去に迷惑かけたと思っているから
今必死に働いてるんじゃないかなぁ。
うちのとーちゃんは・・・無理だな。 姐さんの
お父さんのような行動は起こさないだろう。。。 
それを考えると怖くなっちゃうよ(泣)
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こわいす。 (happylife)
2008-08-04 21:27:57
お母様は無意識のうちに何を・・・ドキドキ。
[物蔭]д・)ノ チラッ
のんべんだらりと生きてきた分、
お父様は今頑張ってるのかな?
こういう状態にならないと男の人って
動けないのかもしれませんね~。
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Unknown (手箱)
2008-08-04 22:08:17
奇行三昧ってところが気になります。苦あれば楽あり。楽あれば苦あり…って感じなのでしょうか。どっちがいいかなあ。。。。
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奇行三昧 (ライチ!)
2008-08-07 16:38:11
えとね、お店で呑んだ帰り、給料袋落としてきたり、
真冬に暖房切った車の中で熟睡(自殺行為や~!!)
真夜中、自分ちと間違って、隣家の玄関叩き喚く…他
あ~ここには書けないこと多々あり。
簀巻きにして川に流したくなりました。w
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