ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

あわさ

2008-06-23 | 折々の京ことば(yahoo blog)
間。すき間。
「歯のアワサに何かはさまって、なかなか取れへん」。
アワサイ、アワイサとも。
「タンスのアワサイに定規が落ちてしもうた」。
あわい(間)に基づく。時間的にはアイサニという。
「アイサニええこと言わはるな」。空間的にはアワイサ、
時間的にはアイサニと使い分ける。
アイもアワイも間の意。
アワイからアンバイという語を作った。
アワイは物と物のまじわるところ、人と人の関係をいった

               (京都新聞 折々の京ことばより)

あめさん

2008-06-21 | 折々の京ことば(yahoo blog)
飴。食べ物にも「サン」を付ける。
芋を「お芋サン」と「オ~サン」を付けて丁寧にいう。
粥を「オかいサン」、豆を「オ豆サン」、揚げ豆腐を「オあげサン」、卵を「オたまサン」。
飴は母音アで始まり「オあめサン」と言いにくいのでアメサンである。
しかし、昔は京都御所では「鮎」に「御」を付けて「御鮎」の表記が多く見られた。
アメサンをアメチャンというのはより親愛の気持ちが移ったのであろう。

                (京都新聞 折々の京ことばより)

おきばりやす

2008-06-20 | 折々の京ことば(yahoo blog)
精出してがんばってください。
「よう勉強しやはりますな、オキバリヤス」。
キバルは「気張る」からで、もとは息をつめて力むこと。
「オ~ヤス」の構成で敬意を示す。
仕事をしている人に呼びかけるあいさつことば。
祇園花街では、舞妓・芸妓をお座敷に送り出すときに、子万屋の女主人が
「オキバリヤッシャ」という。「キバッタハリマスナ」と呼びかけることがある。
やや皮肉を込めて受け取ることもある。
 
                 (京都新聞 折々の京ことばより)

おため 

2008-06-19 | 折々の京ことば(yahoo blog)
贈り物を受けたときに出す返礼の品。
贈り物を持参した人「ちょっと待っておくれやす。オタメいれさせてもらいますよって」
といい、オタメガミを進物の盆の上に載せて渡した。
オタメガミは半紙を二枚四つ折りにしたもの。
かつて京都御所ではオトビ、トビと言った。
宮廷の公式日記「お湯殿の上の日記」にも記される。オウツリともいう。
オツリと同じく釣り合いを保つの意味からである。

           (京都新聞 折々の京ことばより)




結婚祝いにもってきてくれたときのオタメです。 一割をお返しします。


出産祝いの時は赤白の水引です。